「単純かつ軽率なミス」「収支報告書などの凡ミスみたいなものがないよう」と気軽に言うな！

ひょっとしたら、２０１４年は「政治とカネ」元年になるかもしれません。

若手で女性である「ホープ小渕経産大臣」が辞任されたことで、いつになくいわゆる「政治資金」について脚光を浴び始めました。


与党の関係者は「収支報告書などの凡ミスみたいなものがないよう」と言い
野党の関係者は「単純かつ軽率なミス」とお話しされているようです。


今回の「おカネ話」はこんな風に軽く扱っていいものでしょうか。。。。。

「昔から。。。。」とか「このくらいのことで。。。。」という議論もあるにはあるでしょうが、
今回は、「おカネの入り」ではなく「おカネの出」の問題であることに特徴があるらしいのです。

「政治課題がたくさんある中で、もういい加減にしてほしい」

とおっしゃる方は、おそらくいつの時代もそうおっしゃるはずです。
今の日本を見る限り、「今日が明日にならない」ような緊迫した政治課題はない！ような気がします。


今、少し膿（うみ）が出始めました。
この機会にきちんと治療・手術をしたらいかがでしょう。
いや「やるべき」です。

「外国と比べて。。。。」どうのこうのと国際比較をなさる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここは日本方式で解決することが、まず必要です。
国際比較をしだすと、選挙制度まで議論しなければいけなくなります。

私のように「一円でもお金が合わないと処分」の対象になる職場にいたものから見れば、そんなに軽い話には見えません。
「原因究明」に始まり、「再発防止策の立案と徹底」も当然求められます。

昨日のラジオでは、あるコメンテーターが「議員歳費を減らすといい」的な話をされていました。
逆に「増やす」という考え方もあるかもしれません。
おそらく論点は別のところにあるでしょう。

こういう人たちに「税金」や「年金」や「生活保護」や「国債」などの話をしてほしくないと思いませんか！
「おカネ」を触る人たちに、「それぐらい」という言葉はありません。

兵庫県議だった野々村氏の政治的功績はこんなに大きかったのです。