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「職場不倫」のほぐし方 [仕事についてのエトセトラ]


東京に本店を置く銀行と言うのは全国転勤ありの「総合職」と地元採用の「一般職」というのがありました。

「総合職」は約5年サイクルで転勤
「一般職」は地元で選び抜かれた人たち
でした。

総合職は早くから大都市圏に家を持ち「単身赴任」を余儀なくされる方も多かったようです。
あるいは「出身地」に家を構え東京や大阪に逆単身ということも。。。。

私はお酒も飲まないしアフター5や休日まで仕事仲間を誘うということはまずしませんでした。
なにせ仕事が趣味と言われていましたから。。。
というか、懇親会、パーティやゴルフで忙しかったですし。

誘われたり、行内の懇親会くらいしか部下とのアフターの付き合いはほぼなし。
ある意味フレンドリーでもなく評判も悪いということ。
※場所探しと金出しはちゃんとやりましたが。

部下のプライバシーには深入りしない」も重要なことです。
そこで困るのが「不倫話」。
密かに進んでいるうちはいいのですが、下手をすれば優秀な部下を二人も失ってしまいます。

意外と知られていないことも多いようですが、なぜか私の行動域でこういうカップルによく出会うことがありましたが「知らんぷり」です。

しかし問題をこじらすこともできません
だから「人事異動」ということも不自然です。


私が日ごろからやっていたのは、「身上書」に「転勤の希望」「場所」できれば「その理由」を書くように指示していました。

部下の中には
・親の介護
・家族の都合
・チャレンジしたい業務
を書く者も多かったようです。


この希望に則って定期異動の時に「事情の分かる」異動をするようにしました。
この異動以後の先は「熱が冷めるか」どうかです。

無責任なようですがプライベートな問題に深入り過ぎるわけにはいきません
「知らんぷりしながらさりげなく距離を置かせる」ことも対応策なのです。


なお、部下とは最低年2回以上は面接をしていましたから異動材料には事欠きませんでした。
多くの部下はこの身上書に基づいて異動させていましたから違和感はなかったでしょう。
余りにも短期間の異動の場合は「余人に代えがたい」「ある部門からのリクエスト」ということもありました。


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