部下を持つと、本当に仕事のできない部下にはイライラしてしまうものです。
そんな時、その「イライラを顔に出さない上司は偉い」と言うか、尊敬されます。

部下の中には、生まれ持った天賦の才で仕事のできる人もかなりいますが、
良く言えば発展途上人、悪く言えばお荷物的な人も必ずいるものです。
彼らには、

・テキパキ感がない
・要領が悪い
・頭が悪い
・手際が悪い

等々の感想や評価を下してしまいます。
おそらく周囲もそんな風に見ていることが多いようです。

こんな部下を持った時、改善策、現状打開策はあるのか? と聞かれたら、

「実はあります」と答えたくなります。
小生の少ない経験ですが、必ず成功することがあります。

その1 部下の仕事の段取りをチェックすること

「仕事ができない」という言葉にごまかされている人が多いようです。

段取りと言うのは、「仕事の手順」です
朝、家を出てから帰社するまでのスケジュールを確認してみてください。

単なる予定ではなく、
①どのようにやるのか
②手順はどうか
③準備はどうか
を確かめてください。

この部分に、一番気を配ってください。
「できない」と言われる人たちの多くはやり方が悪いのです

通勤電車は貴重なリードタイムです。
できる奴らは、電車の中でも一味違います。


その2 毎日「口やかましく言う」ことです

人間性を否定するのはダメですが、
「同じことを何度も言う」のが基本です。
「任せる」なんて言ったら絶対にうまくいきません。

「任せる」と言った途端、「報連相」が失われてしまいます。
「任せる」のではなく背中を押すのです 「それでいこう!」と。。。。

できないと言われている人ほど、
①独りよがり
②工夫がない
と言う特徴があります。

人事の研修などでは、
①リーダーシップとか
②チームワークとか
③指導力とか
抽象的な用語が多すぎます。
そういう言葉に酔っていると、足下の仕事の状況を見失ってしまうものです。

正直に言うと、できる部下を上手に使う方が組織はうまくいきます。
でも、長期的には、スタッフの底上げのほうが、組織を肉厚にします。



相変わらず生意気ですが、体験談です。