「移住」という言葉はすっかり定着したようですね。


各地方は「移住者」増に躍起になっていらっしゃる様子がよく伝えられています。



先日の「3.11」の報道番組で、ある町の町長さんは、「移住者が増えるといいですね」との質問に、

移住者はいらない。まず地元住民の生活が豊かになることを優先したい。住民の生活が豊かになると『移住者』は自然と増える。」

という趣旨のお話をなさっていました。


正論です。


古くから住んでいる住民生活の向上を後回しにして、「新住民」を優遇するというのはなんだか変な話です。


自分の子や孫がふるさとを後にして出ていき、「移住者」という新住民で補おうという算数だけではなんだかおかしくありませんか?


日本全国が総じて人口減少状態にあるなか、無理をすることもないでしょう。


少ない人口で豊かに暮らすことを考えてもいいのではないでしょうか!