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あなたの「所得」はいくらですか? [どう受け止めたらいいのか]

「税金」や「社会保険料」が高いとおっしゃる方は多いようですが、そうおっしゃるあなたの所得はいくらでしょうか?
・サラリーマンの方なら「源泉徴収票」に書いてある金額
・サラリーマンじゃない方は「確定申告」であらわされた金額
ということになるはずです。
※副業収入や一時所得は修正が必要です。


6月7月と相次いで
●特別区民税・都民税 の税額決定通知
●国民健康保険料納入通知
が届きました。

私自身は確定申告をしていますので「所得」は確定申告との照合は行うことにしています。

そこで気がついたのは、

①区民税・都民税の基礎となる所得は「確定申告」と同じ
②この「区民税・都民税の税額決定通知」はわかりにくい
③健康保険料の基礎となる「所得」は諸々の控除前の所得

ということ。

結果、国民健康保険料は「区民税・都民税」に比べ割高になっているようだ。
おそらく法令に則ったルールなのでしょうからやむをえないと言えばやむをえないところもありますが、理解するまでにはそれなりに時間が必要です。



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「商店街」って必要ですか? [無駄の効用かやっぱり無駄か]


自宅から駅までの道すがらペットボトルを買うのは「コンビニか自販機」という方も多いでしょう。
いえ、ペットボトルの飲み物を売っているお店など私の街の駅前商店街にはありません。

今朝の読売新聞朝刊には
コロナ禍3年 商店街は元に戻るか
という記事が載っていました。

大阪の「日本一長い商店街」らしい「天神橋筋商店街」のお話です。
おそらく日本各地の商店街共通の課題でしょう。

この記事の浅薄なのは

コロナ禍で業績が悪くなったのではない
⇒業績は趨勢的に悪くなっている

「ネットショッピング」「ショッピングセンター」「コンビニ」の隆盛の前に商店街である必要はあるのでしょうか?

③そもそもこの記事を書いた記者氏(大阪本社経済部の次長様)は毎日の買い物を商店街でしないでしょ

高齢者の多い地域では「移動販売車」の時代でもある

ということ。


経済部の偉い人が郷愁だけでビジネスや国民生活の利便を語るのはやめていただきたい


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そこに「恋や愛はあるんかい」(朝生の少子化議論) [どう受け止めたらいいのか]

昨夜は「朝まで生テレビ」(テレビ朝日)を見てしまいました。
久しぶりでした。

今回のテーマは「激論!少子化ニッポン」~恋愛・結婚・自分の幸福〜 
「なぜ少子化がここまで進んだのか?!」
「これでいいのか?!『異次元の少子化対策』」
などと言うものでした。


議論の中心は「生まれてきた子供にはこんな政策がある」というようなこと。
本来なら「赤ちゃんはどうやったら増えるか?」ということのはず。

確かに「お子さんが生まれても国や自治体はこんな支援をしていますよ」ということも重要ですが、その前に、やはり「男と女の恋物語」⇒「男と女の結婚ロマンス」をどう醸し出すのかということが優先順位一番のような気もします。


意外だったのは進行役の局アナ2人が「職場結婚が減っている」ということをご存じなかったこと。

男の側から見れば、
学生時代から相手がいる人が増えた
〜そういう人には声をかけられない
かつてのような「短大卒」という女性も減った
〜「同期」の年の差という居心地の良さがなくなった
「寿退社」も減り新卒女性の採用も減った
〜新卒で入社しても周りは既婚者や年長女性が多い
SNSの発達で「あなたが一番」と思ってくれそうな女性の姿も見られなくなった
〜広く浅い「友達づきあい」が増えたような気もする
等々からの「差別だ」「セクハラだ」と言われそうなので男もおとなしくなってしまったこともあるかもしれません・

あるいは「お見合い」の仲介をする「やり手ばあさん」や「保険のおばちゃん」も少なさそうです。


一人口は食えぬが二人口は食える」と言われ、「貧乏人の子沢山」などと言われたのも今は昔でしょうか?
不思議なことに私の同級生で今でも独身を貫いている人はいません。


ワンルームマンションでの快適な一人暮らし」に慣れてしまえば生活の不便さもありません。
淋しい時はSNSが相手をしてくれます。

今を盛りの「マッチングアプリ」の話も出ていましたが、独身女性コメンテーターによると「結婚となると男性側が古典的な家庭像を要求する人も多い」のだとか。。。


平等、多様性などと言っているうちに古き良き情緒のようなものが失われてきているのかもしれません。
「所得が。。。」というのは後付けの問題ではないでしょうか。

男と女の結婚話。。。。うっかり口を開けば何を言われるかわかりません。
くわばらくわばら。


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「消費税ゼロ」でも豊かな社会は来ない [少し政治的な話を。。。。]

日本には伝統的に「賢い消費者」という考え方があります。
「安物買いの銭失い」という言葉にも代表されるように「節度ある消費者」というのが実情です。


ある「消費税ゼロ」を党是とする野党支持者の方のツイート。。。


給料が上がる社会にする方法

①消費税ゼロにする

②消費が増える

③経済成長する

④物が売れて企業の業績上がる

⑤法人税累進強化(中小は実質減税)で設備投資や賃上げ促進

⑥従業員の給料上がる

⑦結婚や出産しやすくなる

⑧子供が増え更に経済好循環


さてさて皆さんはこのバラ色話をどうのように受け止められますでしょうか?

