2011年も残り少なくなりました。
愛読の日本経済新聞の「私の履歴書」にもすでに10人の人が紙面を飾りました。


その中で、どうしても書き抜いておきたい言葉がありました。
「ものづくり」経営の素晴らしさ、厳しさを改めて教えていただいたような気がします。

東レの「前田勝之助」名誉会長です。

2011年10月29日(土)の朝刊は、胸がわくわくしてしまいました。



氏いわく、

1.「人づくり」を怠る企業に未来はない。

2.評価の基準を「本務を100%達成しても60点。ヨコとナナメの組織に貢献して30点。心配りで10点」とした。

3.自分の仕事さえこなしていればいいという姿勢では、変化する環境と業務に追いつけない。

4.経営者が間違いのない判断を下すためにどうするか。私は3つの思考法を使い分けてきた。

第1は緻密で合理性の高い囲碁の思考
……理詰めの判断が必要なときに採用する。

第2はマージャン型で、振り込まないこと、降りる勇気を持つことも必要だ

第3が競馬型。徹底的な事前研究と情報分析でリスクを評価し・・・・・・。

ものづくりで、1時代を築かれた方のお言葉はどこか違うと感銘してしまいました。