世の中には「頭のいい人」なのか「頭の悪い人」なのか薄々伝わってくることがあります。

例えば、

1.どんなに学校歴(学歴)が立派でも知識だけの人

まぁ辞書のようなものです。
誰かが調べて(聞いて)くれたら知識の豊富さはわかりますが、「自ら前に出る」「その知識を活かそうとしない」限りははっきり言うと役に立ちません。


2.心配り(思いやる)ができる人

学校歴や学歴には関係ありません。
今後の展開や全体像が分かる人のことです。
よくある「気が利く」と言うタイプです。
周りにこういう人がいると本当に助かります。


3.知恵のある人

工夫とか創意と言う言葉が身体に住みついている人のことです。
「できない」ではなく「こうならできる」「これならできる」と考え実行できる人です。
「次善の策」と言う考え方が定着しています。
結果的に「最善の策」だったりすることもよくあるものです。


4.地頭のいい人

いわゆる「あいつには勝てない」と言わしめるほどの能力の高い人のことです。
奢ることなく知恵や知識を加工できる人材が傍らにいたら心強いものです。


5.「おもてなし」に代表される接遇バカ

「おもてなし」などと言うことは「おまけです」。
先の東京オリンピック招致の時に「お・も・て・な・し」などとバカなことを言いそれに追随してしまったバカなマスコミなどの今を見るとよくわかります。

例えば旅館に泊まる時に番頭さんや仲居さんから「うちのモットーはおもてなしですから」などと言われ感動したり感激したりしているようではまぁしれています。

「料理がおいしい」
「お風呂がきれいにでゆっくりできる」
「お部屋がきれいでくつろぐ」
等々の現象面がすべてを教えてくれるにも拘わらず「うちのモットーはおもてなしです」と自ら言うのはバカに等しいものです。

病院でもそう。
・見立てがいい
・手術がうまい
・治癒が早い
・ケアがいい
等々評価の基準は明確です。
にも拘わらず病院の職員(事務長、医師、看護師等々)から「うちの病院はおもてなしが行き届いていますから」などと言われても「バカにするな」状態なのですから。


「子育てがたいへん」
「子育てにお金がかかる」
と叫んでも叫び足りない昨今のようです。
ところで「どんな子育てをなさるのですか?」と聞いてみたくなってしまいます。
「お金」を無心する前に整理しなければいけないことはあります。