確かに「GDP」の主要構成要素である「消費」ファクターですが、「消費者」の存在を考えれば「伸びしろは少ない」と考えた方がいいようです。


例えば、

1.「消費税をゼロ」にしても買い物は増えない

①不要なものはいらない
②量消費(特に飲食)には限界もある
③「ないものを買う」のならまだわかりますが「あるものを買う」というとどんなことが起きますか?
 →「廃棄物が増える」
④所得が増えない限り「買い物」には限界があります

2.「消費」が増えても「経済成長には限界」がある

消費ファクターには2つあります。
一つは個人消費
一つは企業消費
です。

①毎月月末に統計局が公表している「家計調査」でわかるのは「個人消費」の傾向です

「家計調査」は「全国約9千世帯の方々を対象として、家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査」している法定アンケート調査です。
ここには「企業の消費」状況は載ってきません。

②「個人消費」と「企業消費」の両方をとらえることができるのは「販売統計」です

車でもボールペンでもレジでお金を払うのは「一人の人間」ですが、お金の出所が違います。
・個人の財布から出れば「個人消費」
・企業の財布から出れば「企業消費」
です。
デパートのお菓子売り場などでよく見かけるのは「領収書を下さい」という光景です。
企業は経費で落とすので「領収書が必要」なのです。

販売統計は
・自動車販売統計
・チェーストア販売統計
・百貨店販売統計
などが有名です。


3.「物が売れれば業績が上がる」というのも幻想

①利益の伴わない販売は儲からない(業績はよくならない)
②商品仕入れコスト、人件費の増加等を考えれば「物が売れる」=「業績がよくなる」というわけでもないようです
③「輸入品を仕入れて売る」だけでは日本のメリットは限定的


4.個人消費は年齢・世代により異なる

ライフステージによっては
①シンプルに「買い物に回す」ことができないこともあります
②「売れる商品」にも変化(多様性)があります

例えば、
●子育て世代は子育て世代なりのお金の使い方があります
●住宅ローン世代は「ローン返済」という強制があります
●高齢者世代は「量消費」には限界があります
・明らかに食事量は減ります
・「高齢者」ならではの買い物もあります
・「終活」を意識したらむやみには買い物はできません
・「医療費」「介護費」が増えるということもあります


5.「人手不足」という壁

今の日本を見ると
必要なビジネス(特にエッシェンシャルワーカー)には人が集まらず、必要性の順位の低いビジネスで働きたがる人が多いようです。

「必要性の順位が低い」ビジネスは結局「競争が激化」するだけのことで「儲からなくなる」でしょう。
テレビでちやほやするようなビジネスこそ寿命が短い」ということも言えるでしょう。


ことほど左様に「消費税をゼロにすれば景気がよくなる」⇒「賃上げが起きる」というのは幻想です。

マスコミに登場するエコノミスト(もどき)の皆さんの話に騙されませぬように。
「消費税をゼロにする前にやること」はたくさんあるようです。
「消費で経済を回す」というのも同様に幻想です。




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「マイナンバーカード」の泣きどころ [少し政治的な話を。。。。]

なぜマイナンバーカードの普及がここまでグタグタになってしまいそうなのでしょう。
このグタグタ話の原因はいくつかあります。
そこが「泣きどころ」(弱点)ということもあります。

例えば、

1.河野デジタル大臣の説明下手

マスコミでは「突破力」があるなどと評されているようですが、今回のマイナンバーカードの説明ぶりを見る限りでは

①大風呂敷なだけでビジョンも優先順位も何もわかっていない(そもそもマイナンバーカード制度そのものを理解されていない)

●だから口を開くたびに「話が別話として拡大」してしまう

②メリットとかデメリットという前に「なぜマイナンバーカード制度が必要なのか?」ということが頭の中にない
「高齢者増」時代かつ「人手不足」時代を迎え
・医療現場
・健康保険
・健康保険組合
・公務員のお仕事
の制度疲労が顕在化しているのも事実
なぜ「こういう事情で必要だ」と言えないのでしょう。
失礼ながら「頭が悪い」ということなのかもしれません。


2.マスコミの勉強(取材)不足

マスコミはなぜ独自取材をしないのでしょう?

①不具合事例の多くは「ある野党系の病院・医療団体組織のもの」ではないでしょうか?

多くの病院はまだまだ「マイナ保険証」の受け入れ準備ができていないのが実情です。
なぜ「あの団体だけ」が早い段階で不備事例を集計できたのでしょう?

②なぜ「独自取材」をしないのか?

●少なくとも東京都内(近郊を含む)には
・大学附属病院
・都立病院
・日赤病院
等々たくさんの病院があります。
こういうところになぜ取材しないのでしょう?

●後継者がいない「高齢クリニック」はおそらく「マイナ保険証」には消極的でしょう
「デジタルカルテ」などに取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

●医療関係制度の「制度疲労」になぜ向き合わない
・いわゆる「紙の健康保険証」の「使いまわし」「なりすまし」等の話題も顕在化しています
こういう問題は放置なのでしょうか?

