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「危ない」ではなく「邪魔」 [どう受け止めたらいいのか]

日本語の使い方や日本人の思考方法について「うーん」と思ってしまうことがあります。


先日のこと、「帰宅途中の小学生数人が道路に横一列に」なっていました。
自転車で通りかかった私が「ベル」を鳴らすと、お子さんたちのお父さんらしき方が「危ないよ」と子供たちを諭します
※お父さんが同行する帰宅風景も違和感がないわけではありませんが。。。

おいおい
「危ない」ってどんなこと?
私はベルを鳴らし、自転車も止めています。


道路いっぱいに歩く子供たちに掛けなければいけないのは「邪魔だよ」「どいて」のはず。

時々「私がおかしいのか?」と思ってしまう局面に出会ってしまう今日この頃です。
いつからこんな日本になってしまったのでしょう。


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「叙勲」はいらない [どう受け止めたらいいのか]

世の中には細かいことにうるさい人も多いけれど、「叙勲」だけはあまり話題になりません。

私は縁がないし、仕事以外には叙勲パーティーにも行かないし、親戚の中には勲章をもらった者もいますが、特にお祝いをすることもない。


叙勲者が新聞に載っていましたが「なんと公務員様が多い」ことか。
彼らには現役時代に「報酬」も「退職金」も税金から支払われています。
それ以上に何が必要なのでしょうか?

叙勲がないと
●さびしい
●景気に影響する
などとおっしゃる方もいらっしゃるのかもしれませんが、その魅力や効果はいかに。
「褒章」でいいじゃないですか。。。。


これからは「お金がいっぱい必要な時代」なのですよ。
こういうことはなくても誰も困らないです。


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「箱根そば」と「ネット使いのネット知らず」 [どう受け止めたらいいのか]


「箱根そば」・・・・小田急の沿線駅にある立ち食いソバのお店です。
東京では「富士そば」「小諸そば」などと並ぶ便利なお店です。

先日来、この「箱根そば」がキャンペーンをやっています(今日までですが)
「小田急ポイントアプリ」会員にはポイント増量サービスがある「箱根そば来店ポイントキャンペーン」のメルマガが来ていました。

ケチクサイ私には鼻がピクピクしてしまいます。

昨日の午後は新宿駅西口界隈に所用がありましたのでこの辺りを徘徊しました。
道すがら「箱根そば 本陣」と言う看板も見かけました。
「用事が済んでから食べに来よう」状態で後にしました。


帰り道、そのお店がどこにあったのかわからなくなりました。
そばにいらっしゃった「警備員の女性の方」にお尋ねすると「たぶんすぐそこだと思いますよ」と指差してくれました。
「ありました」しかし「小田急のポイントカード」も「PAY」も使えないお店でした。

「箱根そば」と言う名前の後に「本陣」がついてるからでしょうか?
テレビにもよく出る有名店です。


このお店の向かい側に「小田急電鉄の切符売り場(有人)」がありました。
お客さんが少なそうだったのでそこの店員さんに聞いてみました。


箱根そば?どこだろう?
キャンペーン知らないなぁ!
とまずご回答です。

お宅の店の真向かいじゃないかよ!
店員さんの胸には「小田急電鉄 〇〇」と言う名札がついています。
グループ企業のことなど我関せずです
小田急OPや小田急ONEくらいには入っているだろ
自社サイトは見ないのかよ
おそらく20代のお方。。。
「ネットならお任せ」世代なのでは?


箱根そばのことなど私は知らないわよ
としまいには捨て台詞です。


笑ってしまったのは「来店されたお年寄りにまで乱暴なお言葉遣い」です。
そばにいた同僚らしき男性の方の当惑されたお顔が印象的でした。

日本の企業やビジネスの現場の苦情は「店員さんや社員さんの知識不足や気配りや言葉遣い特に回答言葉」が原因なことも多いかもしれません。

なにが賃上げだ!
仕事のできないヤツの賃金まで一律に上げることもない
正社員は定期昇給をしているのだから、ボーナスで報酬増を行う方が企業のためでしょう。


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「なまえ」がいつか助けてくれる [仕事についてのエトセトラ]

統一地方選挙が終わりました。
和歌山1区で落選した「」候補者はなんとお読みするのでしょうか?
地元の有権者は「誰でも知っているからこだわらなくていいですよ」と言うことなのでしょうか?
かど」とお読みになるようです。


候補者の中にはこのように「お名前の読み方がわからない」方もいらっしゃいます。
「漢字で書いていただければ読み方はどうでもいいですよ」と言うお考えなのでしょか? まてまて、そんなお考えの候補者に投票していいのでしょうか?

