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営業マンの心構え (ある経営者の卓話より) [仕事についてのエトセトラ]

とあるロータリークラブのHPに、小生が経営の師と敬愛させていただいているT会長のお話が掲載されていましたので、ここに借用させていただきます 無断での転載をお許しください

[本]
「・・・・・・・・(略)
仕事の話を少ししたいと思います。 私は嫌いなのですが、この頃何でもかんでも機器に頼る。コンピュータを使う。パソコンを打って皆これで処理する。

 なぜ嫌いかというとパソコンで打った資料やFAXなどには魂が無い。だからやっぱりお客様のところに行って、お客様の顔を見て、営業をする。皆さん経験があると思いますが、お客様のところに行くと課長クラスの人ともう 一人アシスタントくらいの人が出てきてくれる。

 そのとき一番大事なことは、皆課長とやり取りしますが、隣にいるアシスタントがどんな顔をしているかです。例えば「値引きしてくれ」という話になり「では50円、値引きしましょう」と言った時のアシスタントの顔色で30円でもいけたかな?とか、この感じを掴まなければいけません。
 また大事なのが、帰るときに相手がどんな態度で送ってくれたかです。だから営業というのはやはりコンピュータで打ってFAXでやり取りするのでは本当に魂が無い。営業マンが行ってこそ、空気が読める。そして、商談が終わるとすぐにノートに書き込む。3~4社廻って、その夜では遅い。今のことをすぐに書く。これが営業マンです。
 
 それと営業マンの中でいつも忙しくしている奴がいる。これは忙しくて成果が上がらない。営業は「考動」です。「行動」では無く営業マンは「考動」でなくてはならない。考えて動く。行った先でどんな話になるか、どうアピールするか、どう対応するか、計画性を持っていかなければいけない。

 会社で一番大事なこと。電子機器は次から次へと新しいものが出てきますが、誰が動かすかというとやはり人なんです。
 経営者はいい人を採ること。いい人を一人入れると、いい人が三人になります。悪いのを入れると十人になりますよ!
 いい会社というのは課長がしっかりしています。社長や役員はどこの会社に行っても大同小異、そんなに変わりません。会社を見るのに興信所で手形がどうとかそんなことよりも、その会社が今後どういうことを計画して、どう考えて、その為にどんな人がいるかを見ること。課長がしっかりしている会社は必ず伸びます。
・・・・(略)」

さて、皆様はどう受け止められましたでしょうか。。。。。。。

小生が「成功した企業トップの15カ条」というお話をさせていただく時、必ず、思い浮かべる何人かの方がいらっしゃいます その時、だれをおいてもトップに浮かぶのが、このT会長です
ただ、「お前に何がわかる!」と、また叱られてしまいそうです




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うつは治るかも。。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

あるブログからの引っ越しです・・・・・・

[ひらめき][ひらめき][ひらめき][ひらめき][ひらめき][ひらめき]

最初にお断りしておきます
私は医者ではありません この話は感覚的なものです

最近は「うつ病」とか「うつ症状」の人が増えましたね
サラリーマンをやっているとこういう人によく出会うようになりました

少しだけ自慢話をすると、私の部下は皆さん治って活躍しています
たぶん、偶然だと思いますが、少しだけお話しておきましょう

まず、「うつ」になる人のタイプを申し上げましょう
その人に自分の性格を書いてもらいましょう
ほとんどの人が共通しています
「まじめ」とか「几帳面」 というのが一般的です
もし別の回答だったとしても、深層はそうだと思います

親や学校とかでそういう教育を受けていらっしゃった人かも知れません
とにかく自分が思い込んだ「かくあるべきルール」からなかなか離れることのできないタイプです

アバウトなのが許せないというのも特長です
他の人から見れば、他愛もないどうでもよいことですが。。。。

それから「他意識過剰」気味の人が多いですね
つまり、「他の人からどう思われているか」 とか 「どう見られているのか」
というのをすごく気にするタイプです

多かれ少なかれ誰にでもあることですので気にしなくてもいいのですが
なかなか、リ・クリエーション(気分転換)できない人なのです

「うつ」と付き合うためには、そういう性格的な部分をまず理解しておきましょう
タグ:うつ
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うつは治るかも。。。。。② [仕事についてのエトセトラ]

最初にお断りしておきます
私は医者ではありません この話は感覚的なものです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うつ」または「うつ症状」の人についてお医者さんに行ったことがありますか?
職場復帰という診断では、その判断に少し疑問が残る先生も多いようです

最近では抗うつ剤が進歩したせいか、薬で治そうとされる先生も多いようです
また、サラリーマン組織を理解されていない方が多い(?)せいか、対応策は少し現実的でないような気がします

以前からうつ症状の人には「がんばれ!」は禁句だといわれてきました
なぜでしょうか?

たぶん、「プレッシャーを与えてしまう」ことからかもしれませんね
でも、前回も述べましたが、「うつ」症状の人は他意識過剰なのです
「何で、私が、あいつから励まされなければいけないんだ!」と思ってしまいます
他の人を意識するということは、「他人に負けたくない」「恥ずかしい思いをしたくない」ということの現われなのです
ですから、自分と同じレベルあるいは目下の人から励まされたり同情されるのがいやなのです

普通の人(「うつ」症状でない人)でも、ゴルフなんかしている時に、自分よりも下手な同伴者から励まされたりすると力が入ってしまうことがよくありますね
あれと同じです
タグ:うつ
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うつは治るかも。。。。。③ [仕事についてのエトセトラ]

最初にお断りしておきます
私は医者ではありません この話は感覚的なものです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最近職場復帰訓練というのがはやっているようです
今は担当が違うので、見ているだけですが
たぶん、ほとんどの人には効果がないでしょう

見ていると、身体を職場に(仕事の雰囲気に)慣らすことがまず主目的のようです
仕事も与えられずに、職場に来ることが目的のようです

おそらく、多くの人には効果はないでしょう
なぜなら、「うつ」症状の人は、他意識過剰(ある意味プライドが高い)なのですから、仕事もせずに職場にいることは返って逆効果です
期待されてないということは屈辱的なのと、他方で、「早く役にたたなければいけない」という思いを助長させてしまいます
何せ真面目な性格の人が多いのですから

勤務時間も短くしたりするのは、最初の一日だけでいいのです
出勤のスタート日は水曜日とか木曜日とかがいいのではないでしょうか
数日勤務したら週末の休みというパターンから入るのがいいでしょうね
勤務時間に特別な配慮は不要です

それから、仕事を与えないのはよくないですね
「職場=仕事の場」ですから、少なくとも頭の中は「仕事をしに来ている」のです
普通の人でも仕事を与えられないの苦痛ですから、まして、真面目な人には、そのことがいっそう負担になってしまいます 「気を使ってほしいのは山々です」が、あからさまに「気を使われる」とプライドを傷つけてしまいます
タグ:うつ
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うつは治るかも。。。。。④ [仕事についてのエトセトラ]

最初にお断りしておきます
私は医者ではありません この話は感覚的なものです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うつ」を治すにはどうしたらいいのか
どうしたら「うつ」は治るのか。。。。
少し話してみましょう

まず、「うつ」の人の特長をもう一度考えてみましょう
性格的な要素が強いのですが
1.真面目
2.几帳面
3.恥をかくのが嫌い
4.プライド(自尊心)が高い
5.他意識過剰(他の人からどう見られているかということを気にする)
といったことがあります

また、育った環境を見ると
1.それなりにエリートであった(狭い世界では優秀な人)
2.周囲の庇護の下に育てられた
3.今までは、自分の思い通りになってきた

といったことがあげられます

「うつ」になるときは、性格的な琴線に触れるか
今までの育った環境とは違う壁に直面したか
そのどちらかではないでしょうか

「うつ」の人が家族にいたり、「うつ」の人を部下に持った時の対応ですが
まず誰が、パートナーになるかということを決めましょう
「うつ」の人はプライドの高い人ですから
かなり「権威のある人」あるいは「尊敬できる人」であることが必要です

ひょっとしたら、「うつ」の人は、ペットと同じで
感覚的に(あるいは本能的に)その人の地位を嗅ぎ取ってしまうのではないでしょうか
集団の中で、相対的に力関係の弱い人(リーダー性の乏しい方)は「うつ」の人のパートナーにはなりにくいのかもしれません

小さな会社なら、社長自らがパートナーになってあげるのが一番いいでしょう
部長だからとか、課長だからとか、上司だからとか、同僚だからという距離感で臨んでは効果がありません
何よりもその組織内での権威がある人、存在感がある人に関心をもたれているということが必要です


