どうやら「農業」制度については微妙に少しづつ考え方が変わってきているような気がします。

ところで、日本の政治のお題目の一つ「中小企業」という言葉には何か変化があるのでしょうか?


銀行、証券、保険等々の金融系のビジネスに携わっていると「事業承継」という言葉が普通に出てきます。
中小企業の事業承継をお手伝いすることはとても有意義なことだと思えてしまいます。


「事業承継」というのは、まさしく、経営体制の次世代への引き継ぎのことで、企業の「ひと」「もの」「かね」を円滑に次世代に引き継いでいくことなのです。

現在の経営者の方が退き、後継者にバトンを渡す時、
「ひと」・・・・・現在の経営者の後任。
「もの」・・・・・事業の承継あるいは「工場」などの物理的なものの引き継ぎ。
「かね」・・・・・「相続税」「自社株買い」のための「お金」。
などが、「事業承継」の出演者です。

本来なら、経営幹部や従業員のみなさんの世代交代も重要なのですが、企業オーナーの代替わりだけに光が当たっています。


よく考えると、大企業や公務員のような大きな組織にはこの「事業承継」という言葉はないのかもしれません。
不思議なことですが。。。。。。


そういえば、女性週刊誌の見出しによく出ている「御曹司」という言葉も限定的な人たちのような気がしませんか?


きっとどこかに特別なことが潜んでいるのでしょう。。。。。


農業という「聖域」にメスが入りつつあるように、中小企業という「聖域」にもメスが入る時が来るのかもしれません。

経済環境、社会環境が大きく変わっているのですから。。。。。