ビジネスの世界では「この名前の読み方」「名前の言われ」などが思わぬビジネスチャンス(ビジネスのきっかけ)になることもよくあります。


ビジネス会話の最初は「きっかけがわからない」ものです。
「そうですか」「また」と即立ち消えになってしまうこともあります。

がしかし、名前にポイント(興味点)があれば、仕事の詳細関係なく、
「なんとお読みになるのですか?」
「こう読むのですか?」
「どちらのご出身ですか?」
「そちらにはこの苗字は多いのですか」
等々と話が弾むことがよくあります。

答える方がそういうことを丁寧に、わかりやすく説明できなければ「そこまで」の話ですが、こういう会話を通じて相手方は「あなたの素行、能力・説明能力調査をやっている」のかもしてません。

こいつは信頼できるな
と伝わったら思わぬいい方向に仕事がつながったりします。


子供の頃は「あんな名前だったらいいな」などと思いやることがあった方でも、「大人の社会」では有力な武器になることもあります。

自分の苗字や名前を軽視するなかれ。
親御さんやご先祖様に感謝する日がきっと来るはずです。


かつて私の先輩に「吉田茂」と言う方がいたそうです。
彼の場合は「どこに行っても同じことを聞かれ、ウンザリの連続で、ついにはウツ症状まで八所為してしまわれた」そうです。
結果、早々後ご退職なさったそうです。

キラキラネームがいいかどうかはよくわかりませんが、名前には、将来、意図しない結果や効果が潜んでいるということも踏まえておいてください。


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東京のタクシー模様 [旅紀行・県民性の謎]


「カラフルなタクシーが減った」

今度のGWに久々に上京される方が驚かれるかもしれないことの一つです。
東京のタクシー模様はすっかり変わりました

かつては
●白にブルーのライン:個人タクシー
●黄色:大日本帝国のタクシー
●朱色、緑色:法人グループのタクシー
と色分けされていました。
ほぼほぼ「黒色のタクシー」はありませんでした。


ところが今はどうでしょう。
ほぼほぼ「黒色のタクシー」が主流です。
しかもUDタクシーです。


大日本帝国の黄色のタクシー
スター無線の緑色のタクシー
そしてオレンジ色のタクシー
を見ることはまずありません。


東京のタクシー模様はすっかり変わりました。


ここで注意も必要です。
私的な解釈では、
●個人タクシー
●セダン型のタクシー
には乗らない方がいいということです。


理由はと言えば、
昔ながら
高齢運転手が多い
乱暴
と言うこと。


新人運転手、若い運転手はUDタクシーに多いようです。
カーナビやキャッシュレス決済が日常的になり、かつ、「スピードを出さない」と言うのも今の常態です。


私はずいぶん前から
●カラフルなタクシー
●セダン型のタクシー
には乗らないことにしています。
こういうタクシーがやって来てもうっちゃることに。。。


運転手さんの個人差はあるのでしょうが、「セダン型タクシー」は総じて運転が粗いというのが私の率直な感想です。

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「不確かな情報」に惑わされてはいけない [どう受け止めたらいいのか]

例えば「神宮外苑の樹木伐採」の件がそうです。
SNSでは盛り上がっているようですが、東京で暮らしていると「深刻な問題」として伝わってきません。

理由は簡単です。
情報が不確かなこと(間違っている)
ある政治団体及びその支持者がかかわっていて煽っていること
❸最近お亡くなりになった芸能人のお考えを持ち出していらっしゃいますが、彼の発言が正しいとは思われないこと
によるところが大きいからです。

ポイントは、
情報が不確か
政治団体の関与
芸能人のコメント利用
と言う「本質から外れた」拡がりだからです。

特に
①「東京の名所」である神宮外苑の銀杏並木が伐採されるかのような見せ方、伝え方がその人たちの間では蔓延していること
樹木医あるいは森林管理の専門家の話がないこと
から東京の一般の方々はとても冷静です。

SNSなどを拝見すると「東京に住んでいない(暮らしていない)」方のご意見も多いようです。


「民主主義」「環境保護」「自然環境の維持」云々と言ったところで「為にする情報」に踊らされる恐怖も考えなければいけません。

もし問題にするのなら「ラグビー場があそこになければいけないのか?」と言った都市計画の問題であるはずでしょう。


今日は統一地方選挙の投票日ですが「こういう不確かな情報」の氾濫では投票する気にはなりません


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平日の昼時・・・消費をリードするのは女性 [みんなうすうす気づいている]


昨日(2023.4.20)はネモフィラで人気の「ひたち海浜公園」に行ってきました。

[本]ひたち海浜公園
https://hitachikaihin.jp/hana/nemophila/

「まるで海?」かと思うほどのネモフィラの光景が広がっています。


平日なのにお客さんもたくさんです。

この「お客さん」の特徴はと言えば、

①高齢夫婦(おそらく)

定年退職後の元気で中のよいご夫婦です


②女性連れ

どちらかと言えば「中高年」


③若いカップル

意外にも若いカップルは相応にいらっしゃいます
「週末が休日」と言う人たちではないのでしょう


④「犬」連れ

「おイヌ様」をお連れの方々です
はっきり言うと「鬱陶しい」限りですが、まぁ時代なのでしょう
「誓約書」を書く必要があるようです(内容は不知)


⑤インバウンド

アジア系の観光客の方が多いようです
ただし、コロナ前と違い「かん高い」声の団体客は少なくなりました
東南アジアの方も多いようです
「しゃべらなければ日本人」状態です


興味深いのは
「男ばかりのグループ」はいないということ。
●平日のせいなのか?「子連れ」は極めて少ないようです。



今日のお昼はいわゆるファミレスに行きました。
ずいぶん久しぶりです。
「〇年ぶり」と言った感じでいつから来ていないのか忘れました。


そのお客様と言えば、

①高齢女性がリードするグループ

②定年退職後のご夫婦

③熟した女性
ファミレスが青春のアイテムだあった人たちなのかもしれません

④単身の高齢男性
奥様を亡くされた方でしょうか?
高額メニューを食べていらっしゃる様子です

が目立ちます。
しかもレジで「お金を払うのも女性」と言うケースがとても多いようです。


おそらく「コロナ以後の基本的な消費の現場の様子」を物語っているようです。

コロナで「貧困」に光が当たりましたが、実際の現場はそれなりに豊かさを保っているようです。

この時間帯にこのお店で食事している若い男性(女性に連れられた)を見るとどうも頼りなく見えてしまいます。
人生プランはお持ちなのだろうか?」と勘ぐってしまいます。


一つ言えるのは
消費をリードするのは女性
と言うこと。





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「牛丼」今昔 (やっぱり牛丼には玉子) [もしかしてグルメ]