●健保組合も「赤字化」等単独では維持できないところも増えているようです
こういう実情調査はいかがなのでしょうか?

●「自分でマイナンバーカードの作成入力した」私はなぜ不具合なく使うことができているのでしょう?
どうしても「システムエラー」にしたいということなのでしょうか?
「他人に入力してもらい」「受取時に確認していない」人たちの障害が多く出ているのではないでしょうか?


3.「20,000ポイント」を頂いた国民の皆さんはどうなのか?

①パソコンやスマホリテラシーの乏しい人(活用が限定的な人)にはマイナンバーカードの扱いはそれなりに難しいのかもしれません。

例えば
●「マイナポータル」というサイトを開いてみましたか?
そこで自分の個人情報を確認することも必要です。
・マイナンバー
・氏名
・住所
・生年月日
・紐付け預金口座
などの情報は確認できます。

そもそも「マイナンバーカード」受け取りになった時
・マイナンバー
・名前
・生年月日
・住所
などの確認はなさらなかったのでしょうか?

●私のスマホの「指認証」「顔認証」も不具合が多いのが実情です
なぜ暗証番号になさらないのですか?
「覚えられない」とおっしゃる方には
・親の誕生日
・(過去につきあった)彼氏・彼女の誕生日
・実家の電話番号
等々、忘れられないものもあります。

●高齢者になった時など「病歴」「治療歴」がわかりますか?
今度の「マイナ保険証」はこの「病歴」「治療歴」を持ってくれるようです。
「定期的な健康診断」の情報も持ってくれるのなら「自身の健康管理」に役立ちます。

②「個人情報が流出するかも」というご心配な方
どんな情報が洩れると困りますか?

●「預金口座」の情報などマイナンバーカードがなくても「税務署」は即お調べになります
●またクレジットカードの情報が洩れれば預金口座の情報もセットで流出すはずです
●「病歴が洩れるのが嫌」とおっしゃるのなら「資格確認書」になさればいいだけ

③介護施設で「保険証が預かれなくなる」ということも考えものです

そもそも介護施設が「保険証を預かる」のがいいのか?という議論が必要です。
介護保険の対象者でもあるのでしょうから「行政的な特例措置」を設ければ解決するはずです。

さらに救急車で病院に運ばれた時など「健康保険証」をご持参なさる方も多くはないはずです。


4.政府の説明不足

「メリット・デメリット」の有無をお話しされる方も多いようです。
使いなれた「紙の保険証」の使い勝手の良さを超えるほどの違いを説明できる人も少ないでしょう。

①今、政府が説明しなければいけないのは「なぜマイナンバーカードが必要なのか?という
・必要性
・目的
です。
利便性だけで説明をしようとするから行き詰るのです。

高齢者になる前に「マイナンバーカード」に慣れ親しむ必要性を訴えるべきなのです。

「平井、河野と大風呂敷な大臣」や野党の発言に翻弄されてはいけません。

②「マイナンバーカード」を持つのが嫌な人には「資格確認証」への切り替えを促進することです。

マイナンバーカードのシステムの見直しやチェックは絶えずやらなければならないことですから、遅れは許されません。


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岸田首相の海外歴訪のこと [少し政治的な話を。。。。]


岸田首相が相次いで海外諸国を訪問しています。

A:令和5年7月11日~14日 NATO首脳会合及び日・EU定期首脳協議出席(リトアニア)
B:令和5年7月16日~18日 サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦及びカタール国訪問

と。
ネットでは「国内で大雨被害が相次ぐ中なぜ行くのか?」という批判もあるようですが、

1.今回の豪雨災害対応
①まず、生活の原状回復
②知事以下の現場に任せる部分が大きい
③国土交通大臣、防災担当大臣もいる
④東日本大震災のような空前の大災害なら首相の指揮・判断も必要であるが局地的
というのも実情です。

2.ウクライナのゼレンスキー大統領と会談していない
①G7の場で十分会談はしたはず
〜これ以上何が日本にできるのか?という問題もあります
②ゼレンスキー大統領としてもより多くの首脳と会って支援を要請したいはず
③NATO諸国に「ロシア、北朝鮮、中国と国境を接する日本のことを忘れないで」とのアピールになる

3.サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦及びカタール国訪問は「原油や天然ガスの安定供給」の要請
①これは外務大臣ではできない
②原油、天然ガスの安定供給は日本にとって重要課題

ということ。
マスコミも含めもう少し大局観に立った論評ができないものかと思います。





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強い企業は「仕組み」ができている [仕事についてのエトセトラ]


経営ぶりが順調な企業を訪ねると、経営幹部(社長、工場長、店長、事務長等)が必ずおっしゃることがあります。
うちはこういう仕組みで仕事をやっている
と。

すべての社員をベテランで職人肌の人を揃えるのはたいへんなことです。
逆に年齢とともに「人材育成」をしてこなかったツケが来てしまいます。
※最近のプロ野球のようです。


