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銀行に入りにくい理由(わけ)。。。。(銀行のお店はデパートとも違うのです) [銀行(員)と付き合う法]

皆様の企業に出入りする銀行員とお話されていてお気づきになることの一つに、
「店に帰ってから連絡します」
「支店に来てください」
等々、自分の会社のことをお客様との間では「店」とか「支店」とか呼ぶことが多いようです

かつて、大銀行は金融のデパートと呼ばれました
そのお店(店舗)は
①いろいろな品物(商品)を取り扱っている
②店舗に入りにくい
③店舗に出入りする時は何か特別な感じがする
(ご来店の時の洋服も何か余所行きに着替えていらしゃる方も多かったです)
④店員の気位が高い
等々の特徴があったのではないかと思います

デパートのお店と銀行の店舗がなんとなく違うのは
デパートなら、お金を持って買いに行けば、実は誰にでも売ってくれることです

銀行の店舗では
預金をする時には、本人確認があり

借入をする時には
①決算書を見せてください
②納税の状況を教えてください
③定款を見せてください
④商業登記簿謄本を見せてください
⑤銀行の取引状況を教えてください
等々、借入をするまでに(あるいは断られるまでに)、書類のやりとりがあります

こういうことが銀行に入りにくいとみなさんがお思いになる事情なのかもしれません

初めて銀行にお入りになる方はご存じないのかもしれませんが、
①人づてに「そういうところだよ」 とか
②なんか入りにくそうだ とか
③担保とか保証人とかめんどくさいことが多そうだ とか
イメージさせてしまう独特のものがあります

当然のことではありますが、銀行がどんなにCS(顧客満足)に力を入れても、
御用向きのない方には、つまり銀行の自動ドアを通り抜けたことのない方には、何かしら敷居の高い場所に見えてしまいそうです

特に、お借入を初めてなさる方にはそういう印象が強いかもしれません
お借入のお話をなさるときには、銀行員も警戒してしまうのも事実です

お借入のお話をスムーズに始める方法の一つとして

①定期預金の継続取引からはいること
…すでに過去記事でご説明しました

②販売先や仕入れ先などに銀行を紹介してもらうこと
・・・「ものの流れ」と「お金の流れ」がよく見えてきますので銀行から見れば理解がしやすいのです
※ただし、その企業に信用力がない場合は、逆効果の時もあります

③業界団体や工場団地や同業者の組合事務局を通じて紹介してもらうこと
・・・日頃の企業風景をご存じなケースが多いからです

④顧問の税理士さんや公認会計士さんにご紹介してもらう
・・・国家資格のきちんとした方がベターです 単なる「コンサルタント」と言うようなタイプの方はあまりお勧めしません

などが挙げられます

ただ、
①ビジネスの流れに関係のない方のご紹介は警戒されてしまうこともあります
②銀行は「紹介手数料」などはお支払いいたしません ご紹介者の方から「紹介料」を要求されるような時は絶対にご紹介を頂かない方が得策です
ので念のため申し添えておきます
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