「旬の食べ物」の話題も欲しい [どう受け止めたらいいのか]
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。
涼しくなりました。
ふと頭に浮かんだのは「梨が食べたい」ということ。
コロナで塞ぎこんでいても季節は着実に移ろっているようです。
この4連休のテレビのニュース番組を見ていると「各地の人出・賑わい」の様子が映し出されています。
コロナ前よりも多い人出のところもあるようです。
インバウンドがいないことを考えれば賞味の日本人観光客はさぞかし多かったのでしょう。
勢いマスコミも人出の多さを映したくなる気持ちもよくわかります。
しかし寂しいのは「秋の味覚」の話がとても少ないこと。
シャインマスカットを使ったスイーツを取り上げている番組もいくつか見ました。
しかし、果物に代表される「秋の味覚」そのものを取り上げる番組がとても少ないようです。
旅行は行った人と行かなかった人とでは100と0の違いがありますが、「秋の味覚」の話題は「近所のスーパーで買ってみよう」といった具合に公平感がとても高いものがあります。
今年は春先から季節感なく一年が移ろっているような気がします。
めぼしい行事もなく、食材の話も自重気味でした。
「味覚の秋」というぐらいですからもっともっと食べ物素材の話題を見聞きしたいものです。
まさか今のマスコミ人はあるがままの姿よりも加工した姿のほうが季節感があるとでも言いたいのでしょうか?
Withコロナの時代だとは言っても情緒くらいは大切にしたいものです。
出かける余裕はなくても食べ物くらいは少し贅沢をしたいと思う秋の始まりです。
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