昨日の朝のことです。車に乗ったら、カーナビが「9月15日 老人の日です」とアナウンスしてくれました。
うちに帰って、壁にかかったカレンダーを見ると、「9月16日」のところに「敬老の日」と記してあります。
休日が増えたのはいいのですが、けじめのつかない、情緒のない時代になってしまいました。

そもそも「老人」というのも何歳からなのかもよくわかりません。


さて、この「老人の日」なのか「敬老の日」なのかはさておき、この時期は毎年NHKテレビがすごくいい番組を流しています

今年は「我が友 本田宗一郎 井深大が語る”技術と格闘した男”」という番組でした。

1991年の作品のアーカイブスだったようですが、本当に興奮してみてしまいました。


モノづくり経営者の執念と生き様に感動してしまいました。

私は、仕事柄多くの企業経営者の方にお会いしました。
本田さんほど有名な方ではないものの、「成功した企業トップ」の皆さんは大変よく似てらっしゃるようです


彼が今、「内閣参与」とかに就任して、時の首相にご意見なさったり、テレビでコメントなさったら何とおっしゃいますでしょうか。。。。

番組のコメンテーター氏は、東日本大震災や原発汚染問題の窮状を救ってもらいたい的なことをおっしゃっていました。
確かに。。。。。



「人生を楽しませてくれてありがとう」

本田さんの言葉だそうです。

富士山のよく見えるところに眠る本田さんの顔が浮かんできてしまいました。