久しぶりに「牛丼屋」さんに行きました。

昭和50年代からよく行っていた「牛丼屋」さんへの思いも強く、時々「牛丼」が食べたくなるからです。

昭和50年代の「牛丼屋」さん
●牛丼だけでもおいしかった
●「男のめしや」⇒だから倒産した
●お米は(水分を吸収しない)北海道米・・・・倒産時「ほくれん」が大慌てだったそうな
●お肉は加工肉(台湾の倉庫に保管)・・・倒産時「倉庫の加工肉の処分に困ったそうな」
●店長は青色の帯、店員さんは黄色の帯の帽子(確か店長の写真が飾ってありました)
※「24時間営業の店に店長が何人いたのかは不明」
●注文を受ける都度「〇〇1丁、都合〇〇何丁」と復唱して活気に溢れていた
●「牛丼」+「玉子」+「白菜の漬け物」+「紅ショウガ」が私のお気に入り
●牛丼弁当もよく食べました(妻は結婚して初めて食べたようだ 店舗にはいまだ行ったことがない)
●「〇ぎゅう」と呼ぶこともありました
●「大盛」と「並」の器の大きさが違うことにびっくり(感動)しました

復活・再生した時はなんとうれしかったことか


最近の「牛丼屋」さん
●メニューが増えた
●味が落ちた
●牛丼がやはり一番好き(ただし玉子がないと食べられない)
※卵の品薄なせいか、玉子はサイドメニューの端っこに置いてあり、1回目は見つけられなかった
⇒2回目はクーポンを頂いた「牛カルビ丼」しました
⇒タブレットのサイドメニューを見ていたら「玉子」があることに気づき追加注文しました
⇒玉子があるのなら「牛丼」でよかった
お客は無言の紳士が多い
●「しばらくはいいかな」と言うのが率直な感想


ちなみに
●「牛丼屋B」は高速道路のSAなどでたまに行きます
※かつて街中の店行った時「厨房が汚かった」のでそれ以来「劣後扱い」です
●「牛丼屋C」には行ったことがありません



今回「牛丼屋」さんに行って気がついたのは、
1.味が落ちた
2.従来通り「若い店員」さんが多い ⇒ 中・高年でもよさそう
3.パート・バイトさんが多そう
※この店員さんは
●牛丼等に向かって大声が多い(コロナで何を学んだのだろう?)
●半袖なので腕の毛が気になる方もいる
●「声だしゃ」いいってもんじゃないよ「おねーさん」
4.キャッシュレスには感謝
5.「大盛」を食べることはほぼなくなりました
と言うこと

長い間「物価の優等生」ポジションだったから「少々の値上げはやむなし」と言うのが私の本音ですが、行く頻度は「忘れた頃」と言うことになりそうです。

私も「年を取ったのか?」「飽食なのか?」今一つ「食」に関心がなくなりました。

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「スマホの画面が割れたままの女」はホストのカモ [どう受け止めたらいいのか]

通勤電車の中には「スマホの画面が割れたまま」の方は結構いらっしゃいます。

昨日(2023.4.18)のテレビ番組「バラ色ダンディ」(バラダン:MXテレビ)のゲストコメンテーターと出演されていた作家の鈴木涼美さんがこんなことをおっしゃっていました。

自分の生活のことが二の次になり何かにガッとお金を使うタイプの人はわりとホストクラブのカモ」だと。
例えば
歯が抜けている(欠けている)のにそのままになっている
携帯の画面が割れているのをそのまま
になっている女性にはホストは食いつくのだとか。

お金をそれなりに稼いでいるはずなのに細かい自分のメンテよりも何かに注ぎ込む時がある
自分のことは(生活のことは)二の次になってしまう人はホストクラブの餌食になる。
と言うことのようです。

満員電車で、
①スマホの画面が汚い
②スマホの画面が割れている
人はそれなりにいます。

昨今のように
「自由」が尊重される
コロナやウクライナで貧困層が増えた
と言う時節柄「まぁ仕方がない」と思ってしまっていました。


確かに銀行の職場では(特にアフター5の飲み会などでは)こういった「スマホ話」はいじられてしまいます。


また人事管理の視点では
見えないところで
細かな仕事は任せられない
ミスが起きやすい
苦情に注意
と判定されてしまいます。

銀行とは
利益率の低い職場
ミスは許されない
何気ないことがミスや苦情や失敗につながる
と言うとてもストイックな仕事場です。
だから人事管理にはとても厳しいものがありました。

●給料もそれなりに高いのですから「それぐらいちゃんとしなよ
●いわゆる「個人情報」の宝庫ですから「飲食店や風俗などに入れ込んで漏らすなよ」
と言う警戒感はトップクラスの職場です。

この鈴木女史の話を聞く限りでは「そんな闇があったのか」と驚くばかりです。

景気がいいとか悪いとか関係なく「食い物にされる人はいる」と言うことを忘れてはいけません。


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「牛乳が余る」と言う話 [どう受け止めたらいいのか]

「余った牛乳は廃棄」「飼育乳牛の数を減らす」と言ったニュースがあったはずです。
この話どうなったのでしょう?

