「お金がない」
地域のために「こんなもの(こと)があったらいいのにね」と言うと住民の皆さんから返ってくるのは「役所からお金がないと言われた」という言葉。
そもそも予算が立案された時にどのくらいの人が、
●具体的な内容を理解しているのか?
●本当に必要なことが予算に盛り込まれているかいないかのチェックをしているか?
と思ってしまいます。
地方に旅すると(しかも僻地に行けば行くほど)
●これ誰が使うの?
●いつまでこれ使うの?
●維持管理は誰がするの?
●コストはどうなっているの?
というものに遭遇してしまいます。
それができた時に喜んだかもしれない人たちも何年かするとかかわりも持たなくなっている人が難と多いことか。。。。
今年もまた会計検査院の検査結果が公表されました。
「税金の無駄、18年度は1002億円 会計検査院指摘」(日本経済新聞 2019/11/8)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51938430Y9A101C1MM0000/
「税金無駄遣い1002億円 ITや震災関連の指摘目立つ 会計検査院報告」(毎日新聞 2019/11/8)
https://mainichi.jp/articles/20191108/k00/00m/010/044000c
具体的な指摘事項やその対応策は皆さんで把握していただくとしても、
「いったい誰がこういうことの責任を取るのか?」
という素朴な疑問がわいてきます。
こういうニュースを報じるマスコミですら個別具体的な取り上げはやっていません。
「どうせ税金だから」
と笑っている人もいらっしゃるかもしれませんが、
目の前で、
●税金が上がる
●「困りごと」が改善されない
という現実があるはずです。
結局、責任を取るのは「国民」各位なのかもしれません。