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「歌謡曲」には「絵」があった [小さな親切、余計なお世話]


NHKのラジオを聞いていたら村下孝蔵さんの特集をやっていました。

残念なのは、お決まりの若い人が「私は音楽のことはよく知っているんです」的なコメントを差しはさむこと。

私に言わせれば「こいつら『恋」のもどかしさ、切なさを知らないな」と言うだけのこと。
だから歌詞が持つ「絵」をうまく表現できていないようです。

「郷愁」とか「情感」などと言う抽象的な言葉では語れないもどかしさが彼の歌にはあるのです。


私はカラオケにも行かないので最近の「歌事情」はさっぱり分かりませんが、高齢になればなるほど「年齢相応」の演歌や歌謡曲やフォークやニューミュージックを楽しんでいらっしゃることでしょう。
たとえ聞く人がいなくても。。。。


こういう人たちが歌う歌には「絵」があるからです。
民謡しかり歌謡曲しかり。。。。
まるで自分が主人公でもあるかのように歌の中の絵に埋没して歌っていらっしゃるのではないでしょうか。


私が若い頃には今のようなアイドルやバーチャルなものもありませんでしたから「恋心の逃げ場」はなかったのです。
そこをうまく歌ったのが「歌謡曲」だったのでしょう

民謡しかり。。。。


結婚しない若い人、結婚できない若い人の話があるたびに「必要なのはお金ではなく、こういう『絵』を現実にすること」ではないのかと思う次第です。


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「盆と正月が一緒に来たよう」ってご存じですか? [どう受け止めたらいいのか]


内閣改造について岸田首相が「女性ならでは」と使ったら批判され、副大臣・政務官人事に女性が一人もいなかったらまた批判されるということがありました。


女性に配慮したら叱られ、女性に配慮しなかったら叱られる」という面白い世の中になってしまいました。


最近、ある若い人(20歳台)が「忙しい」と言うので「盆と正月が来たよう」なものですか?と聞いたら「それなんですか?」と聞き返されてしまいました。


生活習慣や価値観や考え方の変化は言葉遣いにも影響を及ぼしているようです。

「それならバーゲンってなんと言うと思う?」
と聞けばまたまたとんでもない言葉に。
今時、バーゲンというのも年中行事のようになりましたから珍しくもありませんが、私が子供の頃は、「誓文払い」と呼んでいたようです。


なお、「盆と正月が一緒に来たよう」というのは辞書的には
準備のためにきわめて忙しく立ち働く様子のたとえ
うれしいことが重なることのたとえ
と書いてありました。

とても若者の会話に入り込むような情景ではないような気がしてきました。


そういえば、2023年9月18日は「敬老の日」。
9月15日が「敬老の日」と身体に覚えこんでいた世代(?)である私にはもはや「へー!敬老の日だったの」状態ですが、社会保険の受益と負担を問題視する世代には「高齢者の日」とでも呼んでもらうしかないのかもしれません。



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「政治資金」の闇への対策 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


相変わらず「政治資金」の闇のような部分が報じられています。

政治資金の不正を報じる週刊誌が得意げなポーズをとるのはなぜでしょうか?
おそらく
誰も「政治資金収支報告書」を見ない
「政治資金収支報告書」の内容がわからない
ということもあるのでしょう。

「政治資金収支報告書」そのものはそんなに難しいものではありません。
企業の(あるいはご商売の)損益計算書が理解できればわかるレベルです。
※マスコミ人にはそういう知識のない方もいらっしゃりそうですが。。。

平たく言えば家計簿が理解できるレベルです。

ただ「選挙管理委員会」のサイトに行って各後援会の「政治資金収支報告書」を見るのが面倒くさいだけです。
中には複数の後援会がある場合もあります。

選挙管理員会も「形式要件」さえ整っていれば内容までチェックはしていないようです。


国会議員は「政務活動費」を頂かれているはずです。
そして「ホームページのない議員はいない」ということも言えそうです。

このホームページ上に当選前3年間及び任期中の「政治資金収支報告書」を添付すればいいだけのことです。
企業のホームページと同じです。
そうすればもっともっと「政治資金」への関心と緊張が高まるでしょう。