ツイッターにこんな話がありました。

ある看護士さん
新人看護師が担当していた患者さんが、お昼頃からウトウトしはじめた。患者さんに声をかけると、眠たそうに目を開けて「…はい」と答えるけど、すぐにまた寝てしまう。「この患者さん、午前中もこんなに寝てたっけ?」と聞くと「はい。こんな感じでした。お昼だし眠たいんじゃないですかね」と答える新人。いや、でも何かがおかしい。さっきよりも、なんとなく呂律も回ってなさそうな話し方をする患者さん。「これきっと頭の中で何か起きてるから、先生に言おう!」と新人に伝え、医師に連絡。CTとMRIを撮った結果、脳梗塞を起こしていた。すぐに治療が施され、症状も最小限で済んだ。すぐに治療が施され、症状も最小限で済んだ。看護師は患者さんと関わりながら、この"何かおかしい"に気づく事がとても大切。それには普段からの観察力と、違和感を感じる力が必要となる。私自身も、経験とともに得てきたスキル。違和感に気づけるか気づけないかが、患者さんの異常に気づき、早期発見&早期治療に結びつくことになるなと強く実感した。


実際にはそういうものかもしれませんが、病棟の看護師さんは
寝ている患者さんを起こしてでも
①検温
②体調の変化を確認する
等が重要なルーティーンワークです。
「新人だから」「経験者だから」という以前の問題ではないでしょうか。
この新人看護師さんの頼りなさだけを責めてもいけません。
マニュアルには載っていたはず。
仕組みとしてワークしていないのではないでしょうか。


ある患者さん
現在入院中です。まさに、おっしゃる通りです。Dr.は1日2回回診来るだけ(激務だから仕方ない)、抗がん剤を、普通の点滴だと勘違いした新人さんが、外してしまい「それは、抗がん剤だよ!」「え?わかりません」→ベテラン来る 「何やってるの」全ては看護師さんの経験値にかかっている。


私の知る都内の大病院では、抗がん剤の扱いについては、
①ダブルチェック
・患者名
・薬品名
・量
・点滴速度
・管のつなぎ
等々
抗がん剤曝露予防
抗がん剤はきつい薬です。
取り扱う医師や看護師さんも
・顔マスク(アクリルなどの透明なもの)
・防護服着用
・二重手袋
・ちゃんと血管に入っているかのチェック
さらに患者さんも
・トイレは二度流し
が行われています。

それほどまでに厳重対応がされている抗がん剤の点滴を「新人看護師さんが抜く」というのはおそらくありえないでしょう。
点滴マシンで調整すれば済む話です。

ことほど左様に「経験」だけではなく「ルール」に基づいた仕事のやり方がベースにあるものです。
もちろん「不都合なルールは改善する」ということとセットです。


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「ハッピーマンデー」は必要なのか? [どう受け止めたらいいのか]


今日はハッピーマンデーの休日だとか。
「3連休だ」などと言っても享受できるのは「大企業」「公務員」様くらいか。。。
夏休み前の学生さんも中途半端な休日です。

おそらく内外の「働きすぎ」批判に観光業界が乗っかったものでしょうが、

①休日でも働く人は多い
②エッシェンシャルワーカーには休日はない
③本社は休日でも現場は働いている
④週明けは積滞が増える
⑤部材の調達にもタイムラグが増
⑥休暇の取得で済む話

等々それなりの違和感もあります。


「人手不足」時代を迎え
「応援体制」づくり
休暇取得の平準化
の方が企業活動にはフィットするはず。


まず「休暇取得の平準化」こそ考えるべきなのでは。
そのうち社会が回らなくなりますよ。


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「看護師不足」と「奨学金」 [仕事についてのエトセトラ]


看護師さん。
大学病院に勤務する知人の看護師さんに聞くと「看護師不足でたいへん」ということのようです。
人手不足という声は多いようですが、本当に「人手が足りない」職種・職場はどこ・どんなお仕事なのでしょう。

看護師になるには、大学または3年以上の教育を受けて、看護師国家試験に合格する必要があります。 看護師には人間を幅広く理解する能力や根拠に基づき計画的に看護を実践する能力、他職種と連携・協働していく能力などが求められるため、免許を取得する前の教育では、これらの能力を培うための教育が行われます。
(公益社団法人日本看護協会HPより)


私の知る大学病院では「4大卒」の看護師さんが主流のようですが、看護師さんになるには、
●専門学校(3年以上)
●大学(4年以上)
●大学院
と言った機関で教育を受けた後「国家試験」に合格するという手順が必要なようです。


※裏話では
4大卒→看護師
院卒 →看護士
と呼ぶとか。

最近では男性看護師も増えたようですがやはり足りないようです。

そこで考えなければいけないのは

1.看護職希望のインセンティブ → 奨学金制度の充

2.職務の見直し → 看護師でなくてもできる職務の洗い出し

が喫緊の課題でしょう。

私は針職人だから」という知人も「老眼」の恐怖を感じるお年頃です。
高齢者増社会に向き合うにはエッセンシャルワーカーなしでは難しいことも多いでしょう。

反対ばかりでは「時計の針を止める」だけです。
どうする日本。

そういえば「奨学金」がどうのこうのという話も流行病のようなものだったのでしょうか





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「おふくろの味」はどこへ [仕事についてのエトセトラ]


