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「なまえ」がいつか助けてくれる [仕事についてのエトセトラ]

統一地方選挙が終わりました。
和歌山1区で落選した「」候補者はなんとお読みするのでしょうか?
地元の有権者は「誰でも知っているからこだわらなくていいですよ」と言うことなのでしょうか?
かど」とお読みになるようです。


候補者の中にはこのように「お名前の読み方がわからない」方もいらっしゃいます。
「漢字で書いていただければ読み方はどうでもいいですよ」と言うお考えなのでしょか? まてまて、そんなお考えの候補者に投票していいのでしょうか?

ビジネスの世界では「この名前の読み方」「名前の言われ」などが思わぬビジネスチャンス(ビジネスのきっかけ)になることもよくあります。


ビジネス会話の最初は「きっかけがわからない」ものです。
「そうですか」「また」と即立ち消えになってしまうこともあります。

がしかし、名前にポイント(興味点)があれば、仕事の詳細関係なく、
「なんとお読みになるのですか?」
「こう読むのですか?」
「どちらのご出身ですか?」
「そちらにはこの苗字は多いのですか」
等々と話が弾むことがよくあります。

答える方がそういうことを丁寧に、わかりやすく説明できなければ「そこまで」の話ですが、こういう会話を通じて相手方は「あなたの素行、能力・説明能力調査をやっている」のかもしてません。

こいつは信頼できるな
と伝わったら思わぬいい方向に仕事がつながったりします。


子供の頃は「あんな名前だったらいいな」などと思いやることがあった方でも、「大人の社会」では有力な武器になることもあります。

自分の苗字や名前を軽視するなかれ。
親御さんやご先祖様に感謝する日がきっと来るはずです。


かつて私の先輩に「吉田茂」と言う方がいたそうです。
彼の場合は「どこに行っても同じことを聞かれ、ウンザリの連続で、ついにはウツ症状まで八所為してしまわれた」そうです。
結果、早々後ご退職なさったそうです。

キラキラネームがいいかどうかはよくわかりませんが、名前には、将来、意図しない結果や効果が潜んでいるということも踏まえておいてください。


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