保険というのはかなり難しい商品のようです。

保険会社や保険代理店の人に話を聞くと「保険を売る」とか「保険を販売する」とかと必ずおっしゃいます。

他方、お客様はと言えば、「保険を買う」などという人は誰一人いません
みなさん「保険に入る」と必ずおっしゃいます。

そして、給付事由が発生すると「保険をもらう」とか「保険が下りた」とか必ずおっしゃいます。

これほどまでに、売り手と買い手の意識の違う商品がほかにあるでしょうか。。。。。。

売り手」と「買い手」の拠って立つ位置がまるで違うのですから、難しいはずです。


保険を使ったことのない人」から見れば捨て金になってしまい、「解約返戻金はないのか?」という話も出て来たりします。
保険をもらった人」から見れば、「神様」のような気がしてくるから不思議です。

もし、保険ビジネスに課題があるとしたら、こういう点にも隠れているのかもしれません。