最近、とんと見聞きしなくなった「おふくろの味」という言葉。

いったいどこをもって「おふくろ」なのかはよくわかりませんが、味付けとか提供の仕方に「ほのぼの感」が残るのでしょう。
「ノスタルジー」と言ったところで「レンジでチン」や「デリバリー」にその厚みは伝わってきません。


さてさて仕事です。
仕事も「知識」と「経験」だけでは思った成果は期待できません。
そこには、
工夫
創意
情熱
と言った厚みがさりげなく塗されているのです。


こういう職場は強いのでしょう。
SNSの愚痴には「定型的」なお仕事すら行き詰っているようなことが伝わってきます
いったいいつからこんな日本になってしまったのでしょう。




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「カレンダー」の準備 ~ 必要ですか? [仕事についてのエトセトラ]


企業の中には年末にお客様に贈呈するカレンダーの準備(発注の集計)をなさっているところもあるのでは?

ところでまだ必要なのでしょうか?
コロナ前から多くの企業がカレンダーを「やめる」「縮小する」行動をなさっているようです。

そもそも、
経費が掛かる
②年末の短い営業日に配るのが手間
費用対効果も疑わしい
惰性
と言ったことでカレンダー配布を大幅に見直しされたようです。


わが家に限って言えば、
①デジタル化の恩恵でなくても困らない
②カレンダーは壁に貼らない
③必要なら100円ショップでも買える
ということなのか特に困っていません。


しいて言えば日本のGDPの引き下げ要因になっているのかもしれません。
企業消費」の力を知ることも必要です。



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「不思議な部下」もいる [仕事についてのエトセトラ]


同僚の中や部下の中には「不思議な方」もいることがあります。
いい方に不思議ならいいのですが、
コンプライアンスから見てどうか
ビジネスマナーから見てどうか
というタイプです。


その彼女が私に「〇〇さんは背中一面にタトゥーがあるのです」と話の中で出してきました。
そもそも「それがどうした」状態です。

〇〇さんは普通のお嬢さんで何かの失敗でこの彼女から「劣等扱い」を受けていただけです。
結果、仕事も消極性が目立ち、お客様の電話にも確答をしないというタイプでした。
仕事の沼に嵌っています。


そこで考え実行したことは
①私が動態を観察する
②私がサポートし、私が直接関与する
③私の電話応対ぶりを真似させる
チームで読み合わせ研修を頻繁に行う
外部研修にも行かせ知識を高める
こと。

みるみるレベルアップしてきました。
劣等の烙印を押し、スポイルし、組織のお荷物にされていたようです。


件の彼女はどうかと言うと、
①ルール無視
②コンプライアンス違反も頻繁
という状況で危ない限りです。
価値観そのものが違います。
違うのは他の部下よりもパソコンが詳しかったくらいです。

ある時のコンプライアンス違反を問い詰めようとしても「お客様のため」との思い込みがあるだけで、「どうしてよくないのか」がわかっていません。

そこで登場したのはかつての彼女の上司たち。
〇〇さんを無能扱いしていたグループです。
彼らから見れば〇〇さんのレベルアップは面白いはずがありません。

彼女について「ああだ、こうだ」「厳しすぎる」との注文です。

私は知っていました。
●彼女の人事記録の中にとんでもない不祥事があり全容が記録されていたこと
この上司たちは不必要な出張が妙に多いこと
等々。

私は異動したのでその後どうなったのかよく知りませんが、組織に巣くうダニは必ずいるということは経営幹部・管理職になると知っておかなければいけません。


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「レシート必要ですか?」とまだ言う人たち [どう受け止めたらいいのか]


「レシート必要ですか?」
何度言われたことでしょう。

現に手元にレシートは吐き出されているし、普通は「当たり前」のこと。
捨てるか持ち帰るかは各人の判断です。

あなたに決めてもらう必要はありません。
「もらい忘れて」後でとりに行った時「捨てました」リスクを考えないのでしょうか?


私はキャッシュレスなので何とか支払い履歴は残りますが、クレジットカードでこれをやられたら困ります
しかもどうもレジの担当の判断で「レシート必要ですか」トークがあるようです。
「もらい忘れて後でとりに行く」とゴミ箱の中から探し出す手間も増えます。
「急がば回れ」という言葉もあるように何を急ぐのでしょう。

「医療費控除」などもレシートは必要です。
セルフレジではレシートがないとおかしなことにも巻き込まれそうです。

モノの流れ、カネの流れを意識する習慣をつけないとまた今日もおかしな会話が始まるのです。


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「新規取引」は小口から [仕事についてのエトセトラ]


「大口取引を獲得する」「新規取引先を獲得する」というのは第一線の営業マンにとっては鼻高々です。
では、なぜそういう「大口」取引や「新規」取引が取れたのでしょう。

答えは「競争相手に勝ったから」「競争相手が引いたから」ということです。
銀行は「協調融資」という手法でリスクを分散します。

ビジネスの現場ではいかがでしょう。
建設事業などではJV(共同企業体制度)というのがあります。

「独り占め」もおいしいのですが昨今のリスクを考えるとジョイントすることも必要なのです。
特に新規取引は「小口から様子を見る」というのも必要です。

人手不足社会
コンプライアンス社会
では何気ないことが今まで以上に大きな経営課題になっています。

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「整理整頓」で仕事は効率化する [仕事についてのエトセトラ]

