週末の夕刻(17:05~18:50)、NHKラジオに「地球ラジオ」という番組があります。

気が付いてみたら、かれこれ10数年のリスナーになっていました。
ラジオ番組を聞けなかったときは、パソコンでホームページの「前回の放送を聞く」で聞き直しています。
ずいぶん聞きました。とても面白く楽しい番組の一つです。

ところが、今年(2013年)4月に進行役の男性アナウンサーが交代して以来、どうも楽しくないのです。
肩も凝ります。

前任の後藤アナウンサーが、1999年の番組開始以来今年の3月末までの14年間ずーっと担当されていたせいか、どうしても番組に違和感を持ってしまうのです。

この原因を考えてみました。


1.やはり交代した男性アナウンサーが、この番組に似合わない

新しいアナウンサーの名誉のために言いましょう。下手なのではなく、似合わないのです。

まるで、ディスコ(クラブ)のDJのような話し方です。

今までが、じっくり聞かせるトークだったため、この流れるような進行はどうも疲れます。
ベストテン番組で、音楽を紹介しているかのようです。


2.主役が交代してしまった

この番組の主役はリスナーなのです。ところが、進行役のアナウンサー二人が主役になってしまいました。

お二人が、楽しそうに笑っていらっしゃる声が聞こえてくることもあるのですが、ちっとも面白くもおかしくもないのです。

この番組の主役はリスナーなのです

しかも、海外に暮らしていらっしゃる日本人の皆様の、生活感たっぷりのトークやメールに何度驚かされたことでしょうか。
今までは、わくわく、ドキドキ、毎回の放送の度に興奮していました。


しかしながら、残念なことに、主役が進行役のお二人に変わってしまいました
進行役の男性アナウンサー氏の薀蓄(うんちく)や意見など聞きたくもないのです。


3.番組のターゲットを(無理やり)若者に変えようとしています

番組のホームページの中にも書いてあります。

新年度の「ちきゅうラジオ」は、内容一新。男性キャスターも、少し若返りました(^O^)/。

と。。。。

進行役のアナウンサーが変わったとしても、古くから聞き続けているリスナーは、番組の内容の変更など期待も希望もしていないのです。

なぜ、若作りする必要があるのですか?

老若男女(特に中高年)の楽しい番組でいいじゃないですか。。。。


4.これも私が年老いたせいでしょうか。。。。。

やむを得ないことではありますが、たった1日で「おっさんやおじさんは聞くな!」という番組に変わってしまいました。

人口の多い、「団塊の世代」をターゲットにしておいたほうがNHKらしい「いい番組」になると思うのですが。。。


5.ホームページも淡白なものになってしまいました

おそらく「スマホ」を意識したものなんでしょう。


今、ホームページの「前回の放送を聞く」をパソコンで聴きながらこの記事を書いていますが、若返った割には「新鮮さがない!」ただただ「やかましいだけ」と思うのは、私だけでしょうか。。。。。


これって、あの「『地球ラジオ』じゃないじゃん!」と、叫ぼうと思ったら、番組名が『ちきゅうラジオ』に変わっていました。