家族なら、一番尊厳がある人がパートナーになるのが一番です

尊敬の念があるとか、信頼しているという距離感がある人が適任です

「うつ」だからといって、低姿勢で取り組むのは好ましくありません
ただ、傲慢なのも嫌われます
プライドが高い人が多いですから、持ち上げる必要はあります
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うつは治るかも。。。。。⑤ [仕事についてのエトセトラ]

最初にお断りしておきます。
私は医者ではありません。この話は感覚的なものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うつ」は特別な病気ではありません。
自尊心の高い人が傷つけられたり。
注目を浴びたかったり、
恥をかくのがいやになったり、
そういうことを思い悩んで、何もできなくなってしまうのが「うつ」です。

それは、人と比べられたり(自分で比べてしまったり)したときに顕著になります。
会社で、机を並べている誰かと見比べた結果自己嫌悪になったり、
励まされたことでプライドを傷つけられたと思い込んだり、
「明日はどうしよう」と物事が起きる前から心配したりいろいろです。

「うつ」を治すには、理解はいりません。
「うつ」になる原因が起きないように配慮すればいいのです。
正常な人から見ればじれったいことでも、
スピードは緩めて、時間をたっぷりと上げてください。

人と比べないような配慮をしてあげましょう。
簡単です、褒め殺しです。
「君がいるから助かったよ」の一言でいいのです。
「ここまでできたんだ」という達成度の評価も必要です。

特に仕事を終えて帰宅する際には、頭の中から仕事の話を空っぽにしてあげましょう。
「この続きは明日にしよう」とか「明日また考えよう」というのは禁句です。
特に留意しなければいけないのは金曜日(週末)です。
「月曜日でいいよ」こそ禁句です。
なぜなら「土曜日と日曜日は仕事のわだかまりが残ったまま」になってしまいます。
だから「月曜日には仕事に行きたくなくなる」のです。
金曜日には「仕事の棚卸し」をすることが有意義なようです。

なぜなら、「うつ」の人は心配になっておうちでもその続きのことで思い悩んでしまうのです。
ですから、「うつ」の方が部下なら、朝テーマを与え、夕方までにできたかどうかを確認しましょう。
一応、テーマについて達成度を見てあげてください。

たとえできてなくても、「すごいじゃないか!こんなにできている」と前向きに評価してあげましょう。
考え方がわからなくて結論がでないような場合は、彼(彼女)がどこまで考えたか確認しながら、答えを教えてあげましょう。「君がそこまで考えてくれたから、答えがわかったよ。 『こうじゃないかなぁ』」と、彼(彼女)のおかげで答えが出たように回答(解答)を教えてあげましょう。その日のうちに結論を出してあげてください。

うちには宿題を持って帰らない。達成感だけを持って帰る。というのが原則です。


タグ:うつ
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運動会には「見える化」がいっぱい (職場の合理化の方策) [仕事についてのエトセトラ]

運動会シーズンもそろそろ終盤でしょうか?
運動会でお気づきのことはありませんか
なぜか赤白帽であったり、赤組と白組であったりします

ご子息やお嬢さんのクラスがよくわからなくても、「ぼくは赤組」「私は白組」と聞いていれば、応援するのが簡単です
「玉入れ競争」を思い出してください
紅白なのか赤白なのかよくわかりませんが、とにかく色でグループ分けです

リレーとか応援合戦になるともっともっと色が増えたりしますね

この色分けを、ビジネス(オフィスや工場)の中に持ち込んでみませんか?
理屈抜きでわかりやすくなることがあるかもしれません
赤白の競争も、試合が終われば、みんな仲間です。。。。

実は、銀行の支店には、
営業第1課、第2課、第3課。。。。 とか
営業第一部、第二部、第三部。。。。 などと言った組織があります

整理とか整頓があまりにも悪いので
各課のアシスタントの女性を集めて、あることをお願いしました
①各課毎に好きな色を決めること
②その色のシール(テプラとかネームランドを使用)を各課で専有・管理しているものすべてに貼りつけること
たとえば、カバン、収納ボックス、パンチ、書類ファイル等々分けられるものはすべてです
③各課が管理しているスペース・整理棚・物品庫にもそのカラーのシールを貼ること
たとえば、机や引き出しや物品庫の棚等々に各課色のテープを貼ること

さて、結果はどうなったでしょうか
各課毎に色を統一することで
「誰が」から「何色が」に変わりました
職場は、個人の能力も大切ですが、チームの総合力や補完機能も必要です
チームワークという教条的な言葉が自然な形で受け入れられていきます

もしオフィスや工場や倉庫などの管理や運営がうまくいかなかった時には「色」を分けてみませんか?
ぜひお試しください・・・・・・

そういえば、自分の子供に目立つハイソックスなんかを履かせていらっしゃるご父兄の方もいらっしゃいますね
ただ、ビデオやカメラのレンズ[カメラ]ばかり覗いていて、「全体像」を見失わないように気をつけてくださいね。。。。

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「朝礼」と「夕礼」をやっていますか? [仕事についてのエトセトラ]

皆さんの職場やオフィスでは、「朝礼」とか「夕礼」(ゆうれい)をなさっていますか?

みなさんがご存じの銀行員に、
①「朝礼」をやっているか
②「夕礼」をやっているか
という質問をしてみてください。

ほとんどの銀行員は「朝礼」はやっています。
と答えるはずです。
理想を言えば「夕礼」もやってほしいものです。

銀行は組織で仕事をするところです。
「朝礼」は
①今やらなければいけないことのトーン合わせ
②ルールの徹底
③スケジュールの確認
④その他庶務的な事項の確認・連絡
などの伝達会です

小さな組織(作業域)では、
「××さんは、今日は何をしますか?」
という問いかけでもいいのです。

ほんの10分でいいのです
リーダーの方は、この時、部下のみなさんの顔色を確認しましょう
二日酔いが残っているようなら、車の運転とか、間違うと危険な目に会う作業からは外さないといけません。


できたら「夕礼」(ゆうれい)をやりましょう
ほんの5分でいいのです。
いる人だけでやってください。
①やり残したことはなにか
②苦情はなかったか
③課題や問題はなかったか
ということです。

少しだけルールがあります
①就業時間内にやってください(時間外は厳禁です)。
②記録を書き留めてください
・・・・「能率手帳」よろしく、1回分は3行、1週間分を1枚の紙に収めてください。
   当初からメンバーの名前を書いておき、出席者だけ○をしましょう。

③記録は、欠席者やパートさんやアルバイトの人に見てもらうようにしましょう。
④課題や苦情や問題が残った場合は、時間を決めて、その日のうちに処理をしましょう(それが残業です)。
⑤机の上は1度片づけてから「夕礼」を始めましょう。

⑥進行役は、リーダーが行います 進行役がいろいろ質問をする形式が長続きするコツです。
⑦記録は1週間分を責任者にまとめて回付しましょう。
…ただし、問題点は、口頭で即報告です。


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「ねこ」と「ねずみ」と「営業マン」と。。。。(それでもねずみをとるネコがいいネコなのか) [仕事についてのエトセトラ]

「ネズミ」をたくさん取るネコがいいネコ・・・・・これは営業マンへの一つの見方でしょうか

皆さんは営業マンですか?
あるいは、みなさんの会社には営業マンはいますか

どんな営業マンが評価されるのでしょうか・・・・・

今のような不景気なときこそ、営業マンの実力が発揮できる時であり
営業マンの評価制度を考える時なのでしょうね

こんな時期ですから、
①利益をとって
②売上を伸ばし
③将来の取引関係の礎を作る
ような営業マンがいいのでしょうね

最近のヒューマンビジネス(モノづくりに対抗するビジネスで、ある意味サービス業のこと)の営業マンを見ると
①とにかく売上が上がればいい
②上司の受けが良ければいい
③お客さんが嫌な顔をしなければいい
と言った方が多いような気がします(小生の感覚にすぎませんが)

もし、ものづくり(メーカー)の営業マンなら、たとえば化学物質の営業マンだとしましょう
商品性に見劣りがするようなら売れません

化学物質の場合、他の何かと混ぜることで新しい商品を作ることが多いのですが
品質が悪いのを許容してしまうと、次のステップで必ず「見劣りのする商品(製品)」ができてしまいます
・・・・・こんなことは、小生が指摘するまでもなく、言わずもがなのことですが。。。。。

次のステップや全体像を意識した商売をしないと、息の長い取引につながらないはずです

さてさて、みなさんのビジネスはいかがでしょうか
今みたいな不景気にはスーパー営業マンがほしいものですが、
ビジネスの流れをチェックしてそこに工夫と汗を加えれば、ひょっとすれば新世界が生まれるものかもしれません

