大学で法律を習うとこういう話があります(小生はよく覚えていませんが)

「殺人はしてはいけない」というのが道徳
「殺人をすると懲役○○年~死刑」というのが法律
であると。。。。。

人として、殺人はしてはいけない行為ですが、万が一殺人を犯して見つかった時の罰則を定めるのが法律です
そういう意味では、道徳だけでは殺人はなくならず、法律は道徳の趣旨の最低限度、最小限度の部分しかカバーしていないということです

殺人をすると罰則があるということは、ある意味「人を殺してはいけない」という道徳観の抑止力になっています

さて、非武装中立ということを主張される政党もあります
おおよそ人が生きていく上には残念ながら「きれいごと」だけでは解決できないこともあります

法に触れなければよい とか
条約を結んでないので可 とか

※企業活動でも、時にはそんな風に考えるケースもあります

「永世中立国」というのがあります
スイスとかオーストリアとかが有名です
「永世中立国」は軍隊がないのではなく、強固な軍隊を持っています

「永世中立国」は、
①将来もし多国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立つ
②自国は中立の立場である事を宣言し、他国がその中立を保障・承認している
③外国軍隊の国内の通過、領空の飛行、船舶の寄港、外国の軍事基地の施設も認めない
④軍事的な同盟国がないため、他国からの軍事的脅威に遭えば自国のみで解決する
というような国家らしいのです

さて、わが日本のことです
・小生は他国と戦争したいとか戦争をしようとか夢考えていません
・でも、人の世は、ルールに触れなければよい! と考える人も多いかもしれません
・国と国のレベルでもひょっとしたらそういうことがあるのかも知れません