「年賀状」の棚卸し [一人合点の「いい加減な話」]
今日は立春。
「年賀状を出さなくちゃ」と焦っていた頃から、もう一か月以上が経ちました。
ところで、最近ようやく手を付けたことがあります。
その一つが「年賀状の棚卸し」です。
年賀状の棚卸しには、二つのアプローチがあります。
一つは、「出すのをやめる」また「出す数を減らす」こと
一つは、「もらった年賀状を捨てる」こと
です。
「出すこと」については、
「来年から年賀状は失礼する」というような趣旨の言葉を書いていらっしゃる方がいらっしゃいますが、
それもやはり勇気がいります。
私の場合は、
「私の訃報に関心がありそうな人」を意識しながら、「年賀状を出すくらいの元気はありますよ!」連絡のつもりで出すことにしました。
いただいた年賀状に「元気ですか?」と添え書きしてあるものがとても多いことも偶然ではないような気がします。
おかげで、年々出す数を減らすことができています。
「捨てること」については、ようやく重い腰を上げることにしました。
数年前には、スキャナーでパソコンに取り込むこともやってみましたが、
①やはり作業がたいへん
②残したところで家族は関心がないだろう
ということに気づいたのです。
そこで、過去2年分のものだけ残して思い切って捨てることにしました。
〇「日展」に入選なさった芸術家
〇丁寧な「貼り絵」を毎年送ってくれる友人
〇添え書きがたくさんで読むたびに人柄がしのばれる方
等々、少し逡巡しながらも思い切ってシュレッダーへ。。。。。
私はあて名書きは「手書き」することのにしていますので、いわゆる「住所録」も作っていません。
アイウエオ順に並べた年賀状が「活きた住所録」なのです。
みなさんはどうなさっているのでしょう。
かつて部下と持っているネクタイの数を比べたことがあります。
整理のいい部下は「5本しか持っていない」とか。
彼によれば、汚れたり古くなればすぐ捨てるとも。
その時の私のネクタイの本数は約100本。
年賀状の数も「推して知るべし」なのです。
思い入れや思い出はたくさんありますが、名実(?)ともに、そろそろ「冷たいヤツ」として生きていこうと決意したのです。
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