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「人手不足」と言う前に・・・・「その職場人が多すぎ」では? [裏づけのない経営学]


かつて
・バスには車掌さんが乗っていました
・鉄道の駅や車両には駅員さんや車掌さんがたくさんいました
・銀行は来店客も多く半日くらいかかることもありました
そういうことを覚えていらっしゃる方も少なくなりましたでしょうか?


人手不足と言われる昨今ですが、そもそもその職場の適正人員はどのくらいでしょう?
「一人辞めたので一人補充をする」
「退職補充ができてないまま」
などとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう

そういうことが人手不足の原因の一つになっていませんか?

ここで必要なのは
一人当たりの仕事量は妥当か
応援体制は準備できていないのか
「人が減ったから人を補充する」と言う論法ではいつまでも合理化も賃上げもできません

先ほどの鉄道や銀行のケースあるいは工事(作業)現場などは「省力化」と「代替化」がセットで行われています
利益(儲け)が今までと同じならば
・どこでコストを減らすのか
・仕事に無理をきたさないか
・機械化・自動化などで代替できないのか
などと考えながら人手不足を考えたことはありますか?

個人住宅建築の現場を見ると
・建前(棟上げ)の時は各現場から大工さんが集まり
・その後は少人数でコツコツと
・上棟の時はクレーン車を使って危険防止と省力化を図る
と言う光景をよく目にします


農業の現場などはいかがですか?
・機械化
・AI化
・共同化
などがもっともっと図れるはずです
いつまでも「百姓」とか「農家」などと呼んでいては人手不足は解消しません

小売店や飲食店ではレジ作業がずいぶん減っています
・キャッシュレス
・セルフレジ
の導入です
「おカネ」と言うキーとなる部門を省力化することで人手に余裕が出てきます


日本は島国です
「ちょっと隣国まで買い物に行ってくる」と言うこともできません
日本なりの省力化・省人化を考えなければ「〇〇国では」と言う論法だけではうまく行かないはずです

その職場「人が多すぎませんか?」
それが人手不足に挑む一つの答えでもあります


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