昔々、祖父が存命だったころのことでした。

お正月が来ると「一つ歳をとる」と教わったものです。


新年を迎えてわくわくしたものです。

中学生の頃、初めて時計を買ってもらった頃のこと、新年の時報とともに時計の針を合わせたりしていました。



人生のピークを過ぎたかもしれない今、ふと今年の言葉を考えてみました。

勢い


という言葉が思い浮かびました。


東日本大震災の時、

「勇気をもらう」「元気をもらう」

という言葉が少し気になりました。



今は、少しづつわかるような気がします。

豊かな時代ですが、少しだけ猫背になっていたようです。


花の色は 移りにけりな いたづらに

   我身世にふる ながめせしまに





今年は「勢い」を取り戻そうかと。。。。。

先日、友人の笑顔が微笑ましく映りました。

なんだかいい感じでした。



前を見て、工夫をしながら、汗をかきながら、クレバーに暮らしていかなければ。。。。。

などと思う新しい年の始まりです。





新しき 年の始めの 初春の

   今日降る雪の いや重け 吉事