先日トヨタのディラーに行きました
セールスの担当者に売れ行きを聞いたところ、「自分の分は何とかなっているが、全体では芳しくない」との様子でした

小生も、トヨタの車を買い替えて1年ちょっとになるのですが、相次ぐリコール問題についてのご説明はなにも聞いていません
件の担当者に
「①リコール問題が相次いだが、国内のトヨタユーザーには説明はないのか
②豊田社長は個人のブログで何かお話されているようだが、個人的な発言ではなく正式な発言をなぜしないのか
③豊田社長は、レーサーもなさっているようだが、事故があった時にはトヨタは大丈夫なのか」
と聞いてみました

彼とは、比較的親しいので気安く尋ねたのですが、意外にも
「サラリーマンなのでどうしようもない」
との答えです

ある保険会社の営業マンに「その売り方はコンプライアンス違反なのでは。。。。。?」と聞いたところ、口を濁すだけです

そんなこともあったので、ある有名企業の内部監査担当の知人に、冷やかし半分に
「ひょっとして、担当者がお客さんから苦情とか意見をもらったら、その担当者は困るのか?たとえば「そんな苦情を貰うお前が悪い そんなことより営業成績を上げろ!」という上司の方が多いのか?」
と聞いてみたところ

確かに、数年前まではそう言う上司が主流だった 今でもそういう上司はいる

とのことでした

なんだか「顧客目線」とか「お客様のご意見を頂戴する」という言葉が空々しくなってきました
「言えば言うほど言うやつが悪い!」「ほっとけ!」ということのようです

どこかの大臣や知事に対して、
「ご多忙の中、個人のブログやツイッターを駆使して、個人プレーや個人的な発言・意見の吐露に走る暇があったら、組織として一体感のある公式の取組みを期待したい」
などと思いたくなるせつなさと同じことのようです


銀行の店頭には、お客様のご意見記入用紙があるはずです
どんどん書き込んでみましょう
最近の銀行では、ご意見カードに「意見がない」ことですら問題視されているのですが。。。。