小生が知る限りでは、生命保険、証券の方々は転職(トラバーユ)が多いような気がします
おそらく彼らは優れた営業マンだったのですが。。。。
ペイ(報酬)だけの問題で転職したのでしょうか?
それとも何か今の職場に不愉快なことがあって転職されたのでしょうか
転職できるだけの「職」や「ポスト」があるだけでもうらやましい限りです
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女性はオフィスでのブラウスを何日毎に洗濯しているのか。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

今まで、オフィスでの女性の服装についてはあまり関心がなかったのが実情です。

①銀行は制服が一般的ですから、気にも留めなかった。
②服装のことを女性に尋ねるとセクハラに通じかねない。
ということもあります。

最近、何気なく部下の女性と話したのですが、まさかということがありました。
なんと、「女性の中には、ブラウスを何日か連続して着る人もいる」
らしいのです。

真偽のほどは、確かではないのですが、どうも女性陣の歯切れが悪いのです。
ある女性課長に尋ねたところ、
①会社からは7枚のブラウスを貸与されている。
②少なくとも私は毎日着替えている。
とのことでした。

小生は、
「男性のYシャツやネクタイは毎日着替えるのが一般的」
と考えていますから、
女性のブラウスのことなど思いもよりませんでした。

制服の有無に関わらず、
通勤着と社内着を着替える女性の皆さんも多いのであまり気にする話ではないのかも知れません。

男性でも、スーツを毎日着替える人は少ないはずです。

何でもない話ですが、意外だったので書き留めてみました。
男性諸氏のみなさん。
この手の話は「セクハラ」だと糾弾される可能性もありますから、「そんなこともあるんだ」とでも思っていてください。


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身近にあったパワハラ事情 [仕事についてのエトセトラ]

数年前のことでした 部下によるパワハラ事件がありました
特に大きな問題にはならなかったのですが、パワハラ事件として訴えられるような事件でした

事が起こったのは営業チームの課長とその部下が打ち上げで一杯飲んでいた時のことのようです
メンバーは
・課長(30代後半)
・主任(30代後半)
・ベテラン担当者(30代半ば)
・若手営業マンA君(入社2年目)
の組み合わせだったようです

若手営業マンA君は、仕事中にメールがよく入ってくるらしいのです
どうやら、付き合っている彼女からのメールのようでした
営業チームのみんなはうすうす知っていて、快く思ってなかったようです
タイミング悪く、この飲み会で盛り上がっているときにもメールが入ってきてしまいました

誰からともなく、「メールを見せろ!」ということになり、みんなして携帯電話を採り上げてしまったのです

ショックのA君は次の日から出勤してこなくなりました
どうやら、軽いウツ症状も入ってしまったようです
いわゆる不登校のような状況です

数日、休みが続いたので、やむなくお父様に電話をさせていただきました
お父様は、ある大企業勤務で、単身赴任だということです

お父様も御心配の様子でしたが
①親としては子どものことが心配である
②自分も社内で、ウツとかパワハラとかいじめ問題を担当しているので事情は理解できる
③息子を、ここでくじけさせるわけにはいかない
④もう少し厳しく指導してやってほしい
⑤明日から出勤させる

立派なお父様です
息子を出勤できないような目に合わせて腹立たしいとおっしゃるのかと思ったら、逆に、厳しく指導してほしい
とのお言葉です

小生が見たA君評ですが
①一言でいえば「甘ちゃん」
②それなりの有名大学出身ですが、大学で基礎的な勉強をしていない
③就職を「お遊びの場」と勘違いしている節もある
④普通の家庭で育った真面目な気弱な青年
⑤資格試験にも落ちてしまい劣等感があった
ということでしょうか。。。。

厳しい言い方をすれば
①銀行員には向かない
②よく採用試験を通った
③おそらく伸びない
タイプです

この事件は、A君の未熟さもさることながら
課長もやや幼稚な(大人げない)対応です
「長」がつくからには、少しは威厳がほしいものです
スタッフと一緒になってA君を弄んでしまったようです

A君のその後はよくわかりませんが、仕事は続いているようです
件の課長は、今は管理職です (もともと優秀なやつでしたから)

このA君と同期のB君は、早々と社員名簿に名前がありません(人知れず退職していったようです)
B君はと言えば
①超有名国立大学の出身で家柄も良好
②言葉遣いや挙動がおかしい(幼稚)ことが多い
③苦し紛れによく嘘をつく
④遅刻が多い(朝起きられない)
⑤入社初日にお母さんが付添で来社したらしい
と言ったこんなタイプです
直属の上司に聞いても「困り者」扱いです
おそらくこのB君も銀行員には向かないタイプだったのでしょう

今回の参議院選挙の公約の中には教育のことを掲げた政党もありました
嫌われたくない上司にも困りものです

ビジネスの現場から見ると、
①家庭教育の脇の甘さ
②教育の現場の弱さ
が見えてしまいます

天然資源のない日本です
せめて人材を鍛えないと、生きていけないかもしれません



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悩める課長の皆さんへ (理想の上司像はない) [仕事についてのエトセトラ]

ある雑誌の相談コーナーにこんな話が載っていました

(相談者)
「営業部門の課長職を拝命しました 営業のことはまったくわかりません
うまくやっていくには、どうすればいいでしょうか?」

(回答者)
細かな業務は部下に聞き、大きな流れを判断し指示する

回答者がサラリーマンであった時代のこと、営業の先輩に教えを請うたら
①お客様とのアポイントの時間は守る(必ず10分前に到着するように)
②服装、身だしなみに気をつける
③事前にお客様の情報をきちんと整理し準備しておく
④嘘はついてはいけない
と「人間として当たり前のことをきちんとしなさい」とのことだったようです

回答者氏は、次のように整理されています
①部下のほうがその事業に詳しいのだから細かいことは部下に聞けばよい
②わからなければ何度も聞く
③今何が起こっていて、何が問題なのか正確につかむ
④重要度の高い順に行動する
⑤リーダーなのだから、部下の仕事の方向や目標を設定する権限がある
⑥部下の評価と異動を決定する権限がある
⑦細かな流れは部下に聞くとして、大きな流れはあなたが判断し指示をする
⑧その決断の一つひとつを、自信を持って実行していく

ことだそうです

※週刊東洋経済 2010.9.25 佐々木常夫の「仕事術」相談 より



さてさて、みなさんはこの回答で納得が行きましたか?

①大きな会社で
②人材に余裕があって
③業績がそれなりで
④営業ノルマが緩くて
などという会社なら、この相談・回答の感じかもしれません

ところが、実態は、こんな感じではないでしょうか?

1.企業の状況について

①業況は今一つ
②ノルマは厳しい
③仕事のやり方が旧態依然
④ルールは厳しい (ルール無視の部分も多くジレンマに感じる)

2.商売について

①お取引先も業況が悪く、強く売り込めない
②ライバル企業も多い
③自社に有力な商品がない
④浪花節的な部分や属人的な部分が多く改善したくなるようなことが多い

3.部下の方の状況について

①人材が不揃い (どこまで任せていいのか不安)
②年長や同期の部下がいて、遠慮せざるを得ない部分もある
③若手が育っていない
④仕組みができておらず、仕事の様子がよくわからない
⑤人材が足りない
⑥「辞めたい」などという部下もいる

4.あなた自身について

①抜擢されたというエリート意識もある
ⅰ早く結果を出して、上から評価されたい
ⅱ部下にはなめられたくない
ⅲお取引先からも信頼されたい(卑屈になりたくない)

②足下の仕事のことがよくわからない

③課長の how to や 理想 と 現実 にギャップが多いと感じている

④部下への接し方がわからない

⑤上司への接し方がわからない(泣き言は言いたくない)

⑥コンプライアンスとかルールに戸惑っている

⑦前任者と比べられると気が重い

⑧家庭も顧みたい

⑨眠い

⑩時間が足りない (食事をする時間や勉強する時間も取れない) 

等々、課題というかジレンマも多いのではないでしょうか

そんな風に考えたら、上記の回答ですっきりしますか?