共同経営に踏み出し「合理化・効率化」したにもかかわらず、結果、
牛乳が余り経営を圧迫している。
飼料も輸入が中心で餌代が高騰し経営の負担になっている。

確かこんな話だったような。。。。


誰もこの問題を突っ込もうとなさいません。
あるのは政府への批判ばかり。

少し考えてみましょう。

1.酪農は「農業ではなくビジネス」と言うこと

①いつまでも「農業」と考えていませんか?
食料生産と言うビジネスなんですよ。

②日本のマーケットを考えた生産体制ですか?
ひょっとしたら「供給過剰」はもともとあったのではないでしょうか?
保存に難がある牛乳生産には「需給分析」が必要なはずです。


2.「飼料は輸入」と言うリスク分散なき調達

①「増加する耕作放棄地」を考えれば日本国内で飼料生産はできなかったのでしょうか?

②「いい牛乳」のためには「日本の飼料ではダメ」と言うのならこういう事態は想定されていたはず


3.「乳製品の輸出」をなぜしないのでしょうか?

①「競争力がない」とおっしゃる前に「品質改善」をなさいましたか?

「ワイン」「ウィスキー」などが国際商品になっていることを考えれば「輸出」向けの商品(国際的戦略商品)を作ることも考えられるはずです。

②「輸入チーズ」などを喜々として食べている人も多い

そこも不思議です。
戦う前から負けています。

③スイスのチーズがフランスやイタリアのマーケットに食い込んだ努力を研究なさらないのですか?

スイスからならパリやローマへは運送費だけでも違います。
しかし特徴のあるチーズを作ることでブランド化されていったはずです。
さて日本のチーズにはそういうニーズはないのでしょうか?


それもこれも酪農」「乳製品づくり」が「農業」だと考えられていることに起因することもあるのではないでしょうか。。。。!!
「ビジネス」「もの作り」だと考えると着眼点も変わってくるのではないでしょうか。。。


通商産業省」から「経済産業省」と名前が変わったのは2001年(平成13年)のようです。
「経済」と言う抽象的な言葉で体を表したりしたので「プレミアム・フライデー」などと言うわけのわからないキャッチフレーズまで生まれてしまったのかもしれません。
産業政策はそういう言葉の遊びではありません


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「ビジネスモデル」と言う言葉はどこに行った? [どう受け止めたらいいのか]

「言葉」と言うのは知らないうちに廃れている(誰も使わない)ことがあるようです。

コロナの感染拡大が契機なのかずいぶん前向きな(たぶん)言葉が減ったような気がします。
例えば「ビジネスモデル」と言う言葉。
まず使う人はいないでしょう。

商売のやり方」と言う意味合いだったのでしょうか?
コロナ禍で商売がズタズタになっていた時こそ「経営評論家」の皆さんから、「こういう時はこういう商売のやり方がいいですよ」と言ったご託宣があってもよかったはずです。
つまり「こういうビジネスモデルが必要ですよ」と言うお言葉があっても不思議ではありませんでした。

コロナがすごいのか?
ビジネスモデルと言う言葉が役に立たないのか?
よくわかりませんが、チヤホヤされた言葉の割には「言葉の持つ意味の浅さ」を示す典型例なのかもしれません。


かねてより「ビジネスモデル」と言う言葉は「少し胡散臭いかな」と思っていたものですから笑ってしまいます。
なぜ胡散臭いかと言うと、「儲かる」「利益が出る」と言ったゴールのない言葉だったからです。
「安定的に利益が出る」「大きな損はしない」と言うご商売にはそれなりに仕組みがあります。
ビジネスモデルなどと言うカッコウのいい言葉で表さなくても、「儲かる仕組み」がわかれば不景気でもバタバタすることもありません。


ついでに笑うのは「給付金を配れば消費が盛り上がる」「消費が盛り上がれば中小企業が潤う」と言った意見です。

儲からなければ一過的、一時的ですよ
と言ってあげたくなります。


ご商売をなさるのなら「儲かること」を考えなければいけません。

「脱税」「詐欺」と言う犯罪などの特徴は「儲かることが大前提になっている」と言うこと。
犯罪を犯す方は「儲ける」ことがメインで、素人さんは「儲けない」ことがメインと言うお話になっているから笑ってしまいます。


コロナが原因かもしれませんが、コロナがなくてもそのうち儲からなくなるようなビジネスもどきをなさっている方のなんと多いことか。。。。


はっきり言えるのは「商売」も「起業」もそんなに簡単ではないということ。


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ジイサンツイッターの恐怖(あまりにも非人道的) [どう受け止めたらいいのか]


昨日は「岸田首相が遊説中に襲撃される」と言う事件が起きました。

ニュース映像を見ていると、「油断」時代だなと思ってしまいます。
①犯人がいともたやすく岸田首相に近づいている
②訓練された犯人なら成功している
③岸田首相が孤立(単独で立っていた)
④一般人が巻き込まれなかった
と言うことには驚くばかりです。


