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「ビジネスモデル」と言う言葉はどこに行った? [どう受け止めたらいいのか]

「言葉」と言うのは知らないうちに廃れている(誰も使わない)ことがあるようです。

コロナの感染拡大が契機なのかずいぶん前向きな(たぶん)言葉が減ったような気がします。
例えば「ビジネスモデル」と言う言葉。
まず使う人はいないでしょう。

商売のやり方」と言う意味合いだったのでしょうか?
コロナ禍で商売がズタズタになっていた時こそ「経営評論家」の皆さんから、「こういう時はこういう商売のやり方がいいですよ」と言ったご託宣があってもよかったはずです。
つまり「こういうビジネスモデルが必要ですよ」と言うお言葉があっても不思議ではありませんでした。

コロナがすごいのか?
ビジネスモデルと言う言葉が役に立たないのか?
よくわかりませんが、チヤホヤされた言葉の割には「言葉の持つ意味の浅さ」を示す典型例なのかもしれません。


かねてより「ビジネスモデル」と言う言葉は「少し胡散臭いかな」と思っていたものですから笑ってしまいます。
なぜ胡散臭いかと言うと、「儲かる」「利益が出る」と言ったゴールのない言葉だったからです。
「安定的に利益が出る」「大きな損はしない」と言うご商売にはそれなりに仕組みがあります。
ビジネスモデルなどと言うカッコウのいい言葉で表さなくても、「儲かる仕組み」がわかれば不景気でもバタバタすることもありません。


ついでに笑うのは「給付金を配れば消費が盛り上がる」「消費が盛り上がれば中小企業が潤う」と言った意見です。

儲からなければ一過的、一時的ですよ
と言ってあげたくなります。


ご商売をなさるのなら「儲かること」を考えなければいけません。

「脱税」「詐欺」と言う犯罪などの特徴は「儲かることが大前提になっている」と言うこと。
犯罪を犯す方は「儲ける」ことがメインで、素人さんは「儲けない」ことがメインと言うお話になっているから笑ってしまいます。


コロナが原因かもしれませんが、コロナがなくてもそのうち儲からなくなるようなビジネスもどきをなさっている方のなんと多いことか。。。。


はっきり言えるのは「商売」も「起業」もそんなに簡単ではないということ。


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