小生のような昔人間は、子供のころ
①テレビを見ながら食事をしない
②「買い食い」をしない
③道路を歩きながら食べ物を食べない
などと厳しくしつけられたものでした。

日本全体が質実剛健というのか、融通が利かないというのか、
「なぜ?」と聞かれてもよくわからないのですが、とにかく「そういうことはだらしない」と思われていたようです。

昨今はいかがなものでしょうか?
マクドナルドの出現以来(?)、食べながら飲みながら道を歩くということの抵抗感はなくなりました。



さてさてスマートフォンです。
なんでも、2011年のヒット商品第一位に選ばれたらしいのです。

それほどたいしたものなのでしょうか。。。。。
どうも商業主義に毒された典型的なもののような気もします。

小生のように毎日満員電車で通勤していると、本当にその存在そのものにイライラしてしまいます。
(似たようなことは以前にも書きましたが。。。)

小生の身長は170センチ半ば。まぁ普通と言えば普通の背丈ですが、携帯やスマートフォンを使っていらっしゃる方の画面が丸見えなのです。

身動きの取れない電車の中だけに、好奇心も手伝って覗き見てしまいます。
忙しそうに指先で画面をめくり、そしてその画面を拡大したり縮小したり。。。。。
皆さんもう夢中です。
そんなに「有意義な情報もあるもんだ」と感心してしまいます。

遠目に画面を見ていると、
①ツイッター
②フェースブック
③ショップの画面
④電車の乗り換え案内
⑤メールの画面
⑥ゲーム
等々です。

まぁ、通勤しながらやらなくてもよさそうな雰囲気です。

こういう人というのは、2丁拳銃ならぬ2丁使いです。
おそらく、携帯電話(またはスマートフォン)が二つか、音楽用のiPodです。

音漏れも、突っ立ったままで動かないことも、カバンを床に置いて足元の邪魔になることも
一切お構いなしです。

小さな画面を集中して見ていて、目とか頭が痛くなったりしないのかと他人事ながら心配してしまいます。

なお、1年ほど前に、ある保険会社が「携帯電話で保険の申し込みをする」ビジネスモデルを考えつきましたが、その実情は芳しくないようです。

「WEBで買い物」というのもそれなりにライフスタイルの一つになりましたが、「電車の中でまでやるなよ!」と言いたくなってしまいます。


今、自転車の走行方法についてルールの強化が叫ばれています。
携帯電話を使いながら自転車に乗る人が多いこともその一因らしいようです。

「電車の中で使ってなにが悪い」と反論されそうですが、やっぱり「なんだかなぁ!」です。
昔のような通勤風景が恋しいものです。

近い将来「携帯専用車両」というのができるかもしれません。

「ながら」のどこが悪いのかよくわかりませんが、何となく「マナーが悪い」と思うのは小生だけでしょうか。。。。#59140;


ところで、「仕事にすごく役に立っている」という方がいらっしゃったら、聞いたり見たりしてみたいものです。
パソコンでやったほうがいいことを、なんであんなちっちゃなもので辛気臭くやっているのかどうもよくわかりません。