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「少子化支援」と言うお金のバラマキの不思議 [どう受け止めたらいいのか]

にわかに「少子化支援」「子育て支援」と言う政策が熱を帯びてきました。
「どうして今までここに力が入らなかったのか?」
と言う不思議はありますが、一歩前進と評価することにしましょう。

ただし、不思議なことも有ります。
①その対策がお金ですか?
時間をお金で買うには無理もあります
赤ちゃんの成長につれたタイムスケジュールも変わってくるはずです
子育て問題の時間の経過がわからないまま議論されています


1.男女共同参画の時代にまだまだ「ママのワンオペ育児」が前提の話ばかり

泉健太 立憲民主党代表 @izmkenta
1月30日
育休中のリスキリング。 それでも、育てた時間は良い思い出。この時間に勉強と両立は無理育児の真っ只中で、なんて、体力も、心の余裕も、時間も、ないのが普通です。 育休中に資格を、という風潮も辛い。 もっと「育児そのもの」を会社や社会が評価しませんか。「人を育てる」という行為こそ、かけがえのない経験を積んでいると思うのです。
と言うツイートでもよくわかります。
「育児は女性」のままです。
それならばそういう育児生活の中での課題を掘り上げないといけません。


2.女性が育児の最前線にいて男では代替えできないことがあるのもわかるが、しかし「赤ちゃんの成長に合わせた課題」の提言がよくわかりません。

蓮舫[黒ハート][黒ハート]RENHO〓 @renho_sha
1月30日
そうそう、夜中の授乳後に寝落ちしてしまい、すぐ目覚めて息してる?大丈夫?と何度も確認しました トイレに行くのもお風呂に入るのも最短にして双子の側に。 泣いてる理由がわからなくて、食べてくれない離乳食をどうしたらいいのか。 それでも、育てた時間は良い思い出。この時間に勉強と両立は無理


「育てた時間は良い思い出。この時間に勉強と両立は無理」
この蓮舫さんのツイートでもよくわかります。
男性では変わることができない「育児」の現場があります。
しかし、その具体的な方策が「お金配り」なのでしょうか?


蓮舫[黒ハート][黒ハート]RENHO〓 @renho_sha
1月28日
産まれた双子の育児に追われニュースや新聞や本を読む暇すらない日々のなかで「このままだと置いていかれる、職場復帰できない」との焦燥感で涙することもありました。 その時間を学び直しに?


蓮舫[黒ハート][黒ハート]RENHO〓 @renho_sha
1月29日
3時間おきの授乳(双子だと1.5時間おきも)、グズリ泣き止まない理由がわからない、抱っこ止めると泣くからママも泣く。お散歩、お風呂。トイレトレーニングに離乳食、一時も目が離せないのが育児だよ、と誰か岸田総理に教えてくれ。 育休は学び直しの時間じゃないよ、と。育児の現実、両立の不安を知らない答弁を止める人が岸田総理の周辺にいないの?



赤ちゃんは
夜泣きもします
大人のスケジュールに沿った食事と言うわけでもありません
そこはとてもよくわかります。

したがって、
①ママの夜と昼が時間が逆転したり、睡眠時間が不足したり
②赤ちゃんの時間に合わすようなママの時間ができてしまったり(昼間眠い)
と言った問題も生まれているのは多くの男性も理解しているでしょう。


「育休」時期は
どんなことがあり
どこに課題があり
どう解決しなければいけないのか

①そんなにたいへんなのか?
②どこがどのようにたいへんなのか?
③代替できるとしたらどんなことがあるのか?
政治家の皆さんの発言なら「情緒的なコト」ばかりではなく「政治的に何ができるのか?」と言う提案も欲しくなってしまいます。

例えば、
子育て支援制度(ベビーシッタを雇う環境整備)
子育て支援施設(親子で通える「子育ての場」づくり)
「託児所」「学童」等のさらなる充実
単線型ではない「複線型」の教育制度作り
等々、お金には代えられない「子育て支援」策はあるはずです。


教育費が不安なのではなくこんな「教育まみれの人生がいいのか?」と言う素朴な疑問が子供を持つことに不安になっていることもあるはずです。
複線型の教育制度」等制度の変更を考えないのか?

はっきり言うと、大学出た紳士淑女の都合のいい議論は飽きました。
「みんなが大学に行く」と言う仕組みがおかしいのです。



私が「子育てママ」の皆さんと話した限りでは
子育て中に(子育てのペースがつかめたら)
パソコンの習熟
簿記の知識
英会話
「宅建」知識
等々、次のステップに役立つ勉強やトレーニングをしたいという人は多いようです。


空き家(留守宅)などを借り上げた場所の提供やネット利用などの方策もあるでしょう。

要は「観念的な頭の議論ではなく、今を生きる人たちの子育ての現場の課題解決の議論」が必要なのです。
あんたは都道府県や市町村や国からお金がもらえたから生まれてきたんだよ」 と親から言われたらなんか寂しいでしょう。 「パパとママの宝物なんだよ」 と言われたいと思いませんか。

さらには
「子育て」の大変さを伝えるテレビ番組で不思議なのは、
たまにはオフィスや現場で取材させてもらったらいかがと言うこと。
公園とか街角で「行き当たりばったりの取材」でいいのかと思います
給付金では解決できない課題はたくさんあるはずです。


今の「少子化化支援」「子育て支援」の議論の課題は「人の心がない」「お金配りで解決しようとしている」ことです。

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