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「マイナンバーカード」の泣きどころ [少し政治的な話を。。。。]

なぜマイナンバーカードの普及がここまでグタグタになってしまいそうなのでしょう。
このグタグタ話の原因はいくつかあります。
そこが「泣きどころ」(弱点)ということもあります。

例えば、

1.河野デジタル大臣の説明下手

マスコミでは「突破力」があるなどと評されているようですが、今回のマイナンバーカードの説明ぶりを見る限りでは

①大風呂敷なだけでビジョンも優先順位も何もわかっていない(そもそもマイナンバーカード制度そのものを理解されていない)

●だから口を開くたびに「話が別話として拡大」してしまう

②メリットとかデメリットという前に「なぜマイナンバーカード制度が必要なのか?」ということが頭の中にない
「高齢者増」時代かつ「人手不足」時代を迎え
・医療現場
・健康保険
・健康保険組合
・公務員のお仕事
の制度疲労が顕在化しているのも事実
なぜ「こういう事情で必要だ」と言えないのでしょう。
失礼ながら「頭が悪い」ということなのかもしれません。


2.マスコミの勉強(取材)不足

マスコミはなぜ独自取材をしないのでしょう?

①不具合事例の多くは「ある野党系の病院・医療団体組織のもの」ではないでしょうか?

多くの病院はまだまだ「マイナ保険証」の受け入れ準備ができていないのが実情です。
なぜ「あの団体だけ」が早い段階で不備事例を集計できたのでしょう?

②なぜ「独自取材」をしないのか?

●少なくとも東京都内(近郊を含む)には
・大学附属病院
・都立病院
・日赤病院
等々たくさんの病院があります。
こういうところになぜ取材しないのでしょう?

●後継者がいない「高齢クリニック」はおそらく「マイナ保険証」には消極的でしょう
「デジタルカルテ」などに取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

●医療関係制度の「制度疲労」になぜ向き合わない
・いわゆる「紙の健康保険証」の「使いまわし」「なりすまし」等の話題も顕在化しています
こういう問題は放置なのでしょうか?

●健保組合も「赤字化」等単独では維持できないところも増えているようです
こういう実情調査はいかがなのでしょうか?

●「自分でマイナンバーカードの作成入力した」私はなぜ不具合なく使うことができているのでしょう?
どうしても「システムエラー」にしたいということなのでしょうか?
「他人に入力してもらい」「受取時に確認していない」人たちの障害が多く出ているのではないでしょうか?


3.「20,000ポイント」を頂いた国民の皆さんはどうなのか?

①パソコンやスマホリテラシーの乏しい人(活用が限定的な人)にはマイナンバーカードの扱いはそれなりに難しいのかもしれません。

例えば
●「マイナポータル」というサイトを開いてみましたか?
そこで自分の個人情報を確認することも必要です。
・マイナンバー
・氏名
・住所
・生年月日
・紐付け預金口座
などの情報は確認できます。

そもそも「マイナンバーカード」受け取りになった時
・マイナンバー
・名前
・生年月日
・住所
などの確認はなさらなかったのでしょうか?

●私のスマホの「指認証」「顔認証」も不具合が多いのが実情です
なぜ暗証番号になさらないのですか?
「覚えられない」とおっしゃる方には
・親の誕生日
・(過去につきあった)彼氏・彼女の誕生日
・実家の電話番号
等々、忘れられないものもあります。

●高齢者になった時など「病歴」「治療歴」がわかりますか?
今度の「マイナ保険証」はこの「病歴」「治療歴」を持ってくれるようです。
「定期的な健康診断」の情報も持ってくれるのなら「自身の健康管理」に役立ちます。

②「個人情報が流出するかも」というご心配な方
どんな情報が洩れると困りますか?

●「預金口座」の情報などマイナンバーカードがなくても「税務署」は即お調べになります
●またクレジットカードの情報が洩れれば預金口座の情報もセットで流出すはずです
●「病歴が洩れるのが嫌」とおっしゃるのなら「資格確認書」になさればいいだけ

③介護施設で「保険証が預かれなくなる」ということも考えものです

そもそも介護施設が「保険証を預かる」のがいいのか?という議論が必要です。
介護保険の対象者でもあるのでしょうから「行政的な特例措置」を設ければ解決するはずです。

さらに救急車で病院に運ばれた時など「健康保険証」をご持参なさる方も多くはないはずです。


4.政府の説明不足

「メリット・デメリット」の有無をお話しされる方も多いようです。
使いなれた「紙の保険証」の使い勝手の良さを超えるほどの違いを説明できる人も少ないでしょう。

①今、政府が説明しなければいけないのは「なぜマイナンバーカードが必要なのか?という
・必要性
・目的
です。
利便性だけで説明をしようとするから行き詰るのです。

高齢者になる前に「マイナンバーカード」に慣れ親しむ必要性を訴えるべきなのです。

「平井、河野と大風呂敷な大臣」や野党の発言に翻弄されてはいけません。

②「マイナンバーカード」を持つのが嫌な人には「資格確認証」への切り替えを促進することです。

マイナンバーカードのシステムの見直しやチェックは絶えずやらなければならないことですから、遅れは許されません。


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