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中国で起きた「2歳の女児のひき逃げ事故」の話 (日本ではどうだろう。。。。。) [通勤電車の光景]

昨日(2011年10月19日)のことでした。NHKの夜9時の「ニュースウオッチ9」で採りあげた「中国の商店街での女児ひき逃げ事故」の話は衝撃的でした。


その事故は、中国広東省のとある商店街で起きたのです。
ニュースの映像は、ちっちゃな女児が市場のような狭い商店街の道路の真ん中を歩いているシーンから始まりました。

そこへ車が。。。。。
彼女は車にはねられたのです。
車は止まることもなく行ってしまい、お店の前に横たわったままです。

彼女の傍ら50センチほどのところを、通行人・自転車が何人も通り過ぎるのです。
親子連れの姿もありました。
その誰もが、この女児を助けようとしないだけでなく、それどころか足元を見ようともしません。
明らかに視線が女児のほうを向いていない人もいます。

そうこうするうち、トラックがやってきて、この女児をまた轢いて行ってしまったのです。
この間の通行人の数18人。漸く19人目に通りかかった女性が彼女を介抱し、病院へ運ばれたようです。


防犯カメラが撮影した映像らしいのですが、NHKのニュースはこの映像を採り上げたのです。


さすがに中国のネットでも批判が噴出しているようですが。。。。。
「見て見ぬふり」と。。。。。


NHKのキャスターも、「中国だけの問題なのだろうか。。。。。」的な感想を漏らしておられたようです。



ところ変わり、小生が体験した先日の日本の通勤電車での出来事です。

満員電車の中で、杖を突いた男性が立っていらっしゃいました。
目の前の座席に座っていらっしゃる方々は、居眠りや携帯に夢中で「見て見ぬふり」です。
男性の方もあきらめていらっしゃった様子です。

乗り換えた地下鉄では、お腹のぷっくらと膨らんだ女性が立っていらっしゃいました。
少し空いてきたので、彼女に声をかけてみました。
「マタニティマークをお付けにならないのですか?」と

彼女は、このマークのことにはご関心がなさそうでした。

「次の駅で降りるのでいいですよ」と。。。。。


なんだかなぁ!です。

見ず知らずのおっさんから声をかけられた驚きもあったのでしょう。
戸惑われたのは当然かもしれません。

かっこよく「マタニティマークだ」とか「思いやりゾーンだ」とかと呼んでいる人たちが腹立たしくなってきました。

「こういうのってどうでもいいことなのかもしれない!」と錯覚を起こしてしまいます。


最近の東京では、遠隔地を結ぶ私鉄と地下鉄の直通運転が増えてきました。
朝早く自宅を出て、電車の中で眠りたいのもよくわかります。
でも、「見て見ぬふり」っぽいのです。

乗り換えのホームでは、乗車の列に立ったまま朝食らしいおにぎりを食べているサラリーマンもいます。
もはや、お化粧だけではないのです。朝食もホームで済ます人が出現しました。

スマートフォンが増えたせいでしょうか?
乗降客がいても見向きもしない人が増えてきました。
邪魔な客です。

冒頭の「女児のひき逃げ事件」は、「中国だから。。。。」ということではないのかもしれません。








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