今の世の中は「気軽に批判できる」社会になりましたが「こうすればいい」と対策を語る人が余りにも少ない




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「給食の公務員化」はやめるべき [小さな親切、余計なお世話]


学校給食や自衛隊や消防署などの給食を受託していたホーユーという企業が破綻したということで、「やはり学校給食は公務員でなければ」というご意見をおっしゃる方もいらっしゃるようです。

なぜ「民間委託」ではダメで「公務員化」がいいのでしょう?
「公務員化」が今一つなのかというと
①根っこは低予算
②給食のために何人の調理師さんを雇うのか?
③突然の休暇や退職などでの補充はどうするのか?
④ノウハウはあるのか(誰が管理するのか)
⑤少数職場での仲たがい等にどう対応するのか?
等々細かな問題も見え隠れしてしまいます。

普通の公務員さんなら配置転換(異動)で対応できますが「給食担当者」は異動では対応できないケースも多々あります。


今回のホーユー問題の所在は
この規模でなぜ全国展開をしていたのか?
受注先はなぜか公共団体ばかり
ということです。

やはり、建設業者のようにランク付け(国レベル、複数都道府県レベル、単独都道府県レベル)も必要ではないでしょうか?

なにかあれば「公務員化」と言うのでいいのでしょうか?
組織の硬直化を招くだけです。

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「運転上手」の運転手さんと「挨拶上手」の運転手さん [どう受け止めたらいいのか]


タクシーなどに乗る時が特にそうですが、
A:運転上手の運転手さん(ただし愛想はよくない)
B:愛想はいいけど運転下手な運転手さん
のどちらを選びますか?
両方兼ね備えていることはもちろんでしょうがなかなかそういう人には出会わないものです。


私が「おもてなし」「接遇」に否定的なのは、こういうプロのスキルに期待しているからです。
愛想がよくても運転が下手くそなドライバーさんには乗りたくないのです。

おそらく多くの職業に共通のはず。


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「レシートご利用ですか?」と聞くな! [仕事についてのエトセトラ]


よく行くコンビに1人の若い店員さんだけ「レシートご利用ですか」と相変わらず聞いてくる。

他の人は「黙って渡す」し、利用するかどうかは客の選択。

こういう人を見るたびに「貧しい」とか「お金が足りない」などと言わないでと思ってしまいます。
「あんたは使ったお金、買った品物の確認はしないの?」
と逆に聞いてみたくなります。

中には「確定申告」の時に使うレシートもあります(領収書だけが証拠書類ではありません)

昨日今日入った新入店員さんならまだしもそろそろ覚えなさいよ。
「クレバー」という言葉はこういう時にある。


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「報連相」よりも「あれはどうなったか?」 [仕事についてのエトセトラ]


多くの企業では「報連相」という言葉がずいぶん浸透しているようです。

しかし、
「報」って何?
「連」って何?
「相」って何?
て問われると「そういうのどうでもいいじゃん」的な顔色に変わる方も多いようです。

「報告」「連絡」「相談」の何が違うのでしょうか?
ベクトルを見ると「下から上」への流れのようです。

「上から下」はないの?
本当に重大事の時にはちゃんと「報告」や「相談」ができるの?
それで上の人は「神様」なの?
という素朴な疑問も浮かんできます。


今企業などの組織に必要なのは「あれはどうなった」と問いかけることです。
だから「夕礼」「引継ぎ」などというものがあるのです。
ことが起きるまで「何も問題がない」などと言う職場や組織はないはずです。

「風通し」という方も多いようですが、「下から上」だけで風が通っていると言えるのでしょうか?
上から下
横〜横
にも風が吹かなければいけません。

あれはどうなったの?
人がやる仕事には「手抜かり」や「失敗」もあります。
「あれはどうなったの?」
という余裕がなければ「隘路は埋もれたまま」のことが多いようです。

ひょっとして「あれはどうなったの?」などと聞くと「嫌われる」などと思っていませんか?
組織の盛衰はどこにあるのかよーく考えてみませんか。。。。


過去記事
「ほうれんそう(報連相)はうそ」の理論
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2008-11-11
というのもあります。
合せてご笑読ください。


