「政府の指示」に従うか「小池都知事の要請」に従うか [少し政治的な話を。。。。]
コロナ感染が日本でも報じられるようになってからと言うもの、「政府方針」と「小池都知事」の取り組みぶりの開きを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
マスコミはと言えば、ほんの最近まで「小池都知事」のやることなすことを批判していましたが、このところ一部の番組では「政府を批判」が優勢になりつつあるようです。
おそらく、
●様子がわかってきた
●さすがに政府の対応では混乱を重ねるだけ
●「特措法は地方自治体の長に権限を委ねている」といった手前、なかなか実状との乖離を受け入れがたかった
~国会の再開を強く論じるマスコミはありません。「不偏不党」精神なのでしょうか?
●放送法上の免許賢者である国を批判するのはまずいという判断もあった
●安倍政権の終わりが見えて来た
●西村担当相、加藤厚労相、赤羽国交相のおどおどしたような歯切れの悪い発言に対し、菅官房長官の断定的な話が空回りしているという違和感をごまかせなくなった
●GoToトラベルがスタートして以降、沖縄の感染者が急増し「東京の問題」とは言えなくなった
●コロナで遠出の取材もできず、机上の議論に頼る東京に多いマスコ人にも、地方の実情が伝わり始めた
●タレント、芸人あるいは芸能事務所との関係が深いマスコミは、コロナ被害の大きいタレント業界救済のためできの悪いコメンテーターを使い続けなければいけないという事情もある
※時の「政府批判」をする出演者は即番組から外されていくという業界の事情もあるようです
●「大阪」「愛知」「福岡」「神奈川」「埼玉」なども「東京の問題」とは笑っていられなくなった
●都民の多くは「政府方針」よりも「古家都知事の要請」に従っているというか「大人の対応をしている」様子がうかがえる
ことなどがあるのでしょうか。。。。
私はこのところ朝から晩までテレビやラジオのニュース番組、ワイドショーなどを見る機会がずいぶん増えていますが、
あの「小池都知事批判急先鋒」であった「ひるおび」(TBS系)ですら「政府批判」の色彩を強めつつあります。
特にこの「ひるおび」(TBS系)の特徴は、
(番組HP)
http://www.tbs.co.jp/hiru-obi/
●小池都知事批判ありきで番組のストーリーが決まっている
●東京都のホームページすら見ず小池都知事の記者会見ぶりを切り取った情緒的な批判の繰り返し
●大阪びいきなるも大阪の実情は伝えない
●進行役の恵俊彰の煽りがひどい
等の番組作りが特徴的です。
同じTBS系の「ゴゴスマ」は、名古屋のCBCの制作のためか伝え方が相応に冷静です。
(番組HP)
http://hicbc.com/tv/gogosmile/
●東京都のホームページをよく見て分析した報道ぶり
●煽り屋的出演者が少ない
という番組作りで好感が持てます。
民放各局の番組つくりの狙いがどこにあるのかよくわかりませんが、
●我田引水的なポジショントークに偏る人
●「他番組の受け売り」「昔の名声のようなものだけ」の人
がコメンテーターの中にはかなり目立ちます。
ラジオ番組でも、あまりにも「粗い」あるいは「この人には言われたくない」というタイプの人が好きかってな意見を論じておられます。
●そもそも日陰の存在である「ホストクラブ」や「キャバクラ」等の風俗産業を好意的に取り上げる
●あの石田純一さんをコメンテータと出演して意見を述べさせる番組もあります
●夜10時以降の飲食をまるで当然視するような扱い方には閉口してしまいます。「深夜の飲食は健康によくない」
「働き方改革というのに平日の夜遅くまで飲み食いしているのか」
「通勤がたいへんと言いながら夜ふかしばかりしている」
等々一般人から見れば不思議でおかしくないかいと思えることでも「おはようございます」が挨拶言葉の業界ならではかもしれません。
政府が発する指示もマスコミが伝える情報もこれほどまでに頼りなくなってしまいました。
菅官房長官の言う
●東京の問題
~今や全国の都会地の問題です。
●GoToトラベル
~夏はそもそも観光需要の高い時期であり、キャンペーンの時期の設定ミスとしか言いようがありません。
キャンペーンは不需要期に商売の平準化を図るために行うものなのです。
また、「インバウンド40万人を目標に走ってきたアベノミクスが開けた穴」や「JALに代表される航空業界、新幹線に代表されるJR、JTBに代表される旅行業界」(いわゆる3つのJ)をGoToトラベルで救済するためというのが見え見えです。
経営基盤の弱い観光業者、旅館・ホテル、飲食業などではコロナ対策費を賄うのも一苦労が見えてきます。
●ホテル療養施設不足問題
~東京だけではなく愛知、沖縄でも起きてしまいました。
菅官房長官は東京都の怠慢をなじっていらっしゃいましたが、GoToトラベル実施が4月には伝わっていたはずなので、ホテル側が「コロナを選ぶか」「GoToを選ぶか」は自明と言えば自明です。