さらには、
ジイサン・ツイッターの非人道性にもびっくりです。
①「安倍菅の9年」の9年間には何をしていた
②政治への「腹いせ」だとしても論理が違う
③若者も含め「努力」「工夫」「創意」「克服」と言った日本語が薄れている
④経済的な問題が根っこにあるのなら「生活保護」制度を見直すべき
ということ。


今までの穏やかな日本社会を知るものとしては「何か違う」「どこか違う」と言う気がしてなりません。
「自由な働き方」などと言っている人たちがその予備軍にならなければいいのですが。。。。


とにかく「日本人が働かなくなった」と言う印象が強い今日この頃です。


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「リスク」と向き合った銀行員生活 [銀行(員)と付き合う法]

今度の選挙の政権放送を聞いていたら「銀行員出身の候補者」がいて「中小企業を支援した」と言うようなお話をされていました。

この「中小企業支援」と言うのは胡散臭い言葉で採用面接などでは就活学生などから必ず出てくる言葉です。
現実は「微妙に違う」というのが実態です。


さてさて私の銀行員生活はと言えば、「リスク管理」「リスクと向き合う」と言うのが仕事の柱でした。

例えば、

1.融資の現場では

貸出ロスを出さないこと


2.人事の現場では

①不祥事を起こさない仕組みを作ること
②出来の悪い行員を減らすこと(人事異動で適材適所で仕事をしてもらう)
③優秀な学生さんを採用すること(採用してみなければわからないことも多いようです)
④コンプライアンスを徹底・浸透させること


3.証券投資の現場では

有価証券の保有ロスを避けること


4.支店経営の現場では

①貸出ロスを避ける
②不祥事を避ける
③苦情を避ける
④人材を育成する
⑤シンパのお客様を増やす


等々とそれはそれはストイックなものでした。
どこにも「イケイケどんどん」のような仕事はありませんでした。

また「支援」などした覚えもありません
経営のパートナー」の役割を果たしただけです。


政治家の中には「銀行員出身」と言う方もいらっしゃるようですが、実際にお話ししたりご経歴を確認すると「銀行員になり切っていない」「肩書は銀行員出身」と言う方が多いようです。
彼らの政治活動からは「金融の専門家的な言動」を覚えたこともありません。


かつて銀行員と言う職業が「ある意味嫌われ」「経営者層からは評価された」のは、
経営に向き合うにあたり「ブレーキをかけ」「押さえるべきポイントを突いた」からです。


調子よく「企業を支援する」などと言えるようなお仕事ではなかったのです。


銀行の商売と言うのは「それほど儲かるビジネス」ではありません。
5%の利率で預金を集めて8%の利率で貸しても「粗利益は3%」なのですから。
そこから貸出ロスの償却費用や高い給料や一等地の店舗維持費などを捻出しなければいけないのです。

だから「金額的・時間的ロスを減らす」「量で稼ぐ」「人材で稼ぐ」ことを徹底したのです。


サービス残業
無給の休日出勤
風呂敷残業
などと言う「ただ働き」もいとわない仕事人間がなんと多かったことでしょう。。。。
それでも「楽しい仕事」でした。
おそらく今の方なら続かないのではないでしょうか。


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だから「病人は病院に行きたがる」 [みんなうすうす気づいている]


病院に通っている患者さんの多くは高齢者です。
長寿・高齢化社会にあってはやむをえないことです。

「病院は待ち時間が多い」と言っていたところで、「たくさんのあなたたちが軽症なのにしょっちゅう行っているからでしょ」と言いたくなるところもあります。


病人はたくさんの検査をします。
結果が出るには1時間くらいはかかります
ここで待ち時間が生じます。

医師の問診・面談の多くは10分くらいですが「私だけは先生と長く話したい」と思うのが患者の本音です。
一人が1分でも長く話せば100人なら100分の時間超過になります。
100分は1時間40分です。
お医者さんの勤務時間はこの分だけ長くなります。


さらには「高齢者なるが故の緩慢な動作」も時間がかかる元です。
高齢者は「自分が年を取ったことを受け止めたくない」方も多く「あんたの動作が時間をかけ、待ち時間を増やしているんだよ、早く動けよ」とはなかなか言いにくいこともあります。


そんな高齢者(病人)がなぜ病院に行きたがるのかと言うと、

1.自宅にいると病気不安に苛まされる

・どうして病気になったのだろう?
・治るのだろうか?
・死ぬのかな?
等々不安だけが募ります


2.病院に行くとホッとする

どんなに難病・重病でもお医者さんや看護師さんは
・病状を説明してくれる
・「よくなるからね」「あなただけじゃないからね」「治すのが私たちの役目」的な患者さんから見れば「他責的」な会話をしてくれます

また、似たような症状・境遇の患者さんがたくさんいますからこういう人たちと「お友達になる」と言う安心の元が病院にはあるのです。


3.「レントゲン」や「採血」「採尿」などの検査をすると「治療している」気になる

これらは「検査」ですが、「治療」のような気にさせてくれます。
家にいてはこういう検査はほぼ受けられませんから。
※自宅でも採血や採尿や採弁も受けられますが、病人の受止め方には重みが足りないのでしょう

4.薬をもらうとなぜか安心する

・本来なら飲まなくてもいい薬があるかもしれませんが「安心薬」です
・家にたくさんあるにもかかわらず、管理不十分で過剰投与が行われている可能性があります
薬をもらうことで「私は病人」と言う烙印を自ら押すことで「自分に少しセーブしろよ」命令を与えることができるのです。



