SSブログ

「給食の公務員化」はやめるべき [小さな親切、余計なお世話]


学校給食や自衛隊や消防署などの給食を受託していたホーユーという企業が破綻したということで、「やはり学校給食は公務員でなければ」というご意見をおっしゃる方もいらっしゃるようです。

なぜ「民間委託」ではダメで「公務員化」がいいのでしょう?
「公務員化」が今一つなのかというと
①根っこは低予算
②給食のために何人の調理師さんを雇うのか?
③突然の休暇や退職などでの補充はどうするのか?
④ノウハウはあるのか(誰が管理するのか)
⑤少数職場での仲たがい等にどう対応するのか?
等々細かな問題も見え隠れしてしまいます。

普通の公務員さんなら配置転換(異動)で対応できますが「給食担当者」は異動では対応できないケースも多々あります。


今回のホーユー問題の所在は
この規模でなぜ全国展開をしていたのか?
受注先はなぜか公共団体ばかり
ということです。

やはり、建設業者のようにランク付け(国レベル、複数都道府県レベル、単独都道府県レベル)も必要ではないでしょうか?

なにかあれば「公務員化」と言うのでいいのでしょうか?
組織の硬直化を招くだけです。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事