「従業員の雇用につながらない」「リピーターが生まれない」「風評被害の恐れがある」コロナをホテル側が選ぶはずがありません。唯一の救いは「GoToトラベル」が東京除外になったことです。
これというのも総選挙を意識した「一票欲しさ」の問答無用的な菅官房長官の断定発言の結果です。
※安倍総理を批判なさる方も多いようですが、内閣官房を牛耳っているのは菅官房長官ですから。
このところNHKが恒例の「太平洋戦争の記録番組」を放映していますが、コロナとの戦いと見比べてみると面白いなと思うことがあります。
●マスコミは国家の危機には政府の味方
「撤退」を「転進」と伝えた大手マスコミと今のコロナ禍の報道ぶりはよく似ています。
「おかしくないかい」と思ってしまいます。
このままでは、「大きな課題にはマスコミの情報では信用できない」「SNSのほうが本音が伝わって来る」ということになってしまいます。
●外国のことは好意的に日本のことは否定的に伝えたがるマスコミ
先日のNHKでは、「なぜアメリカは原子爆弾の製造・投下を急いだのか」という話をしていました。
今まで知らなかったのですが、当時原子爆弾の開発が一番進んでいたのはヒトラーのいるドイツで、そのドイツを封じ込めるためには「ドイツに先んじてアメリカが原子爆弾を作るしかない」という考えが根底にあったのだとか。
ドイツから亡命したユダヤ人科学者やノーベル賞を受賞した科学者を総動員して開発した様子をうまく番組にしていました。
裏側にある事情を踏まえながら外国のことを見比べると意外なこともわかってくるものです。
日本の政府は「コロナ対策」のために学者を総動員するほどまでに深刻に考えていらっしゃるのでしょうか?
まだ、「コロナ」は終わったわけでもありませんし、いつ終わるのかもわかりませんが途中経過ということで見ると不思議に思うこともあることです。
「働き方改革」「東京一極集中」「人手不足」「後継者不足」と言われたアベノミクスの失敗を包み隠すかのような政府の無策ぶりにみえてしまいます。
アベノミクスの特徴である、
●株は堅調
●金融緩和は不変
という部分は多くの国民の暮らしを支えてはくれていません。
●「インバウンド」と「サービス業偏重」のアベノミクスは効果がはげ落ちたように見えます。
即効性と見栄えが高い分、コロナのような構造部を揺るがす経済阻害要因にはとても弱いということが露見してしまいました。
高度成長から続く日本の豊かな国民の暮らしは構造部分がしっかりしていたのです。
マスコミはと言えば、ほんの最近まで「小池都知事」のやることなすことを批判していましたが、このところ一部の番組では「政府を批判」が優勢になりつつあるようです。
おそらく、
●様子がわかってきた
●さすがに政府の対応では混乱を重ねるだけ
●「特措法は地方自治体の長に権限を委ねている」といった手前、なかなか実状との乖離を受け入れがたかった
~国会の再開を強く論じるマスコミはありません。「不偏不党」精神なのでしょうか?
●放送法上の免許賢者である国を批判するのはまずいという判断もあった
●安倍政権の終わりが見えて来た
●西村担当相、加藤厚労相、赤羽国交相のおどおどしたような歯切れの悪い発言に対し、菅官房長官の断定的な話が空回りしているという違和感をごまかせなくなった
●GoToトラベルがスタートして以降、沖縄の感染者が急増し「東京の問題」とは言えなくなった
●コロナで遠出の取材もできず、机上の議論に頼る東京に多いマスコ人にも、地方の実情が伝わり始めた
●タレント、芸人あるいは芸能事務所との関係が深いマスコミは、コロナ被害の大きいタレント業界救済のためできの悪いコメンテーターを使い続けなければいけないという事情もある
※時の「政府批判」をする出演者は即番組から外されていくという業界の事情もあるようです
●「大阪」「愛知」「福岡」「神奈川」「埼玉」なども「東京の問題」とは笑っていられなくなった
●都民の多くは「政府方針」よりも「古家都知事の要請」に従っているというか「大人の対応をしている」様子がうかがえる
ことなどがあるのでしょうか。。。。
私はこのところ朝から晩までテレビやラジオのニュース番組、ワイドショーなどを見る機会がずいぶん増えていますが、
あの「小池都知事批判急先鋒」であった「ひるおび」(TBS系)ですら「政府批判」の色彩を強めつつあります。
特にこの「ひるおび」(TBS系)の特徴は、
(番組HP)
http://www.tbs.co.jp/hiru-obi/
●小池都知事批判ありきで番組のストーリーが決まっている
●東京都のホームページすら見ず小池都知事の記者会見ぶりを切り取った情緒的な批判の繰り返し
●大阪びいきなるも大阪の実情は伝えない
●進行役の恵俊彰の煽りがひどい
等の番組作りが特徴的です。
同じTBS系の「ゴゴスマ」は、名古屋のCBCの制作のためか伝え方が相応に冷静です。