マイナンバーカードには批判が多いようですが、「デジタル保険証」が普及すれば「デジタルカルテ」の浸透と相まって「医療体制の負担軽減」ひいては「医療費の財政支出軽減」につながることでしょう。

例えば、

①自宅にいてもデジタル(ネット)診療や相談ができやすい

今でもあるのかもしれませんが、「担当医師」あるいは「受診病院の医師」あるいは「カルテを共有した医師」とのやり取りほど安心感のあるものはありません。


②現在の後期高齢者よりも次の後期高齢者の負担軽減を想定できる

75歳を超えた後期高齢者にはネット環境に習熟するには無理もありますが、今後、若い世代が発病しやすい高齢者になっていくことを考えれば「デジタル保険証」を否定・排除すればするほど医療のひっ迫が想定されます


あんたもいつかは病院にお世話になるんだよ
と考えれば、

病院が満員で診療が受けられない
健保が大赤字で財政支援が受けられない
と言ったことまで考えると「今打っておかないといけない政策・施策・対策は多い」はずです。


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「高・高齢者は耳が遠い」人が多い [みんなうすうす気づいている]

あなたはインターホンの音か聞こえますか?

妻の母もずいぶん耳が遠くなりました。
高・高齢者の特徴の一つでしょう。
そこで取り付けたのが「人を感知するとLEDが光るもの」。
玄関先にセンサーを取り付けてリビングなど家の中では「人が来たことを光の点滅で知る」と言うものです。
好評です。
ずいぶん変わりました。
宅配便なども「留守扱い」になることが減ったようです。

※注意しないといけないのは「来客だからと言って闇雲に玄関を開けてしまう」ことです。


さて、今日訪ねた公共施設のこと。
毎月訪ねていますが様子が変です。
入口に設置されたスピーカーから「大きな声」「割れた音」「内容もよくわからない」声が流れています。


ここは
「待合室があって」
「番号を呼ばれた人がその入り口から入って処理をして」
「終わったら別の出口から出ていく」
と言う人の流れのものです。


受付の人に「あの大きな声は何?」「なんだかイライラしてしまう」と申し伝えたら、
それを設置した責任者らしき人を呼んでくれました。

彼は何かいいことをしているかのような話しぶりです。
どうやら、最近この入口でトラブル(例えばぶつかること)があったようです。

私は申し上げました。
①声が大きすぎてうるさい
②聞こえればいいのはこの入口付近だけでいいはず
③しかも「音が割れている」
④せめて女性の声の方が聞きやすい

⑤よく見ると問題は「入る人」ではなく「出る人」があ間違えている。
⑥そもそも高齢者の利用が多く、どちらかと言えば「耳が遠い人が多い」
⑦大きな声にしても聞こえない(聞いていない)人が多い様子

その責任者は「考えてみる」とおっしゃっていました。
どうやら「音も消された」ようです。

羹に懲りて膾を吹く
かのような取り組みです。
この対策をなさった方が(おそらく)現場の責任者の方だったのでしょう。
笑いたくなるのは「誰もおかしいと思わない(指摘しない)」こと。

高齢者は耳が遠い人が多い
問題は出てくる人で入る人ではない(出口は別のところにある)
多くの人はちゃんとやっており「大きな声でアナウンス」するような問題ではない

と言うことが言えます。


今の世の中、
苦情を減らす
●トラブルを減らす
弱者救済
と言うことが当たり前のように言われていますが、もう少し冷静に考えれば解決策は別のところにあることも多いようです。


無駄に不愉快な思いをなさっていませんか?
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「人」か「政党」か「政策(課題解決)」か [少し政治的な話を。。。。]

昨日は統一地方選挙の前半戦だったとか。
東京は選挙がなかったので今一つピンと来ません。

マスコミは「すごい」ことのように伝える選挙ですが、投票率を見る限りではちっとも盛り上がっていないようです。

どこかの県の知事選挙では78歳の多選知事が立候補していました。
今の時代、78歳の方で知事と言うお仕事ができるのでしょうか?
応援なさった方に申し上げたいのは「有権者をなめているのか?」と言うこと。


どこかの県の知事選挙では5選などと言う多選候補者が立候補なさっていました。
その県は素晴らしく地域活性化が行われてきたのでしょうか?
応援なさった方に申し上げたいのは「有権者をなめているのか?」と言うこと。

他に代わる候補者がいない
とよく言われますが、
①なぜ「候補者を育ててこなかったのか?」
②なぜ「現職知事にNOと言ってこなかったのか?」
と言うこと。


これでは投票率は下がります。
鮮度がない
課題発見も課題解決も期待できない
選挙の時だけの名前の連呼は「バカにしているのか」状態
です。


選挙の時によく言われる「投票の基準」はと言うと、
①政党?
②人物?
③政策?
と切り口がありますが、「結局誰に投票しても世の中は変わらない」と言うこと。


マスコミが囃し立てるほどの「課題解決」が行われているとも思えません。


暮らしぶりをよくする
こんな簡単言葉を言える候補者が何人いらっしゃるのでしょうか?
言葉の遊び」が大好きでも「具体的な課題」を見つけ「その課題を解決」できる候補者がいかほどいらっしゃるのでしょう。。。。

有権者をバカにするような選挙は今回限りにしていただきたい。


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「主語」も「述語」もわからぬ地方活性化 [どう受け止めたらいいのか]

