高校生時代の小生は品行方正でした。
当然のことながら詰襟の学生服のカラーのホックは夏服になる6月まではいつも締めたままでした。
その対極にあるのが、襟元のボタンをラフに外したチンピラ然とした服装の荒いタイプの人たちでした。


さて、ここ数年、「クールビズ」と言う言葉も定着してきましたが、男性のファッションなるや、相変わらずいけていません。

その姿をよく見ると

①ネクタイを外している
・・・・これは皆さんに共通です

②今までネクタイをして着ていたワイシャツの第一ボタンを外している
・・・・ですから、襟元がちぐはぐな互い違い状態です

③ノータイワイシャツに上着を着ている
・・・・二流映画のチンピラか、よく言えば「フーテンの寅さん」状態です

④かなりの人が、第一ボタンを外していて、胸元に丸首の肌着がのぞいている
・・・・なんだか汚れた感じがします
丸首なら、せっかくのノータイが台無しです
暑いし、窮屈です

⑤中には、ネクタイを胸ポケットに隠し持っている人もいます
・・・・まさか「スカーフ代わり」じゃないよね って聞いてみたくなります

⑥「ノータイ+ワイシャツ」の上に羽織った背広が冬用 などと言う人も見かけます

そろそろオシャレなクールビズをしましょうよ

かつて、南方戦線で戦っていた日本軍の開襟シャツのほうがおしゃれかもしれません


せめて
①ボタンダウンのシャツにしましょうよ
②上着は着るのよしましょうよ

と言いたくなってしまいます。


不景気だとか消費不振だとかおっしゃいますが、
クールビズファッションのマーケットにはチャンスがいっぱいのはずです。


実は白いワイシャツは長持ちがしないものです。
襟首が汚れ、全体としてきばんできます。


オシャレを提案してください!
オシャレなクールビズウェアを提案してください!
今年がチャンスです。

上着を着ないと
・腕時計
・ズボンのベルト
・胸ポケット
にもオシャレが求められます。


ただ、
キーワードは、あくまでも「さわやか!」です。



そうそう、小生はと言えば
顔に品がないタイプなものですから、今年もまた、ワイシャツにユニクロや無印で買った安物のニットタイをつける日が多くなりそうです。

本当は、博多織のネクタイも結びやすいのですが
・高い
・柄が地味
と言うのがやや難点です。