昨日(2012.5.16)の日本経済新聞朝刊の記事

節電、2度目の夏

スーツ派 回帰

クールビズと使い分け

「ネクタイすると引き締まる」

という見出しが気になりました。


記事の中身はというと、

「節電の夏本番を前にスーツやジャケットの人気がじわりと回復している。」

「今年はきちっとした印象が出せる上着を買い足す消費者が増えているようだ。」

から始まり、スーツ派のご意見が載っています。


「きちんとした服装はお客さんの信頼を得られる。ネクタイをすると気が引き締まる。」(AOKIの客(34))

「ジャケットをかばんに入れて外出するビジネスマンが増えている」(AOKI)

・・・・仕事の場面によって軽装と使い分けている。

「今年はスーツやジャケットを着るスタイルが見直されている」(大手百貨店)

「衣類などにお金を回す人が増えて来たのではないか」(コナカ)

調査会社インテージが昨年実施したビジネスマン調査では、社外の人と会う服装として「スーツスタイル(ノーネクタイ含む)」をあげた人は45%と「半袖シャツ」(20%)を上回った。クールビズが広がる中でもスーツやジャケットの潜在的な需要はあったようだ。

と結んでいます。


さてさて、この記事はどう読めばいいのでしょうか?

辛口小生なら、バカヤロー! またかよ!

と怒鳴りつけたくなってしまいそうです。


節電は国家的なテーマです。

クールビズファッションを着こなすことを宣伝奨励するのが新聞・マスコミではないでしょうか!


小生のように顔に品がないタイプは、やはりネクタイ姿が必要かもしれませんが、

1.「ネクタイすると引き締まる」というのは、「たばこを吸うと落ち着く」的な一方的な意見です。

2.スーツを着る人は、

①「暑い」または「熱い」と言わない。
②「暑苦しい」言動を行わない。
③クーラーの節電を心がける。

ということが徹底されるなら許してあげましょう。 「どうぞご自由に。。。。。」と


3.スーツをカバンに入れて持ち歩く人は、

①シワになったスーツを人前で着ない。
②ポケットに入れていたものが、「落ちた。無くなった。」と騒がない。
③スーツを入れるための大きなバッグを持ち歩かない。

ということが守られるなら許してあげましょう。「どうぞご自由に。。。。。」と


4.スーツやジャケットなどの上着を着る人は、

①胸元がだらしないチンピラファッションにならないこと。
②上着を着ることを自慢しないこと。
③他人に上着着用を求めないこと。
④涼しそうな色や柄を選ぶこと。

を条件に許してあげましょう。


日本の気候風土を考えたら、
そろそろ本格的な半袖開襟シャツファッシャンを定着させようではありませんか!