「盆と正月が一緒に来たよう」ってご存じですか? [どう受け止めたらいいのか]
内閣改造について岸田首相が「女性ならでは」と使ったら批判され、副大臣・政務官人事に女性が一人もいなかったらまた批判されるということがありました。
「女性に配慮したら叱られ、女性に配慮しなかったら叱られる」という面白い世の中になってしまいました。
最近、ある若い人(20歳台)が「忙しい」と言うので「盆と正月が来たよう」なものですか?と聞いたら「それなんですか?」と聞き返されてしまいました。
生活習慣や価値観や考え方の変化は言葉遣いにも影響を及ぼしているようです。
「それならバーゲンってなんと言うと思う?」
と聞けばまたまたとんでもない言葉に。
今時、バーゲンというのも年中行事のようになりましたから珍しくもありませんが、私が子供の頃は、「誓文払い」と呼んでいたようです。
なお、「盆と正月が一緒に来たよう」というのは辞書的には
①準備のためにきわめて忙しく立ち働く様子のたとえ
②うれしいことが重なることのたとえ
と書いてありました。
とても若者の会話に入り込むような情景ではないような気がしてきました。
そういえば、2023年9月18日は「敬老の日」。
9月15日が「敬老の日」と身体に覚えこんでいた世代(?)である私にはもはや「へー!敬老の日だったの」状態ですが、社会保険の受益と負担を問題視する世代には「高齢者の日」とでも呼んでもらうしかないのかもしれません。
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