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「超高齢者医療」は誰が決める [どう受け止めたらいいのか]


若い人の中には「社会保険(特に公的医療保険)の受益と負担が割に合わない」というご意見が出始めました。

先日お会いした大学病院の病棟勤務の看護師さんに聞くと「80歳を超えた超高齢者の治療を決めるのはご家族」ということのようです。

他人には厳しく、自分の身内には「胃ろう」も辞さないような話です。


これでは、大病院が「治療施設」なのか「介護施設」なのかわからなくなってしまいます。

ただ、こういうことは誰も言えないのも実情です。

私が思うのは、

75歳以上の後期高齢者になったら「延命措置を取るか取らないのか」毎年宣言し文書に残すこと。

治療のための大学病院などの大病院には「要介護の高齢医者は入院させない」こと。

ご家族もある程度割り切ること。

が必要でしょう。


「治療」目的と「介護」目的では「医師」も「看護師」もエネルギーが違います。
よくやって普通、失敗すれば苦情または訴訟というリスクもあります。
もちろん「介護」目的の方の方がそういうリスクが高いようです。


「健康保険」などの「社会保険」制度や負担がどうのこうのという前に「現場の実態」「データによる検証」も必要でしょう。

こういう話をすると「マイナ保険証はイヤ」「紙の保険証で十分」という政治家やマスコミや高齢者が多いのも実情なのでしょう。


だから「データベース」もなく「情緒論」だけでいいの悪いのが跋扈してしまいます。
もう少し将来ビジョンを考えないと「医療」あるいは「健康保険」の制度疲労だけが置いてきぼりを食っている日本なのです。


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部下や同僚の「立ち居」を見よ! [仕事についてのエトセトラ]


昭和から平成と比べ令和の「職場の光景」は大きく変わったようです。

●なにか意見すると「ハラスメント」と言われてしまう
●「うつ」が増えた
●ちょっとしたことで離職する
●理屈先行型が増えた
●汗をかくのを嫌がる風潮
等々

まぁ、「時代の流れ」「働き方改革」と言ってしまえばそれまでですが、「手に技術や要領がつかない」まま「仕事師風情」を語る方も増えてきているようです。


ただ気になるのは「誰かがアドバイス」しなければいけないのではないのか?ということ。
そして「どのタイミングでアドバイスするか」ということ。


こんな結果で職場で起きているのは「仕事について行けない」人に誰も関与しなくなりそうなこと。
しかしよくよく見ると「不安を抱えている人はかなりいそうだ」ということ。

例えば、
つまらなそうに歩いている
●背筋が曲がって自信がなさそう
戸惑い顔
そういう「うつ」あるいは「離職」予備軍を見かけることもあります。

今の世の中、
優しい時代
他人に関わらない時代
③リアルの現実よりもネットを現実だと思い込む時代
のようです。


部下や同僚の「立ち居振る舞いを見ればわかる」こともあります。
そこからどうするか。。。。です。

ハラスメント認定されるのも不愉快ですから、アドバイスは
●「複数で
●「言葉丁寧に
●「相手の将来像を」考えて
ということなのでしょうか。。。。

人材を失ったところが負け
とことん「スキルを磨かなかった」者が負け
の時代はそこまで来ているのです。


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給食業者「ホーユー」という企業の不思議 [裏づけのない経営学]


・コロナだったから
・物価高だから
・賃上げだから
というのが最近の企業破綻の直接の原因として報じられることも多くなりました。

この給食業者の破綻の場合もそうでした。
「広島」 (株)ホーユー(資本金1000万円、広島市中区、代表山浦芳樹氏ほか1名)が、9月1日から一部の事業を停止し、自己破産の申請を検討していることがわかった。

当社は、1994年(平成6年)7月に設立された食堂の経営業者。大学や高校、官公庁、企業などの施設内にある食堂の企画・経営を主体に、売店の運営、研修施設などへの食事の提供などを手がけ、中四国地方を中心に、近年は北海道から九州までエリアを拡大していた。
(いずれも 2023/09/06 帝国データバンク 「倒産・動向速報」)