ある地方の限界集落のこと。
なにやら建物の建設工事中です。

住民の人に聞けば、
●老人の福祉施設が建つらしい
●前の町長が代表となっている組織が建てるらしい
●組織の名前も具体的な事業もよくわからない
日本財団の資金が入るらしい

と言った具合です。


ここまでくると笑い話です。
なんだか「いいこと」をなさっているようですが「住民不在」。
もっと言えば、
「経営する組織はどんなもの?」あるいは「どんな事業をするのか?」
がわからないまま進んでいます。


老人福祉施設なのですからもう少し前広に話が共有されてもいいはずです。
しかも「日本財団」が支援しているのですから。。。。


そもそもこの土地については、
●この町長時代に
●空き家と耕作放棄地を500万円で町が買上げ
●スピリチュアルもどきの集団にただで寄付した
ものでした

計画した事業は案の定うまくいかず、そこで老人福祉施設に衣替えをするようです。

登場人物はある意味「胡散臭い」人たちばかり。。。
なんのために何をやるのか?
どこの誰がやるのか?

失敗したりややこしいことが起きると誰が責任を取るのか?


件の前町長は町長時代に二つの胡散臭い話を煙に巻いた人。
そういう話は地域の住民が監視しなければほかに誰がやりますか。
今日は統一地方選挙の投票日です。

選挙の時は力が入る人たちも、陰ではなにやら「人に言えない」ことをやっていらっしゃる様子。
「誰が」「何を」もわかららない「地域活性化」などない
と考えるべきでしょう。



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「幹部8人」が同じヘリに搭乗 [裏づけのない経営学]


まさかとはいえ「事故は起きるもの」です。

今回の自衛隊ヘリの墜落事故で不思議なのは高級幹部8人が同じヘリに乗っていたこと
●一般企業ならこれだけの数の経営幹部が同じ航空機に乗ったのだろうか?
●戦時下ならどうだったのだろうか?
などと思われてしまいます。

自衛隊と言う組織は「一般人よりははるかにリスク管理を要する」組織のはずだったのでは?
思わず「油断」と言う言葉が過ぎりました。

安否を心配するのは当然としてもそれにしても不思議すぎます。

平和な時代の出来事と思うには釈然としません。


<2023.4.7 18時50分 NHK>
ヘリ搭乗の10人 うち8人が幹部 捜索続く
陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県の宮古島の周辺で消息を絶った事故で、搭乗していた10人うち、幹部は8人だった
このうち第8師団司令部の5人は、いずれも司令部の中核を担う幹部で、坂本師団長以外の4人は階級が1等陸佐から3等陸佐だということ

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「多選」の弊害 [みんなうすうす気づいている]


選挙の季節です。

選挙のたびに思うのは「熱い思いで投票したくなるような候補者もいない」(誰でも同じ)ということ。

特に「知事」や「市町村長」あるいは「国会議員」の選挙の時は特にそう思います。

原因は「多選」。
熱い思いで国造り、街づくり、村づくりをしようという空気が淀んでしまっています。
選挙の時だけはお題目も多いようですが、多選が続くたびに、
お題目だけ
結局、ゴールは何なの?
それで、今までの公約や政策はどうなったの?
の連続です。

選挙に燃えない原因はいろいろあるのでしょうが、やはり「マンネリ」政治・・・・そして「口だけ政治」にその原因があるようです。


サラリーマンの世界なら人事異動もあり新鮮味や活性化も期待でき、不芳なら交代させられてしまいます。


しかし、いわゆる「政治家」の世界には「選挙」というどうにもできない関門もあります。

なぜ「どうにもできないのか?」と言うと、「他に適当な候補者がいない」というのもその原因でしょう。
なぜ「他に適当な候補者がいない」のかと言うと、「いつ辞めるかわからない」人がいるため新人もどのタイミングでどう動いたらいいのかわからないこともあります。

だから「多選禁止」「多選の限度」を定めるべきでしょう。

首長の任期は4年ですが、4選もされてしまうと16年間もの間「同じトップに仕えなければいけない」状況が続きます。

かくして「ヒラメ族」「YESマン」ができてしまうようです。
日本の政治や行政の停滞は「多選」にあり


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「業績不芳の企業」の特徴 [裏づけのない経営学]

業績不芳の(破綻する)企業の典型的な特徴には、
儲かっていない
経営陣に才覚がない
従業員の仕事量が少ない(働きが悪い)
ということがありがちです。

だから救済してもよくならない。
今はどんな企業も「賃金を増やす」ブームが起きていますが、「儲かっていない」企業には「限界」があります。

企業経営をよくするには、
ダメなら商売をやめよう
やめないなら民事再生的経営改革をしなさい
経営者や労働者ボスは退陣しなさい
ということです。

ただし、私の経験では、
儲からない企業」の経営風土(経営文化)にどっぷりと浸かった労働者
「使えない」⇒「転職した企業での活躍も期待薄」⇒また「転職」
という流れが待っているということも忘れないように!