銀行がアナログ中心の仕事をしていた時、たまーに「伝票が行方不明になる」ことがありました。
大事です。
店中で、経路を辿りながら探します。
しかし出てきません。

そんな時は
「やや仕事ができないタイプ」
「声の小さいタイプ」
「かつて失敗経験のあるタイプ」
の方が「あいつがなくした」的に疑われてしまいます。
これが続くと退職ムードも出てきてしまいます。
しかしそれは先入観であり実際は「整理整頓」の悪いやつから出てくるものです。

信じられないのですが「決裁もせずに離席(多くが食事)」して「その上にまた書類が積み重ねられている」状態のヤツの席から出てくるものです。

・シュッレッダーは現場にはありません
・ゴミ箱のゴミも日中はその事務室以外には持ち出さない
というルールでしたから「お客様に渡さない限りはオフィスの中にある」ものなのです。


整理整頓の悪いやつはこういった「紛失」どころか「不祥事」の出発点になっていることもよくあります。
誰が注意するのか
この役目のいない職場はやはり効率が悪いでしょう。
「オフィスにはプライベートなものはない」
というのが銀行です。


デジタル化した今、あのパソコン上のデスクはチェックなさっていますか?
大事なファイルが潜り込んでいることはありませんか?

操作する人間はいつもアナログなのですから。

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「職務分析」で残業は減る [仕事についてのエトセトラ]


多くの職場には「残業」しなければいけない日があります。
例えば、
常態化
急ぎの仕事
大量の仕事
「余人」ではできない
等々が特徴的ですが、
中には、
報酬の一部に組み込まれているケース
もあるようです。

しかし「本当に残業が必要なのか?」という検証はなさっていますか?
急ぐのか?
段取りが悪いのじゃないのか?
無駄な仕事も多いのじゃないか?
と考えたことはありますか?


ある異動で私の部下に総務・庶務的なお仕事(営繕・車の管理等)をする部下が転勤してきました。
異動の書類を見ると「残業が多い」というのが特徴的です。
月に40時間の残業が状態化しています。
誰も見なかったのか?
20日勤務としたら毎日2時間の残業です。

こういう違和感がある時は
トップがチェックすること
〜健康管理の観点からも必ず横やりを入れなければいけません
職務分析」をすること
〜朝から晩まで「いったいどんな仕事をしているのか」の確認
ということです。

びっくりしたのは
この仕事あなたがしなくてもいいんじゃないの
誰も管理しておらず任せきり
ということ。

職務分析」をすれば多くの残業は減ります。
部下が「どんな仕事をしているのか?」「どんな仕事ぶりなのか?」をご存じですか?

その残業代をほかの誰かのボーナスに乗っけてあげてください。


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「職場不倫」のほぐし方 [仕事についてのエトセトラ]


東京に本店を置く銀行と言うのは全国転勤ありの「総合職」と地元採用の「一般職」というのがありました。

「総合職」は約5年サイクルで転勤
「一般職」は地元で選び抜かれた人たち
でした。

総合職は早くから大都市圏に家を持ち「単身赴任」を余儀なくされる方も多かったようです。
あるいは「出身地」に家を構え東京や大阪に逆単身ということも。。。。

私はお酒も飲まないしアフター5や休日まで仕事仲間を誘うということはまずしませんでした。
なにせ仕事が趣味と言われていましたから。。。
というか、懇親会、パーティやゴルフで忙しかったですし。

誘われたり、行内の懇親会くらいしか部下とのアフターの付き合いはほぼなし。
ある意味フレンドリーでもなく評判も悪いということ。
※場所探しと金出しはちゃんとやりましたが。

部下のプライバシーには深入りしない」も重要なことです。
そこで困るのが「不倫話」。
密かに進んでいるうちはいいのですが、下手をすれば優秀な部下を二人も失ってしまいます。

意外と知られていないことも多いようですが、なぜか私の行動域でこういうカップルによく出会うことがありましたが「知らんぷり」です。

しかし問題をこじらすこともできません
だから「人事異動」ということも不自然です。


私が日ごろからやっていたのは、「身上書」に「転勤の希望」「場所」できれば「その理由」を書くように指示していました。

部下の中には
・親の介護
・家族の都合
・チャレンジしたい業務
を書く者も多かったようです。


この希望に則って定期異動の時に「事情の分かる」異動をするようにしました。
この異動以後の先は「熱が冷めるか」どうかです。

無責任なようですがプライベートな問題に深入り過ぎるわけにはいきません
「知らんぷりしながらさりげなく距離を置かせる」ことも対応策なのです。


なお、部下とは最低年2回以上は面接をしていましたから異動材料には事欠きませんでした。
多くの部下はこの身上書に基づいて異動させていましたから違和感はなかったでしょう。
余りにも短期間の異動の場合は「余人に代えがたい」「ある部門からのリクエスト」ということもありました。


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「論理的に叱るか」「感情的に叱るか」 [仕事についてのエトセトラ]

