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「ひと、もの、かね」③・・・・・経営資源・経営資産のチェック [素敵な企業、素敵な経営者]

しばしば「人、もの、かね」といわれますが、まさしくこれが経営資源(資産)ではないでしょうか
「もの、ひと、かね」でもなく「かね、もの、ひと」でもない「ひと、もの、かね」です

では、「かね」ってなんでしょうか?

文字通り「お金」です

皆さんは、何のために働き、何のために会社を経営されますか?
簡単です 収入を得るためです
収入を得て生活し、残余を資産形成にあてるのです

「社会貢献」とかという考え方もありますが、まず自分の生活を安定させてから
社会や地域に貢献されたらいかがでしょうか

企業経営者は、サラリーマンよりもハイリスクです
ですから、
サラリーマンよりもたくさんのリターンを得なければいけません
サラリーマンよりもたくさんのリターンを得ていいのです

何年か会社を経営していて、「預金がほとんどない」という経営者は失格かもしれません
イザというときの備えが必要です

企業を経営するということは、
ご自身やご家族だけの生活だけではなく
従業員さんや従業員さんのご家族、あるいはお取引先の生活を豊にしないといけません

近江商人の行商理念には、
「売り手よし、買い手よし、世間よしの『三方よし』」というのがあるようですが、
売り手にも、買い手にも、世間にも「家族」の生活があるということを忘れないでいただきたいのです

すなわちリスクに備える「資金」はきちんと用意していただきたい、見せていただきたいと思います

「何年か企業の経営をしていて、自前の自宅くらいはほしいですね」と前項の「もの」のところで申し上げました
「何年か企業の経営をしているのなら預金はほしいですね」と付け加えておきましょう

こういう話をしたら、「いったいいくら預金があればいいのか?」と聞かれることがあります
答えは簡単です、月商の倍数、すなわち2倍でも3倍でもいくらでもいいのです

注:別の機会に「すし屋の理論」ということで詳しくお話します
 ※ http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-11-02

また、預金は会社名義でも、個人名義でもどちらでもかまいません
そして、ペイオフでの逆相殺のことまで考えたら、
借入をしている銀行にまたは保証人になっている銀行にお預けされるのがいいでしょう

ただし、個人名義で預金をされる場合は、
①事業(ビジネス)のための預金
②自らの生活のための預金
③子孫に残すための預金
と区分けしておくことが必要です

銀行はお金のない人には基本的にお金を貸したがりません
なぜなら、お金のない人は返してくれないからです

社長が高収入でない限り、従業員さんの収入は増えません
社長よりも給料の多い従業員さんがいる会社はごくまれなのですから







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