生活格差の話をするとムキになる方がいらっしゃる。。。。

少なくとも私の友人の中にもいる。



ムキになる前に、「なぜ?」と考えてみてもらいたい。

確かに自分だけではどうにもならないことも多い。

しかし、結果だけを見て、「たいへんだぁ!」と言っていいのだろうか。。。。。といつも思ってしまう。



例えば、農業

かつて「陽が昇ってから、陽が沈むまで」の仕事だったのかもしれない。

しかし、自らのご子息が跡をお継ぎになるケースはどれだけあるのでしょうか・・・・

「大変だから「後」も継げない」とおっしゃるのかもしれませんが、「なぜなんでしょうか?」

週休2日でもない勤労生活に若者がついてくるのでしょうか?

生業的なお百姓のみなさんも構造改善をなさらなかったのでしょうか。。。。。



例えば、中小企業

日本の事業所の多くが中小企業です。

「中小企業は大変だぁ」といいつつ、そんなことをおっしゃるのは、大企業に勤める方々です。

ゴルフに行っても、少し高級な飲み屋さんに行っても、必ず目にするのは「中小企業の経営者」の皆さんです。

ここにはどんな「なぜ?」が潜んでいるのでしょうか?

中小企業の経営者のご一族は、ほぼ間違いなくご一族が跡を継いでいらっしゃいます。

大変なはずの「中小企業」なのに、ご子息は「後」をお継ぎになるのです。



政治の季節、選挙の季節になると、この「農業」「中小企業」の皆様が、にぎやかになられます。

彼らの力で当選した議員や議員を確保した政党も歴史的にも多いはずです。

政治的影響力が強いはずなのに、この人たちは、どうして、なぜ、大変なのでしょうか。。。。。



「売れぬコメ 特売広がる  全農、価格政策通らず」

昨日(2013.4.13)の日本経済新聞(夕刊)トップの見出しです。



なぜ。。。。。?