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「小池都知事批判」が減り「国の無策」批判が増えて来た [新型コロナ]

いろいろとマスコミが面白おかしく伝えた「新型コロナ」対応。

東京に住んでいるものがマスコミの報道ぶりを見ると「なぜこんなに小池都知事の批判ばかりしているのか?」と不思議でなりません。


たとえば、

1.「お盆の帰省問題」

結果から見れば、東京の方の多くが自粛。
空気を読んで大人の対応をしただけのこと。

例年なら、この時期は、
●成田、羽田空港の出国ロビーが映し出され「海外」にバカンスに行く人たちのうれしそうな笑顔が映し出されていました。あの人たちは今年はどうしているのでしょう。

●「お嫁さんがご主人の実家に行きたくない」的なお悩み相談が数多く寄せられたはずが、今年はこの話は「封印」状態。


2.「東京の問題」と「東京由来」

東京に住んでいるとこれほどまでに不思議な言葉はありません。

しかも国の官房長官や隣県の知事の言葉です。
パンデミックは国を挙げて取り組むべきもの、マスコミを含めて「地方自治体が。。」を追求した結果全国にコロナが蔓延したと言っても否定できないはず。


3.「西村大臣」と「赤羽大臣」と「加藤大臣」がおどおどしている

若手の大臣なのに発言ぶりは不安そうで「決められない」的な顔がのぞいています。
コロナ対応の直接の担当セクションの大臣なのに不思議です。

菅官房長官の横柄な発言ぶりと合わせればなんとなく伝わってくるものがあります。


4.GoToトラベル と療養向けホテル問題

菅官房長官は「療養向けホテルが足りないのは東京都の問題」とおっしゃっていました。

もしあなたがホテルの経営者ならどういうスタンスになりますか?

GoToトラベルにそなえて準備をする
・休ませている従業員の雇用につながる
・リピーターが獲得できる

「療養向けホテル」に提供する
・従業員の雇用につながらない
・リピーターが期待できない
・風評被害が生じる

さぁ、どちらでしょうか?
あの菅発言の稚拙さは許せないものがあります。


5.アベノマスクのデザインを問う人がいない

アベノマスクの最大の失敗は「デザインが悪かった」こと。
せめてデザインが良ければ人気が出たはず。
あのデザインをまさか安倍総理が決めたとは思えない。
多額の税金の無駄遣いなのに誰も責任の所在を明らかにしない。


6.10万円の効果・結果を問う人がいない

現金給付の10万円が出た頃を境に感染者が増えている感じもします。
●そもそも生活に困窮していた人たちの大変さが伝わってこない。
・10万円では足りないはず
●国会議員の皆さんんももらわれたのか素朴に知りたい


7.観光政策・インバウンド政策が張りぼてだった

●おそらく「観光」業者の皆さんは儲かっていなかったのでしょう。
・だからコロナ禍は「観光」業者に大きな影響を及ぼしている
●「〇〇ステーキ」に代表されるように、売上ばかり求めた店舗展開をしていただけ。だから利益が追い付いていなかったという経営問題が露呈した。


8.「経済を回す」という政府の経済対策は何?

●コロナが蔓延し始めた当初、「感染ストップが最大の経済対策」と叫んだエコノミストはかなり多かったはず。
・今ではそんなことを言う人は誰もいない。「感染が収束すれば経済は回る」というのは当たり前のことなのに。
●ひょっとしたら「株価」で経済を見ているのか?
・それなら経済対策は何も必要ない
予備費はなぜ使われないのか?
・まさしく「今でしょ」のはずですが。


9.政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会がワークしていない

●全国をひとくくりにした指標がワークするとも思えないし、そもそもわかりにくい。
・東京都のモニタリング会議のデータや結論のほうがよくわかる。
・いわゆる「大本営発表」がどこまで信頼されているのかも不思議。
・せめて日本全国をいくつかのパターンに分け対応策をパターンごとに組み立てる必要がある。
●マスコミも含め、もうあまり相手にされていないのではあいのか?そこで出た話が「コロナ対応」にどう活かされているのかさっぱり伝わってこない。
●長い人生の中で「国の無策」という言葉を初めて今回は実感した人も多いはず。


10.マスコミはなぜ政府を批判しない

当初は小池都知事批判ばかりのワイドショーでした。
ここにきてずいぶんと小池都知事批判は減ったようです。

まるで小池都知事批判を忘れたかのような今日この頃ですが、
それでもストレートに政府の批判をする番組はないようです。

ワクチンも治療薬も確固としたものがない以上、国を挙げて取り組むのが最良の姿でしょう。
マスコミを中心に
・「特措法は知事に権限が下ろされている」
・「地域ごとに事情が違うので知事に任せるべき」
などと当初から言われてきましたが、「社長かと思ったら中間管理職だった」という発言でもよくわかるように当初の立ち位置が間違っていたということも言えます。


「地域で事情が違う」という言葉ほどいい加減な言葉はありません
なんとなくそれらしく聞こえますが、行政対応はそれほど違っていません

微妙になじむように微修正をすればいいレベルです。

地方・地域にこだわる割には具体的に何をしたのか伝わってきません。
あの県で起きたことはこちらの県でも起きることだったりします。


やはり、放送法の監督官庁である総務相、特に総務大臣経験者である菅官房長官には忖度していると言われても致し方ないような放送ぶりです。

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