これは、平成13年(2001年)9月に書き下ろしたものです。。。。。少し古びていますが、参考までに。。。。

感覚的消費論:(消費の担い手を探せ!・・売り手の側からみた消費ではなく、消費者の側からみた消費)です


 いわゆるバブルが崩壊した昭和70年代は、所得の伸びも鈍化したこともあり、消費者は、漸く「快適」をテーマに暮らし始めたのではないだろうか。

 礼宮(秋篠宮)妃が婚約した時「テレビがなかった」と聞き、裸の王様的に「そうか!」と思った消費者(国民)も多かったのではないだろうか。つまり、あくせくしなくても十分に生活水準や消費水準が向上していることに気がついたのである。今日の消費者の関心は、「隣が持ってる(持っていない)」ことではなく、いかに「快適に暮らすか」に変わってきたのである。
その結果、安心・健康・清潔・正義・プライバシーの保護・ボランティア・知的・楽・便利・省資源・得・エコ・倫理などなど人それぞれに且つ時とか場所とかでいろんな基準で行動し始めたのである。