いつのまにか、世の中はエコブームですね
エコカー、エコ家電等々と。。。。。
エコというのはecologyという言葉から来ているのでしょうか。。。。
最近まで言われていた、省エネという言葉はどこに行ったのでしょうか

昨日、わがオフィスでは、ちょっと面白いことがありました
急に暑くなったので、「クーラーをつけよう!」と女性陣が騒いでいました
先日、経費削減をしようと社内ルールが決まったばかりなのに、クーラー使用にはルールがありません

家庭でも、クーラーを使うと電気代が上がり
自動車も、クーラーを使うと燃費が悪くなりますね

暑いからクーラーもいいのかも知れませんが、やはり、まだ四月です
仕事や作業の能率が悪くなるからというもっともらしい理由もありますが
暑いからクーラーでは芸も知恵も工夫もありません
窓を開ければ、この時期ならまだ涼しい風も入り込んできます
安物の家庭用扇風機でもあれば十分涼しい季節です

以前、ある支店で、お客様から注意されたことがあります
「この店はクーラーが効きすぎる
①入ってきた瞬間にめがねが曇った
②女性の行員さんは皆さん長袖を着ている
③不景気なこの時期贅沢だ そんな無駄使いをするのなら金利をまけて欲しい」
と。。。。。
ごもっともなご指摘です

女性の行員に長袖のことを聞いてみたら、「実は腕の毛深いのが嫌だ!」ということらしいのです
しかし、いわゆる仕事のできるタイプの女子行員は、半袖で仕事をやっています

外回りの仕事をしていると
①寒いオフィスの中
②外に出た瞬間は暑い
③クーラーきかせた車
④車を降りたら炎天下
⑤お取引先はクーラー

寒い暑いのサンドイッチ状態で、体調を損ねることも時折あります

小生は若い頃の「肉離れ」がクーラーに当たると痛んできます
冬の寒さと違い、クーラーの冷えは身体に応えます

エコもいいけれど、まず哲学が欲しいですね
①省エネは永遠
②車に乗る機会が少ない方は、省エネカーを選ぶより先に、車に乗らないことを考える
 (車に乗る機会が少ない人が、省エネカーを選ぶのは少しこっけいな時もあります)
③省エネを追求するのなら軽自動車をどうぞ
④省エネも頻繁に使えば多エネになってしまいますね

ふと
「体温力」(PHP新書 石原結實著)という本を読んでほしいなと思ってしまいました
省エネには「体のことも考えよう!」という哲学が欲しいですね

先日まで、資源がないとかレアメタルの調達が難しいといわれた時期もありました
電気製品だって「不必要に持たない」という考え方が必要です
景気対策は別のことでやってみませんか。。。。。