いよいよ大晦日です。
皆様におかれましてはきっといいお年だったのではないかとご拝察いたします。

ところで、昨日(14.12.30)の読売新聞の一面の見出しの一つ、
2015 値上げの年 円安、原材料高で

が気になりました。

安倍首相は、近年では、まれにみる「意欲的な」総理大臣です。
個々の政策は今まで置いてきぼりを食っていたものも多く、そういう意味ではとても評価できる首相です。




ただ、どうもアベノミクスには不透明感が残ってしまいます

そもそも、アベノミクスは、
①2年間で2%の物価上昇が基本です。
②そのための方法論が為替操作でした。

「物価上昇」という意味では、冒頭の「値上げ」という見出しは、優等生のはずです。



ただ、「人件費引上げで」という副見出しがついていれば戸惑いも軽減できるのですが、どうもモヤモヤが抜けません。

おそらく、国際的にみれば、日本はいい国」なので、為替は絶えず円高基調のはずです

来年は、この円高基調を大切にしながら国際的な付加価値のあるビジネスをしなければいけないでしょう

アベノミクスは成功したけど「豊かにならなかった」というのでは、国民には笑顔は戻ってこないでしょう。


勢いのある一年」でありますように。。。。。