世の中には「それが当たり前」というのはよくあることです。


先日の参議院選挙がそうでした。
今回の都知事選挙もそうなりそうです。

多数の候補者が立候補されていながら、東京選挙区(東京)では、各候補者については、必ずしも「選挙ポスター」が貼ってあるわけではないのです。

どうやら

・もともと「選挙ポスター」がない人
・場所によっては貼っていない人

がいます。


今回の都知事選挙では、立候補が公示直前ということで物理的に印刷が間に合っていないという候補者もあるのかもしれませんが、21人も立候補しているというのに掲示板はまばらです。

有名候補者ですら必ずしもすべての掲示板に貼ってあるわけでもないようです。
※「小池さん」のポスターも貼っていないところがあります。「鳥越さん」のポスターはもうできていました。



確かに、

〇費用や作業員を考えると無駄かもしれない
〇有権者の関心事でもなさそう
〇ポスターがなくても周知はされる
〇「期日前投票」の制度が浸透していく中、選挙ポスターの役目も希薄化してきた

等があるのかもしれません。

※そのうち選挙管理員会のサイトに写真や公約を掲示する日が来るかもしれません。



「あたりまえ」と思っていたことが、「そうでもないか」と思う好事例なのでしょう。