仕事をすることや仕事の課題を解決するのには、近道はなかなかないものです

「課長」と呼ばれていても
①会社によって職制が違う
②管理職なのか非管理職なのかによっても立場が違う (小生の会社では「課長」は非管理職です)
③上司との距離感も違う

という大前提の違いもあります

もし、あなたが「悩める課長」とか「戸惑う課長」なら
①悩んだこと
②戸惑ったこと
を書き抜いてみてください

・箇条書きで可
・アバウトに日付とかどんな時に起きたかを書きとめること
・意外と能率手帳に書くのがよい

そのうち、時間の経過ともに解決策や答えが出てきます


日を改めて対応策を詳述したいと思いますが
基本的な対応策は

1.腹案を持ちながら、部下に意見を求めること
2.腹案を持ちながら、上司に報告や相談や確認を行うこと

3.細かな仕事に理解を示すこと
①細かなことを部下に任すのは得策ではない!
②すべての仕事を自分でやるわけにはいかない!
③自分の不得手な部分には、謙虚な気持ち・態度で教えを乞うこと
ex.「お茶は誰がどのように入れてくれるのか」と暇な時に聞いてみること

4.急に独断で仕事のやり方を変えないこと
5.「ノミニケーション」を自ら性急に言い出さないこと

6.「日報」をよく見ること
7.毎日、すべての部下と会話すること
8.朝礼(ショートミーティング)をすること

9.お金やルールにルーズにならないこと

10.部下の長所・短所を理解すること(ただし固定観念を持たないこと)

11.権限を意識しないこと
12.責任があると言うことを知っておくこと
13.人事考課や異動を優先しないこと(あなたの意見は尊重されない)

14.寝ること(睡眠不足にならないこと)
15.自分だけのストレス解消法を見つけること
ex.漫画やポルノ小説を読むことで可

なんだか細かくなってきました
ただ、大局観だけではあなたの悩みは解決しないのではないでしょうか・・・・・


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「公務員のお仕事」と「あなたの会社の仕事」のやり方 [仕事についてのエトセトラ]

最近は、どうも重大ニュースが多いらしいようですね

あの「郵政不正事件」というのか「障害者郵便悪用事件」というのか「村木元局長冤罪事件」と呼ぶのかよくわかりませんが、この事件は「検察の立件の仕方」の不透明さに姿を変えてしまいました

まるで、痴漢事件のえん罪が晴れた後のような話です
「犯人は駅員だった」みたいな。。。。。

今でも
①村木元局長は本当に無罪なのか?
②村木元局長には、「可罰的違法性」はないかもしれませんが、公務員としての行政処分があるのではないか?
③結局、あの郵便不正事件は、いったい何だったのか?
⑤莫大な資金はどこに消えたのか?
と素朴に疑問です

報道によれば、「障害者団体向け割引郵便制度の悪用事件で、郵便法と法人税法違反(脱税)などの罪に問われた広告会社」役員氏には「懲役2年、罰金6400万円を求刑」されているようです

また、起訴状によれば「2006~08年、障害者割引制度を悪用して企業のDMを郵送し、正規料金との差額計約31億2200万円を免れた」らしいとも伝えられています

直接的な犯人(被告)は、業者ですが、このプロセスの中には公務員の方々も登場しています
不思議な事件です

この30数億は一体どこに行ったのでしょうか。。。。。
不正のもととなった「証明書」は、まったく役所の外で作られたものだったのでしょうか。。。。。?
少なくとも村木課長の監督責任があったはずです

今また、警察の内部情報の流出事件が報じられています

組織的にお仕事をなさっている方々の仕事がこんなイージーな形で処理されているものなんでしょうか?
お国の仕事ですから、経済的損失は目に見えないのでしょうが

民間企業なら、
①事実関係の究明を行います
②再発防止策を立てます
③もちろん内部処分も行います

放っておいたら、信用を失うだけではなく、倒産の引き金になってしまいます

マスコミは「大変さ」ばかり放送して、「重み」とか「影響度合い」とか「最終的な処理」を報道しません

公務員制度改革の前に、公務員の仕事の仕方を変えないといけません
そこに手をつけなければ公務員制度改革は実現しません

そういう姿勢が見えてくると、普通の企業の仕事の仕方にも凄く参考になるものです


そういえば、TBSテレビ系「噂の東京マガジン」と言う番組を見ていると、毎回、公務員さんの仕事ぶりの脇の甘さをしています

皆さんもぜひご覧になってください
http://www.tbs.co.jp/uwasa/



※11月5日(金)加筆

尖閣列島事件のビデオが流出し
政治責任を問う声があるようですが、公務員組織の事務方のトップである事務次官や●●長官等々の管理監督責任を問うのがまず先ではないでしょうか。。。。

公務員のお仕事が緩くなっているのは、政治家の責任と言うよりは、官僚組織の仕事の仕方に問題があるとまず考えるべきではないでしょうか?

積年の公務員の仕事のやり方をもって、政治の人質に取られるのもいかがなものかと思います






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悩める課長の皆さんへ ② (あなたにも上司がいる) [仕事についてのエトセトラ]

たとえば課長のような「長」のつくポストにつくと、
自らが
1.急に偉くなったような気になってしまう
2.リーダーということで、
①部下を束ねなければ
②業績を上げなければ
③お客様とのいい関係をつくらなければ
等々、意欲と責任感でいっぱいになってしまいます

そして、
④好評価を得たい
⑤失敗をしたくない
⑥バカにされたくない
と言うのが底辺にあります


さて、よく考えてみましょう
課長になったということで、気持ちが部下やお客様のほうばかり向いていませんか?

あなたは中間管理職にすぎないのです
あなたにも上司がいるはずです

あなたと上司との関係はいかがでしょう
ちゃんと
①報告していますか
②連絡していますか
③相談していますか

確かに何でもかんでも上司に「ほう・れん・そう」をしていたのでは
・部下からなめられてしまわないか
・上司から鬱陶しがられないか
と決め込んでいませんか?

しかしながら
①部下の人は、あなたと上司との関係をよく見ています
・・・・・所詮、「決められない」「上司べったりだ」等々と
②上司は、あなたに任せているわけではありません
・・・・・「うまくやってほしい」「報告とか相談しろよ」と思っているはずです
③よほどのことがない限り、上司も課長ポストの経験者です
④ただ、上司も万能ではありません
・・・・・ひょっとしたら、あなたの知恵や知識に期待してる時もあります

上司とうまく付き合うことを考えてみましょう
あなたの部下があなたと付き合う苦労をあなたも経験・体験しながら部下に接することが必要です

では、この時の秘訣はどうなのか?
①毎日必ず、日報を書きましょう
・上司から鬱陶しがられても、そういうルールがなくてもです
・日報とか稟議書とか報告書と言うのは、エビデンス(証拠)なのです
・まず口頭で伝え、重要なことは紙に(あるいはメールに)残しておきましょう

②必ず、あなた自身の「お考え」「対応策」「解決策」を持ちましょう
・稚拙でも「私はこう思う」という持論を持ってください
・しかしあなたは「経験が不足している」のですから、「上司に勝とうと思わない」でください
・上司との会話は
 「私はこう思うのですが、いかがでしょうか」
 「考えたのですが、どうもいい考えが浮かばなくて」
 「アドバイスをください」
などと下手に出ることが必要です

③たまには「飲み会」とか「打ち合わせ」とかにも、上司に声をかけてください
・「こそこそやっている」と思われたらおしまいです
・上司の出番も作って上げてください
  
課長と言うのは、部下の束ね役である前に、上司の部下でもあります



[本]「ほうれんそう(報連相)はうそ」の理論
http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-11-11

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悩める課長さんへ ③ (できない部下は段取りが悪い) [仕事についてのエトセトラ]

部下を持つと、本当に仕事のできない部下にはイライラしてしまうものです。
そんな時、その「イライラを顔に出さない上司は偉い」と言うか、尊敬されます。

部下の中には、生まれ持った天賦の才で仕事のできる人もかなりいますが、
良く言えば発展途上人、悪く言えばお荷物的な人も必ずいるものです。
彼らには、

・テキパキ感がない
・要領が悪い
・頭が悪い
・手際が悪い

等々の感想や評価を下してしまいます。
おそらく周囲もそんな風に見ていることが多いようです。

こんな部下を持った時、改善策、現状打開策はあるのか? と聞かれたら、

「実はあります」と答えたくなります。
小生の少ない経験ですが、必ず成功することがあります。

その1 部下の仕事の段取りをチェックすること

「仕事ができない」という言葉にごまかされている人が多いようです。

段取りと言うのは、「仕事の手順」です
朝、家を出てから帰社するまでのスケジュールを確認してみてください。

単なる予定ではなく、
①どのようにやるのか
②手順はどうか
③準備はどうか
を確かめてください。

この部分に、一番気を配ってください。
「できない」と言われる人たちの多くはやり方が悪いのです

通勤電車は貴重なリードタイムです。
できる奴らは、電車の中でも一味違います。


その2 毎日「口やかましく言う」ことです

人間性を否定するのはダメですが、
「同じことを何度も言う」のが基本です。
「任せる」なんて言ったら絶対にうまくいきません。

「任せる」と言った途端、「報連相」が失われてしまいます。
「任せる」のではなく背中を押すのです 「それでいこう!」と。。。。

できないと言われている人ほど、
①独りよがり
②工夫がない
と言う特徴があります。

人事の研修などでは、
①リーダーシップとか
②チームワークとか
③指導力とか
抽象的な用語が多すぎます。
そういう言葉に酔っていると、足下の仕事の状況を見失ってしまうものです。