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「生産性を上げる」とは「もっと儲ける」ということ [仕事についてのエトセトラ]


経営を論ずる人の中には「日本の企業は生産性を上げるべき」とおっしゃる方が増えてきました。

しかし「経営の現場」「労働の現場」に理解されていますでしょうか?
平たく言えば「もっと儲けなさい」ということです。

儲けるには、
売り上げを増やす(量的儲けの拡大)
利益率を上げる(質的儲けの拡大)
コストの削減
●とにかく安いものを探す
●同じ働きで品質を落とす
●同じ品質で働きを向上させる
ことが必要です。

「人手不足」などと言う前に「儲けることを考えるべき」です。
同じ利益率で「人を増やしても儲かりはしません」

ただし made in China が跋扈する日本さらには世界、、、日本企業が儲けるには並大抵ではない。
そこを踏まえずに甘えたことを言っている企業や労働者も多いようです。

日本の得意分野をレベルアップして儲けないでどうする。


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なぜ「生活保護制度の見直し」を語らない [少し政治的な話を。。。。]


ツイッターでは「一律給付金」を求めるツイートを毎日目にします。

本当に必要なのでしょうか?
もし必要な人がいるとしても「全国民」に給付する必要があるのでしょうか?

どうして「生活保護」制度を活用しないのでしょう?

「生活保護」制度がなじまない(使い勝手が悪い)のなら、
①生活保護制度を見直す
②新しい生活支援制度の箱(準生活保護)を作る
と言った提案がないのでしょう?

政治とはそういうこと。
税金のバラマキばかりが政治ではないはず。

「生活保護」制度にはなぜか政治家もマスコミも触れたがらないように見えてしまいます。





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法人税増税を! [みんなうすうす気づいている]


先日、中小企業(零細企業)のオヤジ(経営者)さんと話しました。
「今期は利益が増えそうだ」
と。

彼は増益要因を正確に言わないが、明らかに同業他社の廃業に起因している模様。


彼に「利益が出過ぎたらどうするの?」と聞くと、
●車を買う
●償却資産に投資
●什器備品のの買い替え
●従業員にボーナスを払う
等々の節税策を語ってくれました。


国税庁の調査によれば、
欠損法人割合(令和2年度).png

法人数全体は、279万560社(前年度比+4.5万社、同+1.6%)であり、平成24年度以降、8年連続で増加している。
○ 利益計上法人数は105万782社(前年度比▲0.3万社、同▲0.3%)であり、10年ぶりに減少している。
他方、欠損法人は173万9,778社(前年度比+4.8万社、同+2.9%)であり、2年ぶりに増加している。
○ なお、全法人に占める欠損法人の割合は、62.3%(前年度比+0.7ポイント)となっている。
ということのようです。

つまり、令和2年度の利益法人(税金を払っている法人)の割合は37.7%しかないということです。
しかし「そんなには倒産していない」という不思議もあります。

きっと「多くの企業が節税した結果」なのでしょう。
ということは「法人税」率を引き上げれば、多くの企業は「さらなる節税消費を行う」⇒「ものとお金が動く」ということになるでしょう。

だから「法人税率の引き上げ」なのです。


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もし「誰も選挙に行かなかったら」 [少し政治的な話を。。。。]


統一地方選挙が始まったようです。

「もし誰も選挙に行かなかったら」どうなるのでしょう?

選挙は国民の権利であるので棄権はダメだ
選挙に行って投票しなければ政治は変わらな

的におっしゃる方はいらっしゃいます。
しかし「選挙に行ったからと言って何かが変わるのでしょうか?」

よく知らない「候補者」「政党」に投票することの不安はないのでしょうか?


もしあなたが「政治を変える」「真摯な政治家を増やす」というお気持ちがあるのなら、
選挙に行かない
投票をしない
白票を入れる
というのも立派な権利行使です。


選挙に行かない人に対して揶揄したり、批判したりする方もいらっしゃいますが「選挙に行ったら何かなりましたか?」と問うてみたくなります。


例えば今の日本。
・巷間伝わるのは政治や行政の劣化です。
国際的な競争力の見劣りです。

ネットなどでは岸田首相が袋叩きにあう場面も多いようですが、悪いのは、「安倍菅の9年」であり「その結果が今」です。

選挙はいかがでしたか?
安倍首相は選挙に強かったというのがマスコミ的な評価ですが、それで日本はどうなりましたか?


「どの政党がいい」とか「誰が政治家としてよくやっている」と評価できるほどのこともないでしょう。

一度「選挙の投票率」あるいは「有効投票」を限りなく0にしてみることも必要ではないでしょうか。
そこで「政治家」「政党」「マスコミ」あるいは「正義感高い国民」の皆さんがどうお考えになるのか反応を見てみたいものです。

まさか「選挙に行かないヤツが悪い」などと言うことはないでしょうね。
もしそんな議論になったら「選挙」そのものが危うくなってしまいます。


私はと言えば「選挙に行く」ただし「白票」ということが続いています。
信任を与えるほどの政党も候補者もいないものですから。

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「蒔いた種」の育ち具合は。。。 [仕事についてのエトセトラ]


日本列島が桜まつり状態です。

昨日は高速道路を走ってきました。
・誰が植えたのか「きれいな桜通り」が各所にあります。
・切り開いた山々には「山桜」が咲き誇っています。

「あそこがきれい」「あっちがきれい」などと言わなくてもそこかしこに「春の素敵」が待ち構えています。
みなさんの生活の中の一つのシーンとして。


あの桜を植えた人たちの思いはいかほどだったことでしょう。
「こんなに大きくなっていますよ」
「こんなにきれいに咲き誇っていますよ」
と伝える相手もないのが桜です。


入学式、入社式のこの頃は「〇〇に育ってください」と期待ばかりが飛び交いますが、「蒔いた種」「植えた苗」がどんな風に育ったのかを検証する時期でもあるのです。



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