最近はパワハラ感覚の浸透で「叱る」ことも間々ならぬ状態も見え隠れします。

一番困るのは「叱る」と言うこと・・・・つまり叱り方のことです。
組織は「叱りながら育つ」と言うことも間々あることです。

そこで注意しなければいけないのは
①口調(優しいだけでもダメです)
②目線(女性の場合は特に注意)
③同席者(マンツーマンでは後で何を言われるかわかりません)

さらに重要なのは
「好き嫌い」「一時的な立腹」で感情的になって叱る(説明する)ことがあってはいけません
「お前(たち)は何をやらせてもダメだ」
「お前(たち)はバカだ」
的なものです。

論理的な説明に終始
・基本や原理・原則はこうだろ
・マニュアルはこうだろう?(「間違っていないかい」と一応確認することも必要)
・当時者外にも確認のこと(冷静)

と言うことも


ところで「気をつけないといけない」のは「前の上司に評価された者」の扱いです
こういう方々は、
A.本当に仕事ができて信頼が厚かったタイプ
B.仕事の出来不出来にかかわらず上司の好みに合っていたタイプ(アフター5、趣味なども)
に大別されます

このBタイプの方は「即、前の上司に報告します」(あることないことに脚色を加えて)
前の上司が出てくると問題はこじれてしまいます(問題の根深さはこの上司にあるのですから)




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「苦情」には6種類ある [仕事についてのエトセトラ]

お仕事をなさる皆さんが恐れることに「苦情」と言うのがあります。

その結果、「なんでこんなバカバカしいことをするの?」と言う素朴な疑問もわいてきます。
典型的なのが「おもてなし」や「接遇」運動。
これは目先をそらすだけで苦情改善には大きな効果はありません。
玉にお仕事に負荷がかかるだけです。

そもそも苦情には6種類ほどしかありません。


1.明らかな間違い

●品物・サービスが違う
●配達場所が違う
●値段が違う
●数量が違う
●計算が違う



2.「遅い」

●お客様のスピード感との違いです
いわゆる「蕎麦屋の出前」状態が長く続く


3.「報告」「連絡」がない

●注文したけど何も連絡がない
●「放置」状態のことです
我慢強い私でもさすがに怒るよ」と言う話です


4.「言葉遣い」の違和感

●口だけは調子がいい
●尻上がり言葉のように少し違和感のあるしゃべり方
ここはチヤホヤする水商売じゃないよ」ということ
●フレンドリーが過ぎて「横柄」になっている人もいます


5.会話の時の「目線」の位置

●相手が話しているときに真剣に聞こうとしない
上の空状況)
●タバコを吸いながら聞く
●手をポケットに突っ込んだまま聞く
●電話やメールをしながら聞く

お前ちゃんと聞いているのか?」状態


6.担当者の知識不足

苦情の中ではこれは深刻です
知識がチンプンカンプン
ネット社会の進展でお客様の基礎知識のレベルは高いのです
●数日後には新製品が出るのに旧商品を売った
●「効能」「効果」などの商品の間違い
基本的なことを説明していない

組織の中には知識の温度差も多々あり「知識不足」の方が苦情のターゲットになり、知識のある方が多忙になるという悪循環が起きてしまいます


苦情が起きてから大騒ぎするのではなく、そういうことを整理区分なさっていますか?
上に立つ人が動態観察ができないと苦情はさらに増え、深刻化してしまいます。


そして苦情処理は、
知識のある責任のある者がやる
(当事者だと「あなたとは話したくない」になります)
●「不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありません」が第一声
そして相手の苦情内容を整理します
●遅くなるのも厳禁です



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「休暇予定」は6か月先まで申告を! [仕事についてのエトセトラ]


「夏休み」をいつとるか。。。。と言う問題(悩み)が出てくるのがこの時期です。

特に、
●帰省
●お子さんとの夏休み
●旅行
●海外旅行
などは「しっかり休みたい」「同僚とバッティングしてしまう」とわくわくと心配が隣り合わせです。


ところでこの休暇予定
●いつ出しますか?
●同僚の皆さんは知っていますか?

そういう不安などの解消のためには、
6か月先までの予定を出す
〜海外旅行の予定のある方はこのくらいのリードタイムが必要です
一覧表形式にして同僚(チーム)全員に周知させる
〜バッティングもOK
これは毎月更新する(同じことをやる)
〜6か月先の予定など未定に近いものもありますから毎月確認しないと休暇が取れなくなります
と言うことをやりましょう。


いかがですか?
「休暇が取れない」と言う職場の方は、
①応援体制ができていない
②休暇予定が不明確

と言うこと。

休暇宣言」こそ休暇が取りやすくなる秘訣です。

そして応援体制意識も高まります。


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「取材ヘリ」に規制を! [みんなうすうす気づいている]


昨日は新橋のビルで爆発事故があったようです。
大惨事にならなくて何より。

ところで気になるのは「上空を5機以上のヘリが旋回」と言うツイート。

あの場所でヘリ同士が衝突あるいは墜落などがあれば「大惨事」どころか「大災害」に匹敵します。
ビルも多く、新幹線をはじめ鉄道も大影響を受けます。


わが家の近所でも「この程度のニュースでこんなにヘリが飛ぶのかよ」と言うこともあります。
上空からの映像など必要ないに決まっていますが。。。


ドローンが使えるのならドローンを飛ばすことでも十分なはずです。
ドローンの規制があるのなら「取材のための特別許可」を設ければいいだけのことです。

マスコミはもう少し「時代の要請」の検証と工夫をしなければいけないでしょう。
事故が起きてからでは遅い!