正直に言うと、できる部下を上手に使う方が組織はうまくいきます。
でも、長期的には、スタッフの底上げのほうが、組織を肉厚にします。



相変わらず生意気ですが、体験談です。

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ヒラ社員の仕事術① : 「知識」と「知恵」と「着眼点」と。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

このブログでは、経営のトップに求められるようなことは、それ相応に書いてきました。

では、平(ヒラ)社員なら何が求められるのでしょうか・・・・
特に、「それなりの平(ヒラ)社員」として評価されるものは何なのか
そういう議論はあまりなされないようです。


「それなりのヒラ社員」というのは「部下にしたい社員」と考えてみましょう。
上司を追い越すほどの優秀な社員も必要ですが、多くの組織では、「それなりのヒラ社員」も必要です。


こんな社員に求められるものは、

1.知識 (情報)

やはり
①知識のない部下
②勉強しない部下(知識欲のない部下)
を持つと疲れます。

一から十まで、確認とチェックの連続です。
こういう部下を持つと、「単純作業以外は任せられない」などとおっしゃる上司も多いのではないでしょうか


2.知恵 (工夫)

やはり、部下には工夫をしてほしいものです。
①何度も同じ失敗をする。
②重要でもない仕事に拘る。
部下と言うのは困りものです。

少しでいいから、仕事のやり方を工夫してもらいたいものです。
「工夫・改善しなければいけない」とわかるようなら平(ヒラ)社員のままでいない!

と開き直る方もいらっしゃるかもしれないですが、日々、改善に向けた反省(現状分析)も必要です。


3.着眼点 (切り口の発見)

できない社員と言うのは、実は「発見」が少ないのです

ややもすると、効率的という理由で「手を抜こう」としたがります。
手を抜かずに、「基本に忠実」に取り組んでいると、理にかなった仕事のやり方を発見することができます。

「気が利かないやつ」とため息をつきたくなることもあります。
「それくらい気付きなよ」と思うこともあります。


「裸の王様」に出てくる子供のように、あるがままを素直に受け止めて行くことも必要です。
そうすると「歴史や伝統」が語り継いできた仕事のやり方が見えてくることがあります。
そのうえで「何が理にかなっているのか」と考えて行けば仕事のやり方も変わってくるものです。

今年の流行語大賞(候補)の「想定外」と言うのは、ある程度想定することができる人が使う言葉です。

「深く考えない」「無頓着」と言う評価をもらわないように、何かを気に留めておくことも必要です。


こんな風に仕事をやっていると、
「私はヒラ社員じゃなくなる」とか「出世してしまう」などと心配なさる方がいらっしゃるとしたら
経営者の狙いどおりです。

「偉大なヒラ社員」の誕生です。


でも、これくらいできないと、「ヒラ社員」の立場さえ危うくなるということを肝に銘じてください。



「報連相」とか「リーダーシップ」とか「スピード感(仕事が早い)」等々、研修ではいろいろ言われますが、
「頼もしいヒラ社員」であるためには、
①知識
②知恵
③着眼
と言った「ヒラ社員らしい要求水準」も必要なのです。


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ヒラ社員の仕事術② : あなたには3人のお客様がいる~お客様が喜ぶ仕事をしよう [仕事についてのエトセトラ]

仕事をする時に大切なのは、「お客様に喜んでもらう」ことです

「自己実現」とか「自分が成長する」などと言うカッコいい言葉は後から付いてくるものです。

方法論的には、

1.いい品物・サービスを売ること

2.リーゾナブルな値段で売ること
  高すぎて手が届かないことがあります
  安すぎて不安になることもあります

3.ルールを守り、マナー良く売ることです
  手を抜いたり、インチキした商売はやはり長続きしません


では、そのお客さんとは、だれのことでしょうか?
あなたの周りには、3人のお客様がいらっしゃいます。

1.モノやサービスを売ったり・提供する相手です
 
 まさしくお客様です。
 このお客様に喜ばれるとホッとしたり、「いい仕事をした」と自己満足に陥るものです。
 ただ、ややもすると、このお客様にだけ喜ばれることを仕事(商売)だと思い込んでいる方々も多いようです。


2.あなたの周りにいらっしゃる上司や同僚です

 お金を払ってくれる「お客様」にだけよかれ!と思って一生懸命になっていると、時には、この上司や同僚の反感を買ってしまうことがあります。

 気がついてみたら、「お客様によかれ!」が「自分だけによかれ!」になってしまっていることもあります。
この方々とうまくいかなくなると、なんだか仕事をしているのが嫌になってしまうことがあります。

確かに、あなたのほうが「上司」や「同僚」よりも正しいことがよくあります。

でも、後で考えてみたら、五十歩百歩の結果だったりします。


3.マナーやルールを監視する監督官庁や税務署や労働基準監督署などの司直です あるいは、監査法人や検査部だったりします

どんなに一生懸命になっても、ルール無視やマナー違反はいただけません。

最近では、「コンプライアンス(法令遵守)を守ろう!」などという言葉が遊ぶことがあります。
言葉遣いとしてなんだか違和感もありますが、ビジネスの現場ではよく使われています。

そして、その傍らで、「そうは言ってもうまくやろう」という姿が垣間見えたりすることがあります。

こういうお客様は、ある日突然やってきます。
アポなしの時もあります。

こういう方々には、悔しいけれど、「お土産」をお渡しすることもあります。



ビジネスの現場では、

①「目の前のお客様を不愉快にさせてはいけない!」と言うことだけに一生懸命な方もいます。
実は、こういう方こそ好感をもちやすいのですが。。。。。

②このようなお客様すべてに無頓着な方もいます。
特に、入社して何年も経ったヒラ社員に多いかもしれません。


お客様への接し方を、時々、自分なりにチェックしてみませんか。。。。。。

中には、とんでもない人もいるかもしれません。






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「人それぞれ。。。」では、仕事にならない [仕事についてのエトセトラ]

会話をしていて嫌いな言葉と言うのが、皆さんにもありますでしょうか。。。。?

その言葉を使った相手とは、「もうこれ以上話したくない!」という言葉です。


小生の場合は「人それぞれ(ですから)」と言われた瞬間から、そのお方とは話すのを止めることにしています。
最近は使う人が減ったのかなぁ! などと思っていたら、ここ数日の間に、複数の人から、この「人それぞれですから」という言葉を聞いてしまいました。


一人は、TVのコマーシャルなどでも有名な、ある企業の課長氏の発言です。
小生が「御社の商品はどれが人気があるのか?」的に聞いた時のことです。
彼女は、明確な回答をするのではなく「人それぞれですから。。。。」とご発言なさいました。

確かに、どの商品も甲乙つけがたいほどの優れモノなのでしょうが。。。。。


もう一人は、ある住宅展示場のハウスメーカーの説明の方の発言です。
小生が、「人気のあるのはどれですか?」と尋ねたところ、
彼は、「人それぞれですから。。。。。」とのご回答です。



特に、
・人気のあるのはどれなのか?
・他のお客様はどれを選ぶか?

と言う類の質問をすると、「人それぞれ」と言う回答ぶりがよく見受けられるようです。



確かに、「個性の尊重」とか「多様化」と言う時代ですから、売り手の側から決めつけるような誘導するような発言を避けていらっしゃるのでしょうが、
「多くの方は、この商品を選ぶ」とか
「この点に着目された方はこちらを選ぶ人が多い」
「売れ筋はこちらです」
的に、具体的な会話とか回答が欲しいものです。

「人それぞれ」と答えられるくらいなら、
・「質問なんかしない!」
・「さっきまでの話は何だったのか!」
とムッとしてしまうのは小生だけでしょうか。。。。


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セカンドオピニオン・・・(部下が病気だと申し出た時、どうアドバイスするのか) [仕事についてのエトセトラ]

先日、部下が「病気だと」申し出てきました。

婦人科の病気です。
個室で話を聞くと「セクハラ」だと疑われそうです。

と言うのも、
①自覚症状がない。
②地元自治体の「健康診断」で発見されたとのことで、人知れず病院へ通っていたようです。
③会社の中にも彼女の病気のことを知っているものがおらず、「妙に休暇が多い」と不思議がられています。

ただ、最近になって、社内の手術経験者に、いろいろと取材をしていることがわかりました。
「手術は痛くないのか?」と。。。。

彼女を呼んで、実情を聞くことにしました。
彼女が言うには
①「手術の痛そうなのがいや」で不安とのことです。
②一応、大学病院に行っているが、医者の話にも心酔できない(手術を決めかねる)。
③自分は優柔不断で決められない。

どうやら、いろんな本を読んで、すっかり「知識年増」になっているようです。
しかも、本といっても本屋で立ち読みしたようです。

事情もわからず、しかも婦人科の病気でもあり、
「産業医」に相談に行くように奨めましたが、それでもなかなか行こうとしないのです。
「今見てもらっている先生に変に思われたらいけない」と言うのが理由らしいのです。
「セカンドオピニオンのつもりで行ってこい」とアドバイスし、
同僚の勧めもあり、やっと行くことになったのです。

ところが、そこでもまた二つの病院を紹介してもらったようです。
一つは、とある大学病院
もう一つは、レディ―スクリニックも。。。。

それでも結論は出ていないようです。

仕事にも影響が出てしまうので、再度アドバイスをしました。
①まず、医者を信頼すること。
②自覚症状を理解すること(「今も自覚症状はない」とのこと)。
②「医者がすぐにでも手術をした方がいい」と言い張らない限りは手術は先送りすることも考えること。
③ただし、自分で決めたことに後悔しないこと。
と。。。。。

なお、親御さんは「早く手術したら。。。。。。」とのお考えだそうです。


さてさて、みなさんならいかがなさいますか?


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悩める課長さんへ ④ (人材育成を語る) [仕事についてのエトセトラ]

「人材育成」という永遠のテーマがあります。
ただ、
①どんなに一生懸命になっても人材は育たないものです。
②思わぬことで人材は育っていきます。


人材育成には、「研修」というプログラム化された仕組みがありますが、
・内部の研修会、外部の研修への派遣のようにまるで学校で物事を習うような研修
・指導員を付けてコーチングしていくもの
・OJT(On-the-Job Training)
・ロープレ(疑似商談)
等々、いろいろありますね。


新卒新人は別としても、
中堅社員(入社してから年数を経ている人)と呼ばれる人の育ちぶりが今一つというのも気になるものです。


「人を育てる」なんて僭越ですが、でも、チームで仕事をしていくには、たくましく有能な人材が欲しいものです。


「仕事は教わるものではない!自分で勉強するもの」と考える人たちもかなり多いと言うことに最近気がつきました。
意外にも、これは、経営幹部や管理職クラスの方にも多いようです。

こういう考えの方が多いと、「チームで仕事をする」などということはまず無理です。
まるで傭兵部隊のようです。


職人とか芸術家の方なら、「仕事を盗む」「芸を盗む」ということで育てられ、「いつかは出し抜いてやろう」という強い意欲の下で自己研鑽・自助努力をなさる方も多いと思います。

ただ、組織で(チームで)仕事をする時にはそういうわけにもいきません。
仕事ぶりに見劣りのする人がいる場合、その人がいじめのターゲットになってしまいます。
職人芸のように仕事ができる人がいる場合は、「わがまま」にも見えてしまうことがあります。

そいうチームをまとめて行くとか、引っ張っていくには「リーダーの人柄が大切です」などといっても抽象的すぎます。

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ではどうしましょう。
もしあなたがリーダーなら、
①「わがままなメンバーを切る」覚悟で臨むこと
②仕事の流れを自らチェックすること
③汚れ役のできる「補佐役」を作ること

など考えてください。
営業チームなら、一時的に業績は落ちますが、しばらくすると成功体験が成功を生んでいきます。
バックオフィス的チームなら、着実に力が付いてきます。

どんなに本を読んでも、どんなにセミナーを受けても
「現場力」を高めないとチームは強くなりません。

ただ、残念なのは、リーダーに力がないと(あるいは公平無私でないと)、一時的な力しか備わらず、そのリーダーがいなくなれば、またほころびて行ったり、水面下に課題が隠れていたりすることもよくあるものです。


「鍛える」という言葉が、聞かれなくなった気がしませんか。。。。。。。






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若手営業マンの憂鬱 [仕事についてのエトセトラ]

先日、書いた彼の話を続けましょう。

ある有名企業の若手営業マンです。
大学を出て3年目、イケメンで性格もよく、そして仕事も早い。。。。

今年の初めに担当が交代。
前任の担当者に比べ5歳くらい若返ったのですが、遜色ないのです。


しかしこのところ少しだけ精彩がありません。
聞けば、時々体調が悪くなるらしいのです。
先日来訪した時も、明らかに体調が悪そうです。

彼の話の想像を膨らませると

①担当先が多いということで忙しいらしい。
②エリート研修のメンバーに選ばれたらしく時間的な余裕がない。
③お取引先にトラブルが多いらしい。

というようなことが主因のようです。

ただ、原因はほかのところにもあるようです。
たとえば、

①人柄のいい彼は、お取引先の無理な注文を受けすぎる。
「私がやっておきますよ」的に。。。。。

②どうも上司の関与が少ない。
彼の上司の応援が足りないようです。
よく言えば、「まかせっきり」ということなのでしょうか。。。。

たまには、大所高所からのご意見・ご高説を聞きたいものです。



実は、少し困ったことがあるのです。
ひょっとしたら、彼のサラリーマン人生を棒に振るようなことです。

この7月に、彼の会社に、わたくしどものお取引先の販促をお願いしました。
いわゆる彼の会社の社員のみなさんに買ってもらったものがあるのです。

その代金の支払いがまだなのです。
合計金額で万円レベルのお金です。

彼の話では、8月上旬には、「集まったので後日届ける」ということでした。
9月のとある日、彼には振込口座のメモも渡しておきました。

今日現在いまだ入金はありません。


将来を嘱望される彼ですから、傷つけたくはありません。
ただ、「お金に無頓着」というのは、ビジネスの上では最大の欠陥かもしれません。


彼の上司も買ってくれています。
集金がまだなのか? それとも、彼がルーズなのか。。。。。。


悩ましい問題です。

小生の部下からは、「甘い」と私が叱られています。


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「個人情報」に無頓着な人たち (新人社員の場合) [仕事についてのエトセトラ]

先日のこと、帰宅すると、ある証券会社のチラシが入っていました。
どなたでもご存じの日本を代表する証券会社です。


チラシには、営業マンの名前とか、出身大学とか、その他もろもろ、彼のことが書いてあります。
そういえば、〇〇生命保険の営業マン氏、〇〇人材派遣の〇〇嬢。。。。
みなさん今年の新入社員のみなさんのようです。

みなさん相応の一流大学のご出身です。
でも紙には性格とかいろいろなこともたくさん書いてあるのです。

商売の仕方も変わりました。
この程度の自己紹介を紙に書いて売り込もうというのかもしれません。
あんな有名企業なら、こんなチラシなんか作らなくてもいいものを!と思ってしまいます。

逆に言えば、今はやりの「個人情報の扱いが緩い」とでも言ったほうがいいかもしれません

この有名証券だけでなく、大手生命保険会社やその他有象無象の企業が、若手の研修用にこんなことをしているのですから、きっといい加減なコンサルタントさんが手ほどきしているのかもしれません

日本の大手企業の場合でも、個人名で商売ができる人が少ないはずです。
どちらかと言えば、企業名でその信用を築き、その企業名で商売をしてきたはずです。

ある生命保険会社の新人君とは、話をしてみましたが、保険の知識もなく、彼はいったい何しに来たのか?とも思ってしまう言動です。


個人情報がどうのという時代にあって、この「個人情報安売り」のやり方はいかがなものかと思う次第です


同僚によれば、「今の若者はFace Book を使っているので、自分の名前とか、趣味とか、性格とか表に出すことに抵抗がないようだ」とのこと。。。。。

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銀行員の質が低下している。。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

年末年始に少し時間が取れたので、他行(よその銀行)を訪問してきました。
個人的な預金の整理のためですが、普段はあまり時間がないものですから、この機会に銀行回りをしてきました。

いずれも有名な銀行ばかりですが、愕然としてしまったことがありました。


その1 お金を床に置いている

いつもの悪い癖で、銀行のオフィスの中を覗き込むように見てしまいました。
びっくりです。
容器に入れた札束が床に置いてあるのです。
金額にして数千万円です。

他の銀行の方にも聞いてみましたが、「そんな対応は普通はない」というのが一般的な回答です。
そういえば、この銀行の別の支店でも、お客様のお金を入れたカルトン(プラスチックのお盆のような容器)を床に置いた光景を見てしまいました。
どうでもいいですが、「お百姓さんのお米」よろしく「銀行員には宝物」です。
ですから、その取扱いには特別の思い入れがあります。


その2 「うちは金利が安いです」との説明

このご時世ですから、金利は安くて(低くて)も仕方がありません。
せっかく来店した客にいきなり、「他の銀行へ行け!」とでもいうのは不思議です。
よほど金利にうるさいお客さんが多いのでしょう。

少額な資金です。
電車賃や振込手数料などを考えたら、金利のことを比較検討するメリットはさほどありません。
預かっていただけるだけでも安心です。
何よりも、他の銀行に行くほどの時間的な余裕はないものです。


その3 「ホームページに載っていた」と言ったら、ホームページを印刷して持ってきた行員

この銀行のホームページを見ていたらちょっと魅力的な(気を引く)商品がありました。
そしたら、この行員さんは「ホームページをコピー」して持ってきたのです。
初めての経験です。
普通は、その商品のパンフレットで説明するものです。
詳細が知りたいので訪問したのに、これでは、、、、、、


その4 「担当がご挨拶したい」と言っています。

普通に店頭で預金をしようと番号札を取って、カウンターに通されたら「あなたの担当はほかにいる」とのことです。
さっぱり意味が分かりません。
少額の預金をするのに、「担当が挨拶をする?」などという話は聞いたことがありません。
そもそも少額預金者の小生には、担当者などという人がいるはずもありません。

ややあって、担当という女性の方がお見えになり、「私があなたのご自宅のエリアの担当です」とのことです。
なんだか不思議です。
わが家の近くには、この銀行の別の支店があります。
その支店の人すら来ないのに、しかもこの支店からは遠いのに、何故我が家の地域の担当がいるのか不思議です。

結局、お2人の方とお話しすることになりましたが、時間ばかりかかって話が前に進みません。預金もせずに退店する羽目になってしまいました。



それにしても不思議な体験をしてしまいました。
しかも商品知識がありません。
一人の方は5年目、もう一人の方は11年目だそうです。
これくらいの経験があれば、もう少し気の利いた話をなさるものです。



何でこんなことになってしまったのでしょう。。。。。

事情1 金融商品が増えたため、そもそも本業の預金の知識が希薄になっている。

事情2 CS(顧客満足)みたいなものに注力させられ、本来業務が的を得なくなっている。
・・・・・「顧客の苦情」を恐れるあまり、馬鹿丁寧になっている。

「顧客の苦情」には配慮しなければいけませんが、
①簡単なことをわかりやすく説明できる人が少ない
②顧客も横柄な人が増えている。

事情3 お客の知識レベルが向上した割には銀行員が勉強していない。

昔に比べ、金融のことに詳しい人が増えました。
他行との比較等々もよく研究なさっています。

他方、銀行員はファイナンスプランナー(FP)とか保険の募集人資格をたらされる等々、資格取得の勉強はよくしますが、現場力あるいはお客様の気持ちを読み取る力が弱くなっているようです。

事情4 機械化の進展

やはりパソコンを含め機械化が進み過ぎた結果、内容がよくわからないまま、機械で出てきた資料を説明してる人も多いようです。

事情5 上司の関与が減った

機械の進歩の裏側で、人的なつながり(上司の関与等々)が減りました。
その結果、遠巻きに見ていても店頭で何が起きているのか気が付かない状況が生まれています。

「セクハラ」「パワハラ」への過敏対応そして「内部告発制度」などが充実してきたため、うっかり部下を叱れない と言うこともあるのかもしれません。。。。


事情6 預金集めのノルマが低くなった(軽視されている)

今、銀行は運用難です。預金を集めすぎても運用に困ってしまうのも実情です。
そのため、「是が非でも預金を集める」というスタンスがなくなりました。
かつては「1円でいいですから預金してください!」などと言って頭を下げて預金を獲得していた時代もありましたが、今は昔です。


お正月の新聞に、メガバンク(大銀行)トップの抱負が乗っていました。
海外展開を強化する」というのが共通の話題でした。

銀行も大きく変わっていくのかもしれません。
やむを得ないことですが、店頭は軽視されてくるのかもしれません。

ただし「預金」の知識がない者や「預金者の気持ち」がわからない者がお金の融通の仕事を行うことにはおのずと限界もあるかもしれません。





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挨拶回りと名刺 [仕事についてのエトセトラ]

営業マンなら、おそらく、だれでもご経験されたことがあるのではないでしょうか。。。。。

お客様を訪問して
①名刺を切らしてしまうこと。
②名刺を忘れてきてしまったこと。
は、たぶん、苦い経験として記憶に残っていらしゃるのではないでしょうか。


先日のこと、ある会社で1月1日付で人事異動が行われたとかで、
異動になられた新任課長様がご挨拶に見えました。

お供は、わが社の担当ではない方でした。

朝の早い時間9時半ごろでした。
まだ回りはじめのはずなのに、お供の課長代理氏が一言「名刺を切らしてしまいました」と。。。

なくても困る方ではなかったのですが、初めての名刺交換です。
やはり気まずいものです。

小生にもこういう経験はありました。
その日以来、
①ポケットにはかなりの名刺を入れておくようになりました。
②名刺入れだけではなく、手帳のポケットにも予備の名刺を準備しておくことにしました。
③気が付くたびに、名刺入れはパンパンにしておくことにしました。
・・・・・名刺入れの厚さの感覚を体で感じるのに時間はかからないものです。

やはり、名刺を相手に渡さなかったら、せっかくのビジネスチャンスが回ってこないかもしれません。
そして、だれに渡す分が不足したのか、その呼吸も微妙です。

何かのタイミングをとらえて渡し直しに再訪なさる方も少ないようです。
何かのタイミングで再訪された時に渡し直しをなさる方も少ないようです。


ひょっとしたら、どうでもいいことなのかもしれません。。。。。








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プロ野球キャンプ:工藤公康投手のキャンプ前の心構え [仕事についてのエトセトラ]

いつかは聞いてみたいと思っていた話が新聞に出ていました。

語り部は、工藤公康氏。
西武、ダイエー、巨人、横浜などで活躍した工藤投手のことです。

昨日(2012年1月31日)の日経新聞朝刊「スポートピア」というコーナーです。

記事を拾ってみましょう。

1.オフにトレーニングも体のケアもせず、翌年は「何とかなるだろう」という安易な気持ちでいた翌年は「体のバランスを崩し、ひじに痛みが出るようになってしまった。

・・・・・日本シリーズでMVPに選ばれ、シーズン最高勝率、最優秀防御率のタイトルを取った1987年(プロ6年目)のことだそうです。


2.自主トレ段階で勝負はついているのかもしれない。

・・・・・体づくりやけが防止のための走りこみなど、自主トレの時でないとできないことはたくさんある。
キャンプのメニューを“こなす”だけになり、もうワンステップレベルを上げることはほとんど無理であろう。


3.いかに計画を立て、逆算して自主トレの時期、メニュー、トレーニングの進め方などを考えたか。このスタートなくしては、悩み苦しむキャンプを過ごすことになる。


4.マウンドに上がったら年齢は関係ない。

・・・・・40代ではほぼオフはないくらい。トレーニング内容は若い時とあまり変えず、時間をかけてこなした。


5.投手というものは、やはりランニングをしていかなくては体がシーズンを通して耐えられなくなり、肩、ひじなどに負担をかける結果になる。


6.昔の選手のように下半身を鍛えることこそが瞬発力や筋肉の耐久力も含めた「体の力」をつけ、けがを防ぐことに通じる。


7.20代、30代、40代と年を取るとは老化することで、筋力がついてくるまでに時間がかかり、体が冷えやすくなってけがもしやすくなる。

・・・・・若い時以上に自分に厳しく、時間をかけて体づくりをしなくてはキャンプを思う通りに進められなくなる。
キャンプ以上に、自主トレには大きな意味が隠されている。


8.しっかりとした計画を立て、自分の長所、短所を自覚し、向上心を持って野球に取り組むこと。

・・・・・1年でも1日でも長く野球選手を続けることが何よりの幸せであることを忘れないでほしい。



これがプロの仕事の仕方なのです。
さぁ、今日からプロ野球キャンプがスタートします。


先人訓に照らしながら、キャンプを見ると楽しいのかもしれません。

そして、自らの立ち位置を比べると、恥ずかしくなってしまいます。







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中畑監督、キャンプ初日の勘違い・・・・プロなんでしょ! 喝! [仕事についてのエトセトラ]

プロ野球キャンプが始まりました。

スポーツニュースも恒例のキャンプ地中継です。

今年もいろいろな注目株があるようですが、横浜:中畑監督の挙動に注目が集まっていました。



まぁいつものことなので、どうでもいいといえばいいのですが、

こんなことでは「客離れが進む」というように感じたことがありました。


中畑監督が、練習中に見物のお客さんのところに行き、「好プレーの時は拍手してください」と要請したのです。

プロ野球も所詮はエンターテインメントですから、それもいいのかもしれませんが、

①キャンプというのは練習、練習に拍手を求めるな!
②いいプレーや「さすが」と思わせるプロの技には、言われなくても拍手する。

と言いたくなってしまいます。

公式戦が始まったら、お客さんが「求められなくても拍手をする」ようなチーム作りをしてください。




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「不在メール」の不可解 [仕事についてのエトセトラ]

仕事の関係で、日頃メールでお取引先とやり取りすることが増えてきました。

メールの使い方やルールには、その企業独自のものや、各人の趣味やこだわりもあると思います

ただ、小生が使っている限りでは、ここのところ、

不在メール
開封確認メール

を使う方はずいぶん減っていました。
というよりも、皆無でした。

ところが、今年になってから、ある大手企業の若い担当者から「不在メール」が来るようになりました。

彼の上司が1月から変わったこと
1月から彼が担当のお取引先も変わったこと

などの影響があるのか、それとも彼の心変わりなのかよくわかりませんが、今年になってから、突然「不在メールが来るようになりました。

そのメールの内容はこんな感じです。

[本]
2012/02/05 まで不在です。

急用の方は携帯電話までお電話ください。
その他お問合せに関しましては〇〇〇部までお問い合わせ下さいませ。


メモ: これはメッセージに対する自動応答です

このユーザーの不在中にあなたが受信する通知はこれだけです。

・・・・・・・・・・・・・・

というものです。

小生は、「不在メール」は使わないので、実情がよくわからないのですが、

急ぎなら、言われなくても電話をする。
・・・・彼の携帯電話も、バックオフィスの電話も知っている。

電話で説明するのが面倒な案件なので、わざわざメールしている。

バックオフィスではわからない(解決できない)課題である。

携帯電話に電話したところで解決しないし、他の取引先との仕事中(面談・会議等々)に携帯を鳴らすのは失礼であり、また話の内容によっては聞かれたくないこともある。
要は、不在メールなどはいらないのです。
おそらく、気配りのつもりなのでしょうが、もしそうなら、

①不在にしている。
②帰社後、確認・検討して返事をする。

との二言があればいいだけです。


彼のこんなメールなら、

A:「不在なので届かない」という意味なのか?
もしそうなら、再送しないといけない。

B:不在なので、「本日は対応しない」という意味なのか?
もしそうなら、「緊急時以外は後日回答する」という理解でいいのか。

c:「不在メール」のツールを知らない当方が悪いのか。。。。。


誠に不可解な(正直言うと失礼な)メールなのです。


こういうメールが続くようだと、今後は、彼の上司にもCCをかけて送るようにしないといけないのかもしれません。



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大阪:「西成」を「サイジョウ」と読んだ営業マン [仕事についてのエトセトラ]

取引先の若手担当者から電話をいただきました。
大阪のある企業の紹介をお願いしていたからです。

「大阪の支社から連絡がありました。そこはサイジョウにあるようです。」

小生も若いころ大阪勤務を3年半ほど経験しましたから、それなりに土地勘や方向感はあるつもりでした。
しかし「サイジョウ」という地名は聞いたことがありません。


電話をしているうちにわかってきたのですが、どうやら西成のことのようでした。

「成城」を連想して「サイジョウ」と読んだのか、
「西条」を連想して「サイジョウ」と読んだのかはよくわかりませんが、

彼曰く、「大阪支社から聞いた」との一点張りです。
大阪人なら「西成」は当然ご存じのはずです。
「東成」という地名もあります。


彼は東京近郊で生まれ育ち、大学も都心にあるようです。


「大阪都構想」とか「橋本市長」等々で、光が当たっている大阪ですが、
東京育ちの若者には、まだまだ無名の土地のようです。



そういえば、学生時代に家庭教師をした中三の女子中学生も、
パリやロンドンのある国名が言えませんでした。

当然のことながら、フランスもイギリスも知っていましたが、都市の名前と国名がつながっていなかったのです。

かくいう大阪も「漠とした大阪」を知っている人は多くても、都構想のベースとなる地域の名前を知らない人たちも少なくはないのかもしれません。


栃木県と群馬県
島根県と鳥取県
などのように方角はわかっても、正確な区別のつかない地域もあります。


まさかとは思うのですが、東北大震災のあった県名などは当然ご存じなのかなぁ!?と
ふと思ってしまいました。


クイズ番組でのおバカキャラは笑えますが、
ビジネスでのおバカは大きな間違いを生むことがあるので注意しなければいけません。









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大震災の対応は「自己責任」なのか・・・・ある経営幹部の言葉 [仕事についてのエトセトラ]

もし大震災が起きたら、みなさんはどう対応なさるのでしょうか?
特に、仕事への向き合い方はどうなんでしょうか?

先日わが社でも、経営幹部を交えた「震災対応」の会議がありました。
席上、経営幹部氏は、震災が起きた時の避難は「自己責任ですから」と挨拶


うーむ。違和感がいっぱいです。
それを言うのなら「臨機応変」なのではないのか。。。。。。


仕事柄、私たちの職場では、
①優先的に出社する社員
②自宅待機の社員
等に色分け指名されています。

「自己責任」などというのなら、「優先的に出社する社員」などいなくなるかもしれません。
企業としての社会的責任などよりも、自分や家族の生活を優先するはずです。
その証拠に、東日本大震災が起きたその夜、歩いてでも帰ろうとした人たちがなんと多かったことか!
二次災害に巻き込まれたら、どういうことが起きていたんでしょうか。。。。。


ところで、今回の東北大震災はいろんなことを考えさせてくれました。
特に企業の防災対策の面で。。。。。

①大震災は、仕事中には来ない。
・・・・・防災訓練をしているものの、選ばれた人のみが参加しているし、リアリティがない。
②大震災の時には、自分のまわりには被害者はいない。
・・・・・「安否確認」を行うことになっているが、いわゆる「偉い人」は被害がない。
③大震災の時でも、自社は営業できる。
・・・・・「企業の社会的責任」という美名のもと、「当日でも仕事をするんだ」とでもいうようである。
④万一、仕事中に大震災が起きても全社員が社内にいる。
・・・・・出張・外出中のものの想定が乏しい。また連絡が極めて困難にもかかわらず連絡を求めている。

という前提で作られているようです。

言葉の綾かもしれませんが、「自己責任」などと言ってしまったら、企業の防災対策・防災対応は足元から崩れてしまいます。

こういう人たちには、「沈み行く船の船長」の言動に対して文句を言う資格はありません。


もうすぐ、東日本大震災から1年を迎えます。

悲しみや凄惨・甚大な被害の状況に思いを馳せるとともに、
「その時、現地の方々は、どう行動したのか」「必要なことは何なのか」ということを、伝えてほしいものです。

私事ながら、
①高知の大水害(1998(平成10年)年9月24日)
②福岡西方沖地震(2005年(平成17年)3月20日)
に遭遇しました。

どちらも、死亡者は1名でしたから、大きな震災ではなかったのかもしれません。
しかし、大きな災害でした。

その時の状況を思い起こしても、そんなにうまくワークするものでもありません。




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認知症と加齢 [仕事についてのエトセトラ]

昨日は、先輩OBの来訪を受けました。

部下に聞くと、年に一度くらいは来訪されるとのこと。

容姿端麗、最初は普通の会話でしたが、話しているうちに何となく違和感が。。。。。
医者ではないので断定はできませんが、ひょっとしたら「認知症なのでは?」と思う局面がところどころに見受けられます。

たとえば、
①明らかに思い込みでありもしない話の質問がある。
②さっき説明したばかりのことを、また、繰り返し質問される。(まるで初めて聞くかのように。。。。)

御年70代半ば。
奥様を亡くされ、一人暮らしとか。。。。
「ご子息は別居。お嬢様はすでに嫁いでいる」とのことでした。

かなりの部分は普通の会話でしたが、やはりおかしいのです。
昔の話は確かなのですが、直前の話は理解ができてないようです。

私の亡母も、亡くなる直前は認知症と診断され、介護認定は要介護3でした。
その時の経験に照らしても、おそらく認知症ではないかと思ってしまいました。


名刺を渡し、「ご不明な点があればご子息とよく相談してお電話をください」と言って送り出しました。


そういえば、最近、60歳前後の先輩とも話す機会が多いのですが、
どなたも必ずおっしゃるのは、「長い文章が読めなくなった」と。。。。。

当方の作った文章のまずさを、身を犠牲にして思い起こさせていらっしゃるのか?
はたまた、本当にそうなってしまわれたのか?、そこは疑問のままです。






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