前回の選挙の時、民主党を応援した人たちは、本当に民主党のマニフェストに賛同して投票されたのでしょうか?

想像で物を言って申し訳ないですが、
「とにかく、この政治の閉塞感と政治のズルさを打破(変革)してもらいたい」と考えた人は多かったのではないでしょうか!
少なくとも小生はそうでした。

この得体のしれない政治および政治家への不信を、政権交代を機会に払拭してもらいたい!

と。。。。。

期待通り、民主党政権はいろんなことを教えてくれました

細かなことを上げればきりがないのですが、

1.テレビでかっこよく発言する政治家であればあるほど、合理的な判断に遠くかつ実務運営能力がないこと。

2.マニフェストと現実とのギャップが大きすぎること。また、マニフェストに即応性がないこと。

3.「にわか議員」が多く、かなりの議員は「次の選挙に役立つかどうか」が重要テーマであること。


少なくともこの3つに集約できるかもしれません。


今、「消費税引き上げ」を巡って、民主党が割れています。

A.「マニフェストは国民との約束であり、マニフェストを優先すべき。」と考える人たち。 

①「マニフェストになかった消費税引き上げが優先テーマになっている。」と反論。
②でも、3年間実現できなかった(何もできなかった)マニフェストを頑なに守るのはなぜ?
③何でもかんでも「議論議論」というほどには、日頃から、政策を議論し公にしないのはなぜ?

B.「社会保障と税の一体改革」のように、「明日の日本」の政策に目覚めた。人たち。

①「骨がない」と言われても仕方ない側面があります。
②「マニフェストの変更が必要」と言わないのはなぜ?
③政治家仲間にばかり気を使い、「国民」に気を使わないのはなぜ?


こんな風に考えてみると、国会議員と言いつつ、この人たちが国民の代表だとは思いたくない現実があります。

そういえば、今の衆議院議員は、
・「知事選挙」よりも、狭い選挙区でかつ小さなテーマで選挙した国会議員たち。
・比例選挙区で選ばれておきながら政党の意見をまとめようとしない人たち。


どうやら、今の日本には、この選挙制度もぴったりフィットしていないような気もしませんか。。。。。




(2012.6.25テレビのニュースを見ながら追記)

民主党政権は、日本の現実を何かと「あぶりだして」くれました。
ただ今までの状況を見ていると、国益を意識しながら、合理的・論理的に政策決定・政策遂行を担っていく政党とはとても思われないようです。
マスコミの報道ぶりを見る限りでは、「民主党が分裂しようがしまいが関係ない」と思ってしまうのは小生だけでしょうか。。。。。


今夜はTVのニュースを横目で見ていますが、
意見を二分している割には、ドキドキもワクワクもしないのは小生だけでしょうか。。。。

別に、民主党から離党しようが、民主党が分裂しようが、それほどたいした意味もないような気がします。
それよりも、今の民主党にとって代わる政治集団(政党等)はあるのでしょうか?
そのほうが心配です。


政権交代の意味 とか 二大政党制 とか もはや空しい響きです。

「国民の生活、日本経済を守る」というのはどういうことなのでしょうか・・・・・


今、国債が増発され続けているようです。
もし、景気の状況がこのまま続き、他方で金利が上がったらどうなるのでしょうか

議論の切り口は違うかもしれませんが、だからこそこんなことも考えておいたほうがいいのではないでしょうか。。。。!