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「観光」ビジネスで儲かるのは誰? [どう受け止めたらいいのか]

アベノミクスで力の入った「観光」と「インバウンド」。
果たして各企業は儲かっているのでしょうか?

・大手観光代理店でも府政が発覚(コロナがあったからと言うのは不正とは関係ない)
・観光地の若者がそこから流出している(後継者になる魅力がない)

と言うことも言えます。


政治家は「囃し立てたり」「補助金を取ってきたり」とさも仕事をやった感を出していますがその結果はどうなのでしょう。

観光ビジネスを考えるときには

1.「滞在時間の長さ」でお金が落ちる金額が異なる
〜「宿泊」のない観光地の儲けは限定的
土産物屋さんや商店街の閉店時間を見るとよくわかります

2.公共交通を使わないと裾野の広がりはない
~「鉄道」「駅」人気はあっても「マイカーで来て、人気のものやことだけ見たりやったり」ではお金は落ちません

3.「見た」「写真を撮った」「ネットに上げた」は観光ではありません
~趣味の世界です

4.「特徴のない」観光地は飽きられる
~趣味の世界の人には人気でも限定的です
・蘊蓄を語れない(理解できない)観光地は魅力が薄いです
・歴史の胡散臭さに辟易することも多いです
・逆に将来から見た歴史づくりがない観光地的なところは数多くあります

5.非正規の温床になりがち
~どう見ても賃金、福利が充実していない様子です

6.「おもてなし」「接遇」などに注力しているところは危機感を持った方がいい
~「おもてなし」などと口にするのは「職場の裏言葉」をさらすようなもので恥ずかしい限りです
こんなことよりも「クオリティを高める」ことを優先した方がいいでしょう

7.インバウンドは日本に関心を持ってるから来る
〜だからお金が落ちるのです
・「宿泊」付き
・「公共交通」利用
・つまらない土産よりも「付加価値」「日本ならでは」や「日本で発見した感動」重視
・さりげない「接遇」
・特徴(理屈や感動)のないものには不人気
等々

8.「地方空港」の利用ではお金が落ちない
〜本州内の僻地の自治体の知事によくあるのですが、「〇〇国からのチャーター便でインバウンドを呼ぶ」とぶち上げる方がいます。

私なら「成田」「羽田」「千歳」「仙台」「中部」「関西」「福岡」などの大きな空港に来たインバウンド客を横取りする作戦を取ります。
なぜなら大空港からその地域への移動は「鉄道」「バス」などのインフラを利用するからです。

①地元の空港にインバウンドを呼んでも行き先は限定的
②日本人観光もフランスに行くといってもパリだけではないでしょう(あちこち移動されるはず)

〜私は「ドゴール空港」(フランス)で降りパリを満喫し、そこから「ジュネーブ」(スイス)に飛び、バスで保養地「エヴィアン」(フランス)に行き宿泊、「ジュネーブ」(スイス)からTGV(フランスの高速鉄道)の旅を楽しんできたこともあります。

「鉄道」「バス」などのインフラを利用すれば「地元民の生活インフラが向上する」(利用が増えれば整備に予算がつきやすい)


さていかがでしょう。
観光もビジネスなのです。
1行政単位だけで一儲けしようなどと言うのは不可能です。



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「マスコミ」の劣化が著しい [どう受け止めたらいいのか]


マスコミ(マスメディア)と言えば「麻雀で言えば一般人よりも一翻(イーハン)アップ」のような錯覚に陥ることがあります。

今のマスコミはどうでしょう?
自分で取材することも少なく「ツイッター情報」を「加工」あるいは「チェックなしに使う」と思しき記事も多いようです。

「安倍菅の9年」あの時30歳だった皆さんも相応のご年齢になられたことでしょう。
この時期おそらくマスコミ人の劣化が著しく進んだのでしょう。

「身近な犯罪の抑止」「日本の将来像」を語る方のなんと少ないことか。。。。
「産業政策」「富国政策」「国民の豊かさ」を語れるマスコミ人は少ない

迎合しなくてもいいのですよ
だから大谷翔平選手のことに時間を割くしかなくなっているようです。


襤褸の旗」や「橋のない川」なんて本や映画を読むことも見ることもないのでしょうね。






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「リスク」から目を離すな [仕事についてのエトセトラ]


どんなにいい仕事をしても「リスク」から目を離したら終わりです。
仕事の成功(達成)の美酒に酔っていたとしても世間にはいろいろなリスクがあります
その多くは「想定できる」ことばかり。

クオリティは「リスクから目を離さない」ことで高まります
最近のイージーなニュースの伝え方の中にある本質は「リスクの欠如」。

多くの企業では当たり前と言えば当たり前のことです。
そういうことを踏まえないで報道するマスコミもいかがなものでしょう。

多くの事件・事故の陰に「リスク管理」の不備があるようだ。


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