(番組HP)
http://hicbc.com/tv/gogosmile/
●東京都のホームページをよく見て分析した報道ぶり
●煽り屋的出演者が少ない
という番組作りで好感が持てます。
民放各局の番組つくりの狙いがどこにあるのかよくわかりませんが、
●我田引水的なポジショントークに偏る人
●「他番組の受け売り」「昔の名声のようなものだけ」の人
がコメンテーターの中にはかなり目立ちます。
ラジオ番組でも、あまりにも「粗い」あるいは「この人には言われたくない」というタイプの人が好きかってな意見を論じておられます。
●そもそも日陰の存在である「ホストクラブ」や「キャバクラ」等の風俗産業を好意的に取り上げる
●あの石田純一さんをコメンテータと出演して意見を述べさせる番組もあります
●夜10時以降の飲食をまるで当然視するような扱い方には閉口してしまいます。「深夜の飲食は健康によくない」
「働き方改革というのに平日の夜遅くまで飲み食いしているのか」
「通勤がたいへんと言いながら夜ふかしばかりしている」
等々一般人から見れば不思議でおかしくないかいと思えることでも「おはようございます」が挨拶言葉の業界ならではかもしれません。
政府が発する指示もマスコミが伝える情報もこれほどまでに頼りなくなってしまいました。
菅官房長官の言う
●東京の問題
~今や全国の都会地の問題です。
●GoToトラベル
~夏はそもそも観光需要の高い時期であり、キャンペーンの時期の設定ミスとしか言いようがありません。
キャンペーンは不需要期に商売の平準化を図るために行うものなのです。
また、「インバウンド40万人を目標に走ってきたアベノミクスが開けた穴」や「JALに代表される航空業界、新幹線に代表されるJR、JTBに代表される旅行業界」(いわゆる3つのJ)をGoToトラベルで救済するためというのが見え見えです。
経営基盤の弱い観光業者、旅館・ホテル、飲食業などではコロナ対策費を賄うのも一苦労が見えてきます。
●ホテル療養施設不足問題
~東京だけではなく愛知、沖縄でも起きてしまいました。
菅官房長官は東京都の怠慢をなじっていらっしゃいましたが、GoToトラベル実施が4月には伝わっていたはずなので、ホテル側が「コロナを選ぶか」「GoToを選ぶか」は自明と言えば自明です。
「従業員の雇用につながらない」「リピーターが生まれない」「風評被害の恐れがある」コロナをホテル側が選ぶはずがありません。唯一の救いは「GoToトラベル」が東京除外になったことです。
これというのも総選挙を意識した「一票欲しさ」の問答無用的な菅官房長官の断定発言の結果です。
※安倍総理を批判なさる方も多いようですが、内閣官房を牛耳っているのは菅官房長官ですから。
このところNHKが恒例の「太平洋戦争の記録番組」を放映していますが、コロナとの戦いと見比べてみると面白いなと思うことがあります。
●マスコミは国家の危機には政府の味方
「撤退」を「転進」と伝えた大手マスコミと今のコロナ禍の報道ぶりはよく似ています。
「おかしくないかい」と思ってしまいます。
このままでは、「大きな課題にはマスコミの情報では信用できない」「SNSのほうが本音が伝わって来る」ということになってしまいます。
●外国のことは好意的に日本のことは否定的に伝えたがるマスコミ
先日のNHKでは、「なぜアメリカは原子爆弾の製造・投下を急いだのか」という話をしていました。
今まで知らなかったのですが、当時原子爆弾の開発が一番進んでいたのはヒトラーのいるドイツで、そのドイツを封じ込めるためには「ドイツに先んじてアメリカが原子爆弾を作るしかない」という考えが根底にあったのだとか。
ドイツから亡命したユダヤ人科学者やノーベル賞を受賞した科学者を総動員して開発した様子をうまく番組にしていました。
裏側にある事情を踏まえながら外国のことを見比べると意外なこともわかってくるものです。
日本の政府は「コロナ対策」のために学者を総動員するほどまでに深刻に考えていらっしゃるのでしょうか?
まだ、「コロナ」は終わったわけでもありませんし、いつ終わるのかもわかりませんが途中経過ということで見ると不思議に思うこともあることです。
「働き方改革」「東京一極集中」「人手不足」「後継者不足」と言われたアベノミクスの失敗を包み隠すかのような政府の無策ぶりにみえてしまいます。
アベノミクスの特徴である、
●株は堅調
●金融緩和は不変
という部分は多くの国民の暮らしを支えてはくれていません。
●「インバウンド」と「サービス業偏重」のアベノミクスは効果がはげ落ちたように見えます。
即効性と見栄えが高い分、コロナのような構造部を揺るがす経済阻害要因にはとても弱いということが露見してしまいました。
高度成長から続く日本の豊かな国民の暮らしは構造部分がしっかりしていたのです。
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