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「困っていること」はなんですか。。。。。。? (売込みばかりのビジネスの見直し) [無駄の効用かやっぱり無駄か]

先日のことです 地方のお取引先の社長と東京でお会いしました
「上京しているから会いたい」との電話です

上京の際には、よく声をかけていただくのですが。。。。

業績も順調そうでなによりでした
ただ、話していくうちに、彼が理事長をされている組合のことで相談のようなボヤキを頂きました

組合の理事会などで、
「こんなにいい組合なのだから、みんなで何かをしよう!」
と提案したところ

事務局長からは、「うちの組合はなにもしないのがいいところなんです」と前向きな話にならないそうです

確かにこの組合は、
①資金もある
②組合員の数も多く、かつ、異業種
③有力企業も多い
のです

ただ、核となるビジネスもなく、共同事業もなく、情報交換と出資金の運用が事業の中心です

確かに熱血漢の理事長から見れば、
①何もしないのはもったいない
②これだけの組合だから、何か事業をやりたい
という気持ちもよくわかります

ただ、メンバーのみなさんも自社の経営で手一杯のようでもあります


一応、小生なりにアドバイスを差し上げました
①「何かをやろう!」という余計なプラスアルファは小休止すること
②「何か困っていることはないか?」とみなさんに問うてみたらどうか
③その課題の解決を、組合を通じてできるのなら、それを事業化していったらいかがか

と。。。。。

彼はさっそく手帳にメモされたようです


みなさんは、こんな時、どんなアドバイスをなさいますか?

ただ、みなさんのビジネスを見渡してみた時
①何かしませんか!
②こんなことしてみませんか!
と言う風に、
売込みばかりの「小さな親切大きなお世話」になっていないでしょうか・・・・・・

売上が今一つ物足りない場合
販売トークを
「なにか困っていることはありませんか?」
に切り替えてみませんか
誘導するのではなく、「お困りになっていることを何でもいいから3つ挙げてください」
と聞いてみてはいかがでしょう

なかなかニーズを聞き出せなかった相手の攻略法への意外なヒントに繋がるかもしれません

会社の中の会議でも「みんなの困っていることは何か?」タイムを作ってみたらどうでしょうか?
ひょっとしたら、意外なところで、仕事の合理化や効率化が生まれるかもしれません



政治の世界でも同様です
各政党とも、マニフェストで
「あれをやりましょう これをやりましょう」というのは簡単ですが、
国民の皆さんが本当に困っていることから優先順位をつけてやっていただきたい

などと小生は思います




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