SSブログ

長すぎた「安倍政権」 [少し政治的な話を。。。。]

「記録には残るが記憶には残らない」と言う言葉があります。

歴代在位最長の内閣総理大臣となった安倍首相ですが、
・安倍政権がどんなことをやったのか?
・豊かな日本国民の生活を作ったのか?
と言う点についてはどうも「時代の流れ」くらいしか思いつきません。


1.アベノミクス

●為替政策
●金融政策
●株価制作
の組み合わせで景気がいいを作ってきたような気がします。
その成果については日本企業の競争力や稼ぐ力を語る人がいないので今一つよくわかりません。


2.外交政策

とにかくトランプ大統領に寄り添うことだったような気がします。
長い目でみたときにどういう効果があるのでしょう?
アメリカとの距離感が縮まったのかどうかはよくわかりません。
日本の国際競争力が落ちてしまえばそれなりのお付き合いになりそうです。


3.憲法改正

私は「憲法改正」ありきの議論はあまり好きではありません。
日本国民の豊かさを維持・向上するために必要なら憲法改正もありうるということだろうと思っています。


4.観光政策

インバウンドを中心とした観光政策ですが、優先順位の高いものだったのでしょうか?
このエネルギーを国際社会に打って出る産業に費やしていたらまた何か変わっていたかもしれません。
コロナでよくわかったのは「観光は立ち上げも衰退も簡単」と言うこと。
「GoToトラベル」の様子を見ても、本来なら退出すべき企業も多くぶら下がっているようです。


5.森友、加計、桜など

いつの時代にも政治家のやることには利益誘導策はつきものです。
おそらく過去にもいろいろあったでしょう。
ただ「森友、加計、桜」の特徴的なことは「お友だち」的なことに不透明な税金が使われすぎていること。


6.国民生活の向上

おそらく見た目上の国民の暮らし向きはずいぶんよくなったでしょう。
しかしそれは「政治」の力と言うよりは「世の流れ」「技術進歩」と言う側面が強いようです。

※菅政権が「国民のために働く」と言う言葉がピンと来ないのも「国民のため」が具体的でないところに起因します。



なんだかこんなことしか思い浮かびません。
新型コロナの感染の広がりで「残るもの」と「残らないもの」はどのように区分されるのでしょう。


新しい菅政権が発足して幾日か経ちましたが、いまひとつワクワクしません。
「国民の暮らし向きの向上」と言う言葉が具体的でないからです。


デジタル庁発足の準備をする平井大臣がニュース番組でインタビューされている様子を見ていても、
●現状は?
●将来は?
と言う具体的な絵が見えません。


専門用語を使うことでかっこよく見える部分はありますが、何となく「デジタル庁」設置法を作るだけで終わらなければいいけどと思ってしまいました。


こんなことを考えていたら、
●政権与党の自民党はどんな日本を目指しているのか?
●立憲民主党をはじめとする野党はどういう日本にしたいのか?
そんなことも伝わってきません。


マスコミ貴族の忖度報道だけではそろそろ物足りなくなってきました。

先ほど「女優の竹内結子さんが自殺」と言うニュース速報が流れてきました。
暮らし向きはわからないけど何があったのでしょう。。。。。合掌









nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント