有名政治家

テレビやマスコミによく出てくる政治家のことで、まるで評論家あるいはタレントと勘違いしている人たちを言う

マスコミへの露出が多い人の中には、地元の選挙区では評判が悪い人が増えてきている
その課題を整理すると
①地元の取り巻きにまかせっきりである
・・・・・政治家を頼らなければ生き残れないようなタイプの取り巻きが増えているのが実情
地元の情報も、その取り巻きの意見や請願や情報によるものが多く、地域の実情を公平・公正な目で把握しているのかと言い難い方もいらっしゃる
また、有名なるがゆえに、選挙には弱いタイプが生まれつつあり、そのためにもマスコミへの露出を増やさざるを得ないという悪循環が生まれつつある

②大臣経験者等の人気者の方の中には、かつて、政務官、副大臣、政務次官、大臣等を歴任された方も多く、「その時あなたは何をした!」というチェックもなされないまま、改革の旗手のような顔でテレビ等のマスコミに出演している政治家も多い

あまりにも軽い浮世の世界になりつつあるマスコミでの評価が政治家としての評価につながってしまうところに日本の政治・経済への危うさがある

まるで、自宅が火事で燃え盛っている中、テレビで火事の状況を解説しているようなものである