この企業のホームページを見てみましょう。

(会社概要)
・社 名 株式会社ホーユー
・所在地 本社 〒●●●-●●●● 広島市中区・・・・・
・TEL 082-●●●-●●●● FAX 082-●●●-●●●● 
・設立年月 平成6年7月
・資本金 10,000,000円
・代表者 代表取締役 山浦 芳樹
・従業員数 586名(正社員78名 パート従業員508名 ※2020年4月1日現在)
・事業内容 官公庁および学校の食堂の企画・運営、研修施設および寮への食事提供、売店の企画・運営、自動販売機の保守管理、レストランの企画・運営、寮の管理業務

広島の本社のほか営業所
HOYU.png
HP上では22か所あるようです。

さらに不思議なのは、
①資本金1000万円と規模の割に少ない
②社長しか姿が見えない
③なぜか官公需ばかり(学校、お役所、警察、自衛隊等々)
全国150施設
データが古い
業績がよくわからない
組織がよくわからない
といった特徴があります。

・この企業何か特別なノウハウでもあったのでしょうか?
・本来なら地元企業に委ねるような業務ではなかったのではなかったのでしょうか?
・なぜ各地の官公需の受注が多かったのでしょう?
・なぜ、地元を中心に面的拡大ではなく日本各地に展開されたのでしょう?
・「安心安全」の時代に衛生管理は大丈夫だったのでしょうか?
・何よりも「社長はとても忙しく全国を飛び回っていらっしゃった」のではないでしょうか?


こんな風に破綻する企業には「企業経営の不思議」というものがあるものです。


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「人手不足」?「人材不足」?「人手離れ」? [どう受け止めたらいいのか]


日本社会もコロナで潮目が変わったのかもしれません。

しかしよくわからないのは「人手不足」という話。


・景気も回復基調
・賃上げも行われている
というのに日本中が「人手不足」一色です。
不思議です。

コロナ前に働いていた人たちはどこに行ったのでしょうか?
その人たちが戻れば人手不足は少しは緩和されるはずです。
いかに少子高齢化とは言え、急に労働者が減るのも変なはずです。


例えば、
コロナ退職で復帰を諦めた(自宅にいる)
コロナ退職で転職してしまった(それならどこかの企業で人が足りているはずです)
残業が減り総生産(総営業)時間が減った
もともと人員が足りないところに採用と離職が繰り返されている
一人当たりの生産性が極端に落ちている
ということなのでしょうか?

銀行のようにかねてから対人仕事を機械(IT)に置き換えてきたところもありますが、多くの企業はそういう置き換えはなさらなかったのでしょうか?
いやいや現場仕事は機械には置き換わらないよ」というのももっともです。


ここで考えなければいけないのは、
①起業
②自由な働き方
などと言っているうちに日本の基幹産業の担い手が置き換わっていないのではないかということ。

つまり、
①飲食
②サービス(例えばウーバーイーツのようなデリバリー)
③販売
のようなご商売が過剰気味になってしまっているのではないかということ。
お手軽に職にありつけるかもしれませんが、お手軽な分「低賃金」になってしまうこともあるのではないでしょうか?


世の中は「最低賃金がどうのこうの」という議論もありますが、
日本の基幹産業あるいはエッセンシャルワーカーの賃金が低すぎることにも原因がありそうです。

これからいったい誰がこういうお仕事を担うのでしょう
日本社会全体が今一度考えなければ立ち行かなくなってしまいそうで怖くなってしまいます。

若いうちは低賃金で気ままな働き方でもいいのかもしれませんが、少し年を取れば安定した所得は得られなくなります


もう少し倒産や廃業が増えて人材が余ってくることに期待するしかないのでしょうか。。。。






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あなたの「25年後」は? [どう受け止めたらいいのか]

あなたの「25年後」を考えたことがありますか?

