♪♪高知の城下にきてみぃや
 じんばもばんばもよう踊る
 鳴子両手によう踊る

♪♪土佐の高知のはりまや橋で
 坊さんかんざし買うを見た

♪♪言うたちいかんちや
 おらんくの池にや
 潮吹く魚が泳ぎよる

♪♪御畳瀬(みませ)見せましょ
 裏戸を開けて
 月の名所は桂浜

思わず口ずさんでしまいます。
この時期になると、高知で「よさこい」を楽しんだことのある人の脳裏にはこの歌がよぎるはずです。

やはり、「よさこい」は高知でなくちゃぁと。。。。


昨日と今日は東京:表参道~原宿~NHKを舞台に、「よさこい」全国区です。
今回は、明治神宮の鳥居の脇の舞台の前に腰を落として見入ってしまいました。




「土佐の高知のよさこい派」と「よさこいソーラン派」と好みはあるのでしょうが、「追手筋(おうてすじ)」で天守閣を仰ぎ見た高知城を思い出しながら見るよさこいは最高です!

よさこいとの付き合いはもうかれこれ十数年になります。
高知時代のあの感動が忘れられないのです。

よさこいの見どころは、

1.  (「独特の歌詞が織り交ぜられたよさこい節のメロディ」と「鳴子」と「太鼓」と「よっちょれ」)
2.踊り (「鳴子」を持つお姐さんの手首の返しが粋です)
3.衣装 (毎年奇抜なデザインに驚かされます)

※今年は「衣装の切り替えし」に驚かされました。

4.笑顔
そして
5.美人揃いの踊り手さん
・・・・スキーのゲレンデや真夏のビーチ同様なぜか美人が多いのです。

がポイントです。
特に、いなせなお姐さんの身のこなしが醸し出す「色香」にうっとりしてしまいます

原宿のスーパーよさこいの場合はたくさんのチームが参加していますので、「踊り上手なチーム」を見逃してしまうこともあります。

全部のチームを見るのはかなり困難なので、昨日見た中でお薦めチームをご紹介しておきましょう。

やはり、高知の名門踊り子隊チームの三つです。

1.ほにや

  ・・・・今年の「よさこい大賞」チームです、3拍子も4拍子もそろっています。
  曲といい、歌といい、踊りといい、色気といいNO1かも



2.旭食品

  ・・・・何度も「よさこい大賞」を取った実力チームです。
  美人を探す楽しみがあります。



3.十人十彩(じゅうにんといろ)

  ・・・・やはり「よさこい大賞」の常連チームです。


この3チームのうちの2チームは見ておきたいです


よさこい正統派チームを見るのなら、

4.帯屋町筋(おびやまちすじ)

  ・・・・・女優の広末涼子さんゆかりのチームです。



5.國士舞双(こくしむそう)

この2チームは正統派で踊りがすごく上手いチームです。


高知以外のチームでお薦めは、

6.上聰組 (かずさぐみ?)

このチームは清楚な美人チームです。
腰に抱えた太鼓のばちさばきにもうっとりです。
毎年、高知にも参加していらっしゃるチームです。



7.乱気流

小田原のチームですが、衣装と曲と踊りが新鮮です。




8.ぬまづ熱風舞人

踊りもうまいですが、衣装はさすがです。




9.未来童

よくまとまっています。
ハッとするような感じもあります。


10.原宿表参道元氣連

まさに地元のチームです。
自然な「笑顔」、踊り好きの「笑顔」が魅力的です。




なふうに、評論家になりながら感動に浸るのってすごく楽しいものです。



少し、愚痴っぽく語るとすると、

①「よさこいソーラン」と「高知のよさこい」をごちゃまぜにしているチームがある

②歌が下手なチームは「生歌」を歌わないでください。

③フラフ(フラッグ)は邪魔です。たぶん「よさこいソーラン」の影響なんでしょうね。ちょっと興をそがれます。

毛虫のようなまつ毛はちょっと・・・・・

※これって、なんだか「ばかじゃないの?」という雰囲気です。

音響がひどいです

日本の技術をもってすれば、もっといい音が出せるんじゃないかと思いますが。。。。。

語りは不要です

体育館のようなところでは、それなりに映えることもあるのでしょうが、屋外では、よくわからないし、興ざめです。
踊りでストリーを表現してください。

⑦テクノ系の曲も増えましたが、「和太鼓」の音を入れると、踊りに迫力が出ますよ。


⑧しゃべりは、高い音質の人の声は聴きづらいのです

低めの声のほうが、聴きやすいですね。

もう少し、「『よさこい』を勉強してほしいな」というチームもあるようです

「躍っている人たちが楽しければいい」という見方もあるのでしょうが、一応「人様に見せるものですから。。。。。」

「よさこい」の意味も、ストリーも理解せず、体育会系の応援団がはしゃいでいるようなチームもあります。
「色気」とか「色香」とかが備わってくるともっと楽しくなるはずです。

⑩うまいチームというのは、踊りの合間の動と静の使い方がすごく上手なのです。


最近は、地方都市でも「よさこい」で「町おこし」をなさっていると聞いています。

もし、コンテスト的になさっているところがおありでしたら、優勝の賞品を「よさこい高知派遣」とか「スーパーよさこい派遣」というのもいいかもしれません。


暑い日が続きますが、熱気を楽しみに出かけてください。