先日、法政高校の修学旅行で体罰事件があった旨新聞は伝えています

#59011;高校教諭、生徒を殴るける 修学旅行で「常軌逸した」暴行
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012601000950.html

男性教諭2人が北海道への修学旅行中、高校2年の男子生徒9人に殴るけるなどの暴行をしたり、正座させて頭から水をかける、はさみで自分の頭髪を刈らせる、生徒同士を向かい合わせて互いになじらせるなどの「常軌を逸した行為」

という内容です
学校側もそのホームページには謝罪文を掲載しています
#59011;1/26 高2修学旅行中の生徒指導における不祥事とお詫び
http://www.hosei.ed.jp/news/index.php?id=346

詳細がよくわかりませが、みなさんはどうお読みになられたでしょうか?
①親として家族としての立場
②「先生だけが悪くない」という立場
③「だから先生は。。。。」という立場
④「近ごろの若い者は」という立場
など、お読みになった人の位置関係や日頃のスタンスや考え方で受け止め方も異なるのではないかと思います

この記事を見ていて、小生は
①先生もちょっと大人げなかったな(やり方は別にあったのに)
②結局先生の処分で終わるのか
③この(程度の)ことが、生徒に精神的な苦痛を与えてしまったのか
などと思ってしまいました

高校の実質無償化が政策テーマに上っている時期でもあり、「今学校で」的な分析がほしいものです
たとえば、
1.先生について
①普段の教育・指導ぶりはどうであったのか
②記事を読む限りでは、生徒の行儀が悪いと思われますが、学校としてどんな指導をしていたのか
③体罰について常習性・日常性があったのか

2.生徒について
①重みは別としてルールを守っていない
②迷惑をかけている
③集団行動としては、あまりにも幼稚
④「生徒が宿泊先の浴場で大声を出したり、携帯電話やゲーム機を隠し持っていた(おそらく遊び興じていた)」ということをどのように受け止めているのか知りたい
⑤旅行なので「羽目を外した」だけなのか
⑥彼らの日常生活はどうなのか

3.親について
①どうお思いなのでしょうか?
②「うちの子がまさか。。。。」「うちの子だけは。。。。」ということでしょうか

などの情報がほしいものです
さてさて、こういう若者は、日常的な生活風景の中でもよく見かけます
こういう若者があなたの企業にも新入社員としていつかは入ってくるのです

ただ「若気の至り」なのか、それとも「幼稚化なのか」という点は気になります
教育問題は、単なる知育だけではなく、全人教育がテーマなのです

岡目八目の小生には
①ひ弱な若者像
②知恵のない先生
③工夫のない学校
と思えてならないのです