最近のマスコミ報道やSNSを見ているとどうも「足下」の話ばかりのような気がします。
少し将来のことを考えてみましょう。


1.70歳の方

いわゆる「団塊の世代」が1947年(昭和22年)4月2日〜1950年(昭和25年)4月1日生まれの方(76歳~73歳のようですが、ポスト団塊のあなたも25年後には95歳です。
「そんなに生きていないから」
と言ったところで、今から、これから「医療」や「介護」の世話になるのはあなたたちです。
「ピンピンコロリ」の準備をしましょう。
終活というか片付けも着手です。


2.60歳の方

25年後には85歳です。
まさかとはお思いでしょうが。。。

スタンスは70歳の方と同じです。
若い人たちにご迷惑をかけないような社会を作るギリギリのお年なのです。


また、運転免許返納などのテーマも現実になってきます。
ガソリンの高い今こそ「公共交通」の活性化(あなたが乗る)ということで老後の利便を今から改善していくことも重要時です。
いつまでも今のままではないのですよ。


3.50歳の方

25年後には、いわゆる後期高齢者の75歳になられます。
今のポジションがどうであれ、足下だけではなく将来ビジョンをしっかりと持ち、ご意見も言い、社会や組織を作っていかないと、あなたの面倒を見てくれる方は減ってくるのです。


4.40歳の方

いわゆる氷河期世代と呼ばれているのでしょうか?
生まれた時代を恨んでも時間だけは過ぎていきます。
そういうあなたも65歳です。
今の企業では定年の区切りです。

しかし、まだまだお若いのですから、「手に職を」つけたり、「学び直し」をしたりできます。
今さら「学歴がどうのこうの」というお年でもないでしょう。

「現場に出て働きましょう」
知的なデスクワークだけだとこの先行き詰りますよ。


5.30歳の方

55歳ですよ。
組織の幹部です。
今あなたがそういうお年頃の年長者に抱いている思いと同じように目を向けられてしまいます。
違うのは「若い人」「熟練者」がいないということ。


ご両親も80歳越えになられます。
そろそろご準備も。。。。

お子様もあなたと同じお年ぐらいになるのです。


6.20歳の方

お子様の教育、住宅問題、健康等々と気になる45歳です。
「大学は出たけれど」状態では?
「転職」ばかり繰り返して自分が固まらない方もいらっしゃるのかも。。。
「知識」に「知恵」を加える時間帯でもあります。

しかし現実には「若い」のです。
今からいろいろできます。

お金を貯めるのも今です。


なんか暗くなるような話かもしれませんが、25年後を意識しながら未来に挑戦するのも楽しいものです。
これこそライフプランです。
あなただけじゃないんですけどね。。。。


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オフィスの「暗証番号」の変え時 [仕事についてのエトセトラ]


最近ではオフィスや工場にはたくさんの暗証番号がある企業が増えました。

ところでその暗証番号はどんなタイミングで変えていらっしゃいますか?


銀行にはいろいろな暗証番号があります。

①入口のセキュリティキー
②カウンターに入るセキュリティキー
③金庫の鍵
④金庫内の金庫の鍵
等々

変えるタイミングは
退職者が出た時
人事異動が出た時
休職者が出た時
等です。
結果、頻繁に暗証番号を変えることになってしまいます。

特に金庫の鍵は業者さんを呼んで調整してもらうこともありますので大変です。
※金庫の鍵と金庫内の鍵は同じ人が管理していませんのでさらに大変です。

私が支店長の時は、入り口のセキュリティキーは毎月変えさせていましたから、慣れるまでは皆さんたいへんだったようです。

なお、「銀行内でお金がなくなる」というのはほぼほぼ内部の犯行と考えた方がいいでしょう。

また「半沢直樹」という銀行ドラマがありましたが、あのドラマの中で奇異に思ったのは、OB(出向者)といえどもカウンターを越えて事務室の中に入ることはありません。
応接コーナーか応接室にお通しします。

情報管理に厳しく、転職・離職の多い時代だからこそこういうセキュリティ管理はますます重要視されるでしょう。






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「職場の時計」と「動態観察」 [仕事についてのエトセトラ]

「あなたの職場には壁掛け時計がありますか?」

その時計はいくつありますか?

