「不思議な部下」もいる [仕事についてのエトセトラ]
同僚の中や部下の中には「不思議な方」もいることがあります。
いい方に不思議ならいいのですが、
●コンプライアンスから見てどうか
●ビジネスマナーから見てどうか
というタイプです。
その彼女が私に「〇〇さんは背中一面にタトゥーがあるのです」と話の中で出してきました。
そもそも「それがどうした」状態です。
〇〇さんは普通のお嬢さんで何かの失敗でこの彼女から「劣等扱い」を受けていただけです。
結果、仕事も消極性が目立ち、お客様の電話にも確答をしないというタイプでした。
仕事の沼に嵌っています。
そこで考え実行したことは
①私が動態を観察する
②私がサポートし、私が直接関与する
③私の電話応対ぶりを真似させる
④チームで読み合わせ研修を頻繁に行う
⑤外部研修にも行かせ知識を高める
こと。
みるみるレベルアップしてきました。
劣等の烙印を押し、スポイルし、組織のお荷物にされていたようです。
件の彼女はどうかと言うと、
①ルール無視
②コンプライアンス違反も頻繁
という状況で危ない限りです。
価値観そのものが違います。
違うのは他の部下よりもパソコンが詳しかったくらいです。
ある時のコンプライアンス違反を問い詰めようとしても「お客様のため」との思い込みがあるだけで、「どうしてよくないのか」がわかっていません。
そこで登場したのはかつての彼女の上司たち。
〇〇さんを無能扱いしていたグループです。
彼らから見れば〇〇さんのレベルアップは面白いはずがありません。
彼女について「ああだ、こうだ」「厳しすぎる」との注文です。
私は知っていました。
●彼女の人事記録の中にとんでもない不祥事があり全容が記録されていたこと
●この上司たちは不必要な出張が妙に多いこと
等々。
私は異動したのでその後どうなったのかよく知りませんが、組織に巣くうダニは必ずいるということは経営幹部・管理職になると知っておかなければいけません。
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