これは、平成13年(2001年)9月に書き下ろしたものです。。。。。少し古びていますが、参考までに。。。 感覚的消費論:(消費の担い手を探せ!・・売り手の側からみた消費ではなく、消費者の側からみた消費)です

以上、消費者像、消費者の行動・意識の変化、その他特筆事項を縷々感覚的に検討してきたが、消費を活性化するためには、生産者や売り手の側は、このような点を踏まえながら、
①消費者の側に立つ
②消費者の側に立つということは、消費者の「目線」にその戦略をあわせる
③消費者の「目線」は、例えば大人と子供のように目の高さにより見える範囲も違う
④消費者の「目線」は、ちょうど、スキーのゲレンデやゴルフコースの斜面のように、下から見たときは目の高さの分だけ緩傾斜に見え、上から見たときは目の高さの分だけ急傾斜に見える
という販売戦略を構築することが、所得水準・生活水準・消費水準が向上した今こそ求められているのである。