昨日(2012.3.14)の読売新聞夕刊の社会面、

「AIJを信じていた」 衆院委 年金基金幹部ら証言

という見出しが目につきました。



この言葉の持つ意味がどういうことなのか?
発言の一部を抜き出しただけなのか?

よくわかりませんが、この年金基金にお金を預けていた皆さんはどう受け止めになったのでしょうか?
信じて疑わなかったのは、基金の幹部よりは「年金を預けていた皆さん」のほうなのではないでしょうか!

まさかこんないい加減な投資顧問を当てにしていたとは!

と歯ぎしりしていた人のほうが多いはずです。


国会で答弁された基金の幹部の方がどんな方なのかよく知りませんが、

素性のよくわからない投資顧問に預けていた責任は重いです。
AIJに預けていた基金幹部の多くは、どういう接し方をなさっていたのでしょうか。。。。

業界のボス的な人たちだったのではないのでしょうか

・銀座で接待、ゴルフで接待
・出入り業者には厳しく、無理な要求
・組織の総会や会合などの行事では「天皇」のような振る舞い
・いわゆる名士然とした業界の重鎮

そういうようなお方を想像してしまいました。


「中小企業のため」のような言動を繰り返しながら、
「裸の王様」のようになっていらっしゃる方がいらっしゃるのも事実です。

中には真面目な方もいらっしゃるのでしょうが、
「真面目がアダ」になってしまう人も時々いらっしゃいます。

こんなに大金なのに、聞く耳を持たず、組織だった運用・運営も行っていない。
という姿もあるものです。

しかも、その立場に安住 (おそらく長くその職についていらっしゃるのかもしれません)

もし、国会の場でお話されていた方々が、こういう人たちだったとしたら、
運用をお願いされていた基金メンバーの方々は何と言えばいいのでしょうか。。。。。


組織というものは、そんな風に運営されていることも、ままあるかもしれませんが。。。。