夕時の通勤(帰宅)電車での光景です。

杖を突き、腰の曲がったおじさんが私より先に乗り込まれました。
彼はオレンジのつり革のあるほうにゆっくりと進んで行かれたのです。

その優先席には、8人が座れますが、
杖のおじさんのほう側には、若い人はいらっしゃいませんでした。
たぶん、一番若い人でも。30代の女性の方のようでした。

彼女のほうが、このおじさんより少し早く席に座ってしまわれました。
彼女は、おじさんの杖を一瞥すると、疲れていらっしゃったのか、目を閉じられました。

残りの3人は、たぶん居眠りをなさっていたのでしょう。

後ろ側の4人を見ると、比較的若そうなおねーさんはスマホに夢中です。

二駅目で、反対側の席が空きました。
杖のおじさんに、「後ろが空きましたよ」と教えてあげると、彼は「ありがとう」とおっしゃって空席にお座りになりました。


若くても、マタニティの方や、体調の悪い人もいらっしゃるはずですから、騒ぐわけにもいきません。
ただ、

スマホするのなら優先席には座らないでくださいね!おねーさん

と叫びたくなってしまいました。

明日は我が身ですから、今のうちに「文化」を作っておかなくちゃ。。。。