戦争映画を見ると「戦闘」に向かう兵士たちが必ずにやることに「時間合わせ」があります。
爆撃機、地上部隊等々の攻撃開始時刻「〇時〇分」と言った時の足並みをそろえることが目的でしょう。


最近は電波時計の普及で壁掛け時間も狂わなくなりました。
しかし「古いアナログ」時計のまま、「電波が届かない」部屋の場合は時計が示す時刻が異なっている場合もあります。
●こういう時計の時刻は誰が直すのでしょうか?
そもそも誰も見ないのでしょうか?

管理職になったら必ずやらなければいけないことの一つに「動態観察」というのがあります。
上司が部下の仕事ぶりをウォッチすることです。
●マニュアル通りか
●手順はおかしくないか

特に銀行では徹底されています。
●「お金を扱う」職場ですから「不正」(使いこみ等)をある意味監視するためです。
●同時に部下の「仕事ぶり」を確認(評価の前提)するためです。
●「仕事の繁閑」により「応援」に入ったり、「応援」を求めたり、「配置転換」を考えたりするためです。


上司が仕事をしない
という不満を聞いたり見たりすることがあります。
確かにポストに応じて相応の仕事もあり、かつ増えているのでしょうが、「パソコンとにらめっこ」や「自分の思いを伝える」だけでは組織は回りません。


あなたは「部下を抱えている」のです。
最初の部下の不満は「仕事のできない」人から始まり、そのうち「仕事のできる」人の不満につながり、かくして人材が流出していくのです。



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「経営者に求められる」こと [裏づけのない経営学]


企業の盛衰は「経営者」の資質も大きいものです。

「絶対」と言わなかったのは
①支える番頭さんの有無
②支える経営幹部
③優れた従業員
競争力ある商品、製品
事故のない現場
等々の組み合わせ・複合要因だからです。


ところで皆さんは「経営者」に何を求めますか?

A:経営ビジョン

B:経営マネジメント

C:現場力(現場への関心 〜 技術力、販売力、各従業員の仕草への関心)


ひょっとした多くの方が「ビジョン」「マネジメント」だとおっしゃるのかもしれませんが、私が見る限りでは「現場力」のない経営者の企業はしくじりやすいようです。

●時間外勤務の実態
●経費の無駄遣い
●客との癒着(⇒不祥事の種)
●製品・商品のレベル低下
●技術の劣化
●無駄な作業の増加
●目で見る人材の発掘と検証
などに「関心がない経営者ほど経営ぶりは不出来」ということが言えます。


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「基本ができない」人は職場ではうまく行かない [仕事についてのエトセトラ]

「人間関係がうまく行かない」ので退職した、転職した。
と何かのサイトに出ていました。

本当でしょうか?

1.他責と決めつける人に

確かに「よくあるケース」です。
そこで考えなければいけないのは
・「あなたは間違っていないのか?」
・「基本」に照らすとどうなのか?
・そもそも退職者は多いのか?

2.自責と思う人に

そこで考えなければいけないのは
・「基本」に照らすとどうなのか?
・あなたの知識量や知識の質はどうなのか?
・仕事のスピードはどうなのか?(経験者なら要求水準は高くなります)


そういう中でその職場をイヤになる理由が「人間関係」という万人向けのものになさるのでしょう。
確かに「仕事のできない」「配慮の足りない」ボスや上司はいます。
・そういう組織は人の入れ替わりも激しいはずです。
・そういう組織は早々とおさらばなさるべきでしょう。
・大きな組織なら配置転換も申し出ることもありかもしれません。
ただ「出る杭は打たれる」とお思いなら「出過ぎた杭は打たれない」というレベルまで自分を高めることも必要です。


「うちは人手不足で」とおっしゃる経営者の方がいらっしゃいます。
その事情はご存じですか?
①業容が延びていて人が足りない
②機械化やIT投資が遅れていて旧態依然の仕事ぶりが蔓延している
③職番の人間関係に目をやらない(経営者に正面から不満を言う人は少ない)
④配置転換などをやらない(ベテランが幅を利かす結果となる)
⑤ご自分で現場に刺さりこまない
⑥明らかに待遇が悪い
等々があります。

「人手不足」と言った瞬間に多くの他人は「あんたのせいだろ」と思ってしまいますが「口に出さない人の方が多い」というのも実情です。









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